12月6日、
薬がないと繰り返し言い続けたり、先生の前でもキレたり、
しまいにはびちゃびちゃの傘を持ち、長靴をはきながら
…という、ヤバめな状態だったあーちゃん。
それでもこの1日さえ乗り切れば翌日は認知症の先生の診察の日。
あーちゃんの不穏と気分の波、そしてそれによるのだろう、一層の記憶力の低下を認知症の先生に相談して対応したいと藁にもすがる思いだった。
あーちゃんは約束を覚えていられないし、約束の場所と時間だけを言っても家を出る時間を逆算出来ないので、
「●●時●●分起床
●●時●●分家を出る
●●時●●分××前で▲と待ち合わせ」
と紙に大きく書いて渡している。
同時にスケジュール帳にも書いてあげている。
もちろん、口頭でも何度も言い聞かせる。
12月6日の病院の日も、
(あーちゃんは認知症の病院を足=パーキンソン症状の病院だと思っているのでそう呼んでいる)
と言って待ち合わせの紙を渡し、一緒に何度も何度も確認をした。
しかし夜、ワフウフがごはんを食べているとあーちゃんから携帯に電話があった。
あーちゃんは安心したように電話を切った。
しかし、その二時間後。
ワフウフがお風呂に入っていると、固定電話が鳴っている音が何度も聞こえた。
あーちゃんかも、と急いでお風呂を出て見てみると、スマホにあーちゃんからの着信が5回。固定電話も何度も鳴っていたし…。
すぐにスマホからあーちゃんに折り返し電話をしたが、あーちゃん電話に出られない。プツ、と切ってしまう。
その後すぐに固定電話が鳴ったので受話器に飛びついたが、受話器を持ち上げると同時に電話が切れてしまう。
え、何、かかってきた電話に出られないだけじゃなくて、自分がかけた電話まで切っちゃうようになっちゃったの!?
ワフウフから何度電話をかけても切られ、するとすかさず電話がかかってくるのだが出ると切られ…。
これ、20回は繰り返した。
しかし遂に、あーちゃんが電話に出られた。
そして、あーちゃんが言ったことは…
…いいの、いいのよ、明日が病院だと覚えていてくれただけでもまだマシよね…。
マシ…なのよね…?
にほんブログ村









