2017年3月、
あーちゃんからの1本の電話から事は始まった。
実家で父と暮らしている母のお金に関しては、どこにいくらぐらいあるのかを
姉・なあにゃんとわたし・ワフウフも把握している。
そして、なあにゃんとワフウフで預かっているものも一部ある。
あーちゃんは貸金庫にまとまった現金を持っていたはずだ。
それが全然ないと言う。
そして、お金が必要だから、ワフウフが預かっているものからお金をおろしたいと言うのだ。
あーちゃんのお金をおろすのは構わない。
だけど、なぜ貸金庫の現金がなくなってしまったのかわからない。
貸金庫に入れるのは本人だけなのに。
「貸金庫にお金がない」「どうしてないのかわからない」と繰り返すあーちゃんに、
ワフウフが「〇〇に××があるでしょ、××に△△があるでしょ」
とひとつずつ預金やお金のある場所を確認していると、
突然あーちゃんが、
と、言い出した。
それは、それまでなあにゃんもワフウフも把握していなかったお金で、
しかも、貸金庫に入っていたお金と金額が近い・・・。
しかし、本人は何度確認しても貸金庫には行っていない、現金を動かしていない、と言う。
その日はとりあえずワフウフが預かっていたあーちゃんの預金からお金をおろして渡して、
あーちゃんは満足したようだが、
どう考えても本人が貸金庫からお金を家に持って行ったとしか思えず、
それをまったく覚えていないのだとしたらあまりにもおかしいのではないかと不安でいっぱいになった。



