こんにちはー!

 

最近、仕事とプライベート(家の購入)と研究で、24時間心が休まるときがないるなべるです泣き笑い

 

仕事は、今、「るなべる手術強化月間」ですごい数当たっているんです。いま所属している病院は変わったシステムで、もちろん通年手術は当たるんですが、各々の「教育期間」があって、広汎子宮全摘術やロボット手術などの特殊な手術はレジデントに順番に「集中して」当てるシステムなんです。

そして、開腹手術とロボット手術の強化月間はそれぞれ、別稼働にもかかわらず、なぜか私だけ同時にその強化期間がやってきて、毎週のように手術してます。

 

もちろん手術の腕を磨きたいというのも、今の病院に来た理由の1つなので、嬉しいけど、嬉しいけど、嬉しいけど、けど、なんで通年じゃだめなの笑い泣き

そしておそらく8月くらいに強化月間終了してしまう予定。

またそこから干される可能性あり。笑

なんやねんそれ。

でも毎週のようにリンパ節郭清とかしてるから、なんか手術自体はうまくなった気がする。笑

上の先生にも「動きが洗練されてきたね」と言ってもらえるようになりました。手術時間や出血量は昔より格段に短くになりました。

 

そして念願のロボット手術は始めたばかりだけど、まだ少し時間はかかりますが、合併症を起こさず、安全にやれています。おもしろいんですよ、ロボット手術。

昔はあんなに興味なかったのに。

自分がロボット手術をやらせてもらえる日がくるなんて、ほんと驚きだわ~爆  笑

このブログを書き始めた頃の私が聞いたら、驚くだろうな~

ロボットはこれからどんどん普及していくでしょうね。

前にも書いたけど、ロボット手術って、別にロボットが手術してくれるわけじゃないんですよ。ロボットの「手を借りて」=人間がロボットを操作して、手術しているだけなので、やっぱり操作者の「技術」により、「上手」「下手」は出てきてしまうんです。

 

まぁでも私がおばあちゃんになる頃には、ロボットが手術してくれる未来も出てくるのかなぁ。。

ロボット手術を始めるにあたって、面白かったのは、執刀までの練習過程です。当たり前ですが、最初はうまく操作はできないので、いきなり人間に手術したら危険なわけです。

なので、ロボット手術には術者の資格が必要で、まぁ日本では大体Intuitive社の「DaVinci」というロボットが使用されているので、Intuitive社に行って講習受けたり、練習したりするんですよ。

そしてさらにその前段階として、Intuitive社の人が病院にきて、動かし方とか教えてくれます。で、大体の場合、病院でシミュレーターという練習ソフトを購入しているので、シミュレーターに本体をつないで、ゲーム感覚の練習を繰り返すんです。

色々なプログラムが組まれていて、そのゲームをこなすことによって、様々なロボットの動かし方が身につく、というシステム。

点数もでます。

いやぁ本当にうまくできているなぁと感心しました。

そのなかで、Intuitive社の人に最後の講習受けるまでに、必ず100点取れるようになってください、という練習ゲームがあるんですが、最初は本当に壊滅的でした・・・・

本当30点とか60点とかでしたけど、今はほぼコンスタントに100点とれます。人間ってちゃんと成長するんだなってびっくりしました。

 

なんていうか車の運転にとかに近いのかも。

私は子供のころテレビゲーム系は一切買い与えられなかったからわからないけど、そういうのに慣れている人ならもっと習得早いかも。

 

ロボット手術は助手がいるものの、操作のほとんどを術者一人で行います。術者が動かせるアームはカメラ以外に3つあり、3本の手を持っているようなことになるわけです。

ただ、私はまだ始めたばかりなので、念のため、ロボット本体を2台おいて、デュアルコンソールと言って、上の先生がいつでも介入できる(執刀を私から上級医に一瞬で変更できる)安全体制をとっています。

ロボットの責任者の先生方はそういう安全面にも気を配りながら指導してくれるので本当にありがたいです。

 

ロボット手術は腹腔鏡とは違いますが、腹腔鏡の技術をもった医師がやるほうが絶対にいいと思います(個人の意見ですが)。

ロボット自体の動かし方は、開腹手術の技術があればできるっちゃできるんですけど、場の作り方や、鉗子の取り回しなどは腹腔鏡にも通じるところがあり、私は腹腔鏡技術認定医をもっている人がロボット手術をするべきだと思っています。

 

昨年から婦人科ではロボット手術も技術認定制度が始まり、ロボットの技術認定医も出始めましたが、これは腹腔鏡の技術認定医をもっている人と持っていないひとで、申請に必要な課題が全然違います。

つまり学会自体が、腹腔鏡技術認定医を持っている、というだけで、ある程度、低侵襲手術で気を配るべき安全面や工夫の知識があることが担保されていることを、認めているわけです。

 

実際、前の病院では、腹腔鏡技術認定医を持たない上の先生が独占的にロボット手術をやってましたが、いつまでたっても大して上達してませんでした。

そもそもロボット手術に習熟したうまい先生がいなかったのでお手本がいないなかで、やっていたからでしょう。

 

そう思うとお手本って大事だなと思います。

今の病院にはお手本となる先生が多いですが、圧倒的技術を持った先生が2人いるので、その2人の技術を間近でみることはとても勉強になります。

 

まぁつまり結論としては、今の病院に来れて本当によかった、ということです。大変だけど楽しい毎日です照れ