盛岡食いしん爺日記
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初めての店はやや緊張。
それが楽しい。
ただ疲れている日は挑戦意欲、好奇心が消えてしまう。
でも、当たり前ですが元気な日はポジティブ。
いつも元気でいたいが歳を重ねてくると難しい。
珍しく昨日は10時間以上も眠れ、朝から元気だ。
紺屋町で軽い打合せが終わり、
中津川の上ノ橋の東の袂から近い長屋形式の「向半」さんの辺りへ。
1階は7、8軒のテナントが並び2階は住居だと思う。
その殆どがカフェやレストラン。
道路向かいにも喫茶店などがある。
どうしてこんなに店が集まったのだろうと気になっていた。
この角に入っている老舗の珈琲DANだけは何度も行っている。
そのほかはイタリアンの店に一度入っただけ。
特に、ここ2、3年でカフェ系が増えた。
近いうちにどこかの店に入ってみようと思っていた。
目にとまったのが「cafe&grocery nоok(ヌック)」。
中に入ると、素敵なオーナーが迎えてくれる。
テイクアウトも窓際のテーブルに座ってもいいと言う。
二人用の可愛らしいテーブルと椅子が三席。
Take The "A" Train · Oscar Peterson
窓際の椅子に。
実は、打合せした方に話すと、同じ様に気になっていたそうだ。
十分すぎる睡眠のせいで元気だが、
初めて入る店は誰かと一緒だとなおのこと入りやすい。
カウンターでスイーツと飲み物を選ぶ。
オーナーが説明してくれる。
旦那さんが実家の農家を継いでいると言う。
Uターンの旦那さんと岩手に来たそうだ。
自家製の米を使い米粉のスイーツを作っている。
珈琲や焼き菓子などのほか、店の棚に色々な物が並ぶ。
珈琲を淹れている間に並んでいる物を見てみた。
おや、見覚えのあるイラスト。
花巻の「花巻モダンチャイニーズ蓮」さんの辣油だ。
何度か訪れているモダンチャイニーズ蓮で買ったことがある。
魅力的な品々が並ぶ。
オーナーは、
地元の物で体に優しい物が好きらしい。
人が集い、出会いがあり、
繋がる事で化学反応が起き、それを地域の人々に楽しんでもらう。
そんな事を考えている様だ。
パンも並ぶ。
やはり人は人と繋がり暮らしが豊かになる。
そんな気がした。
米粉で作るスコーン。
優しい味で美味しい。
エスプレッソを割ったもの。
ソフトな苦味になっていて美味しい。
一緒の人は、米粉のケーキ。
シンプルながら米粉を感じて美味しいとニコリ。
カフェオレとよく合うとも言う。
ヌックとは、どういう意味だろうとスマホを持つ。
「隠れ家のように居心地がよく、こぢんまりとした小さな空間」
という意味で使われる。
なるほどと頷く二人。
オーナーがチラシを見せてくれた。
花巻市の鉛温泉辺りの山里の「kune(クウネ)」でのイベント。
聞いてはいたが、行ったことがなかった。
ここで開催される「岩手の食の作り手と繋がる朝市」。
ここが花巻に行く契機となり、
初めてクウネを訪れることになったのだ。
体に優しい作物の作り手、
人と人が繋がる場所を創る担い手。
そして色々なクリエイター。
どんどん人の輪は広がっていく。
ヌックの美味しい物は勿論、
オーナーの考えや人柄が自然に人を集めている。
そんな気がした。













