盛岡食いしん爺日記
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7月20日。
ようやく午前中はゆっくりできた。
岩手の高校野球もベスト4争い。
際どい勝負が続く。
バレーボールのネイションズリーグは素晴らしい男子の逆転劇。
バドミントンでは、ジャパンオープンで女子ダブルスの決勝の熱戦。
近頃、スポーツが熱い。
あまりワールドカップは見なかった。
午後になり、3時近くある人と軽い打合せ。
盛岡の上の橋の袂、中津川や岩手山を望む隠れ家的「敲太楼(こたろう)山荘」。
ここはハッシュドビーフとプリンなどのスイーツにワインで人気の店。
上ノ橋と下ノ橋に擬宝珠がある。
盛岡らしい景観の一つ。
上ノ橋の袂から30秒ほど。
When You're Smilin' (Hollywood Jazz Band)
急な階段。
手摺に何度か掴まった。
入った時、テーブル席が二つ空いていただけ。
<撮影は帰る頃に>
私達が座ると、空いていたのは、
ほぼ定員1名の窓際の席。
待合わせの人は、オリジナルのカッサータ。
イタリアのシチリア地方の伝統的なお菓子らしい。
クリームチーズをベースに散りばめられたドライフルーツやナッツ。
「アイスチーズケーキの様な感じ、美味しい~」
と感想を言う。
それにトウモロコシのゴールドラッシュという品種のポタージュスープ。
見るからに美味しそう。
生でも食べられるほど甘いそうだ。
「甘くて美味しい」
そうだろう、そうだろう。
そう言えば、ここ何年か岩木山の中腹で育まれる嶽キミ。
しばらく行っていない。
このキミ(トウモロコシ)は、標高400~500メートルの高原で育つ。
採れたての嶽キミの糖度はメロンにも負けないそうだ。
数年前は、8月のお盆過ぎに岩木山を目指した。
朝に収穫された嶽キミを買い、焼いた物と茹でたものを食べる。
収穫の頃に嶽キミロードと言われる高原の道路にテントが立ち並ぶ。
各農園のテントで収穫したばかりのキミのほかに、
焼きや茹でたキミを売っている。
いい香りに惹かれ車が停まり、人々が群がる感じなのだ。
高く積まれたキミはどんどん売れていく。
みんなたくさん買い車に積み込み、焼きか茹でを頬張る。
今年は、行ってみたい。
子供の頃、夏休みに茹でたキミをよく食べた。
紫色の物もあった気がする。
今の物ほど甘くなかったし、少し固めだった。
それでもガツガツ食べた。
両手で持って食べたり、
手で一列ごと剥がす様にしたり、
キミはあの頃のおやつだった。
私は、とても多くの種類の野菜で作ったジュース。
スイーツは冷たいカタラーナ。
カスタードの表面を焦がしたキャラメリゼがいい。
キミがおやつだった頃と比べ、
今は、贅沢で豪華で奇麗で美味しいスイーツを食べている。
子供の頃に出会ったなら、きっと物凄く感動し、
もっと食べたいと思ったに違いない。
敲太楼山荘のスタッフは笑顔を絶やさない。
近頃は、山登りのほかに野菜を育てている。
その日聞いたら、
以前は数種だったのに、何倍もの野菜を作っていた。
「帰りに見てってください」
と声をかけられた。
山形県や岩手で栽培される希少な大豆の秘伝豆を育てるそうだ。
味と香りが強い豆と聞いた。
秘伝豆を使い味噌などを作ってみたいと言う。
健康的な笑顔の彼の野菜作りはどこまで進化するのだろう。
なんだか、とても楽しみだ。
敲太楼山荘



















