盛岡食いしん爺日記

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北東北マガジン「ra kra(ラ・クラ)」という雑誌に

「mi cafe(ミ カフェ)」が載った。

毎年クリスマスの頃に店を閉じ、年を越し雪が消えた頃に始まる。

それが、今年は1月から店を開けた。

来年はどうなるかは分からないが、初めて雪景色のミカフェを楽しんだ。

 

初夏のミカフェを訪れた帰り道、

「四季が揃った」と思った。

そこで、ミカフェの四季を綴ってみた。

 

開店し19年。

mi cafeのmiは「実、味、身、美」と四つの意味が籠められている。

私はいつから訪れているか覚えていない。

ただ、りんご園の丘にピッタリとはまる可愛らしい建物と窓からの眺め。

そして、丁寧に心の籠った珈琲とりんごのトーストの味は心に刻まれている。

今では娘さんも店を手伝い、

息子さんの奥さんがパティシエでスイーツを作っている。

農業の生産から加工、

販売まで手掛ける農業の6次産業化のお手本。

しかも地域の文化、歴史、景観など地域資源も活用している。

 

ある年の9月から。

 

 

想えば訪れるのは、たいてい日が傾いてから。

 

 

 

 

 

 

 

 

空と丘に咲く花、トンボ達。

 

 

アロニアのサワードリンク。

オーナーのお嬢さんが説明してくれた。

アロニアを氷砂糖と酢につけたものをサワーにしたそうだ。

渋味と酸味が強いアロニア。

きっと渋味を抑えて爽やかな酸味に仕上げたのだろう。

これでポリフェノール、バッチリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りんごの皮を使い、ちょっとした工夫が訪れた人を楽しませる。

 

 

ここ数年、スイーツも進化し続けている。

 

 

 

 

 

 

 

Que reste-t-il de nos amours? · Avalon Jazz Band

 

 

 

初めての1月。

積雪が多いと除雪が間に合わず、閉めることも。

 

 

 

 

晩秋から冬、早春は陽が短く、

奥羽山脈に沈む夕日を見ることができる。

これも季節限定の格別のご馳走。

 

 

 

 

 

 

 

 

暖炉で時間をかけて作るやきりんごは丸ごと。

初めて食べたが美味しかった。

 

 

りんごのパイも美味しい。

 

 

 

 

3月。

 

 

名残りの雪。

 

 

珈琲のミパフェ。

初めて食べた時、感激し、娘さんに向かって手を叩いた。

珈琲の粉まで振りかけられた大人のパフェ。

 

 

人気のアップルパイ。

りんごがたっぷり。

 

 

 

4月下旬。

りんごの花を見に行った。

梅も桜もほとんど一緒に咲いた北国の春。

りんごの花も早いと聞いた。

晴れ時々曇りの午後、丘を上った。

満開の八重桜の向こうにミカフェ。

 

 

りんごの花びらの先に蕾の頃の丸みが残る。

咲いたばかり、薄桃色で愛らしい。

 

 

ちょこちょこ動き回り、忙しそうなテントウ虫。

近頃、見かけない物がここにはある。

 

 

丸太の階段の足元にも春。

 

 

窓越しに見る向かいの丘も満開だ。

 

 

可愛いアルバムの様なメニューから、

「ソフトde みみみ」を選んだ。

「この畑で収穫した果実を使った三種類の手づくりジャム。

食べながら窓の外を見ると、丘を上る人、下りる人、

みんな足取りはゆっくり。

春を楽しんでいる。

 

 

ソフトと綺麗なジャムたち。

 

 

りんごのジャム。

 

 

ブラックベリー。

 

 

梅のジャム。

 

 

濃厚でミルキーなソフトクリームの爽やかな甘さ。

「もっと食べたくなりますね」

とオーナーに言ったら、

「ですよね、とても合うんです。」

 

このところ開花が早過ぎると思う。

オーナーは、これからの霜や冷気が心配だと話していた。

りんごも厳しい環境におかれているのだ。

 

 

初めて見るプルーンの花。

 

 

美味しそうな焼き菓子なども並ぶ。

息子さんの奥さんはパティシエとして挑戦を続けている。

 

 

 

 

その日の帰りがけ、「タラの芽」を見つけた。

オーナーが「うちの山で採れたものなんですよ。」

すぐ買った。

綺麗で上等な「タラの芽」だった。

やわらかい春の苦味、タラの芽の風味。

醤油がいらなかった。

 

 

 

 

 

今年の7月。

 

 

 

 

 

4種のソースで食べるフォカッチャ。

美味しい!

 

 

 

 

季節限定ブルーベリーのブランマンジェ。

ブルーベリーのブランマンジェは、

メニューにイラストで分かりやすく説明されている。

牛乳と生クリームで作るブランマンジェにライムゼリーと

ブルーキュラソーゼリー(ノンアルコール)。

さらにその上に松本りんご園で育まれたブルーベリー。

 

 

 

 

 

 

昨年の8月。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり夕暮れ時だった。

 

 

美味しそうなチーズケーキ。

添えられたブルベリーのジャムとミント。

 

 

「カシスのパフェ」

テーブルが一気に華やぐ。

 

 

カシスのジャムとソフトクリームの共演。

見ているだけで幸せになる。

小さく切ったチーズケーキも入っている。

 

 

底に敷かれた玄米フレーク。

サクサクの食感と丁度いい甘さでミルク感の強いソフト。

心ウキウキ、幸せを呼ぶパフェ。

これで600円に税。

「これは、お得すぎる~」とオーナーに言った。

「千葉さん、いくらまでだったら食べます。」

と聞かれ、「千円でも食べます」と答えた。

 

 

 

 

振り返って見ると、訪れる度にオーナーから、

りんごを育む大変さ、ブルベリーや花のことなど、

色々な話を聞くことが出来た。

四季を通じて来たくなる場所「ミカフェ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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