盛岡食いしん爺日記

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盛岡の官庁街にある岩手県庁の裏。

少し前まで岩手医大附属病院のメディカルセンターがあり、

今は建物だけが残っている。

あの頃は、何度も検査に通った。

予約して待ち時間はたいしたことはないが、

何か所も部屋を回り検査。

けっこう時間がかかるものだ。

終わると、結構疲れるもので、ひと息つきたくなる。

すぐ隣に「戸塚珈琲店」があった。

2021年の初夏に開店。

直利庵の野菜そばが始まった頃だった。

あの頃、オリンピックの卓球で水谷、伊藤ペアが快進撃。

コロナ騒動があり、

岩手医大付属病院が移転した後のメディカルセンターも

もう隣ではなくなった。

あの頃、病院の周りは多くの人が行き交っていたが、

賑わいは消え、人の往来も少なくなった。

そんな中でも、しっかり戸塚珈琲店は続いている。

 

 

 

 

 

The Girl From Ipanema (Garota De Ipanema) · Oscar Peterson Trio


 

戸塚珈琲店は珈琲の豆を並べるほかに小さなカフェがある。

窓から岩手県庁が見える。

もう一方の窓の外には旧岩手医大附属病院。

殆どの機能は盛岡の隣の町矢巾町に移転した。

店の目の前は有料駐車場。

空きを探しているとマスターが出てきて誘導してくれた。

 

 

 

 

 

いつもテーブルの片隅に花が飾られている。

 

 

漆黒ブレンドとキイチゴのジャムが添えられたガトーショコラ。

 

 

 

 

一昨年にある方が話していた。

「戸塚珈琲店って知ってます?」

「珈琲とチーズケーキがとても美味しいんです!」

行ってみてくださいと熱く語っていたので食べに訪れた。

チーズの風味が濃く濃厚だが、後味はスッキリ。

とても美味しいのだ。

 

 

 

ネルドリップで淹れる漆黒ブレンドは苦味の次に酸味と甘味が湧いてくる。

飲んだ後も喉にいい感じの余韻が残る味わい深い珈琲だ。

大きめのカップにたっぷりも嬉しい。

 

 

メニューには、

「戸塚珈琲店」は手回しの焙煎。

深煎りなので、苦味やコクが中心となる豆が多く、

「初めの香り」「中味」「飲み終わる頃の余韻」と、

豆の個性を活かした表現を目指していると書いてあった。

 

他のお客さん達が片隅に置いてあったゲイシャの話題で盛り上がっていた。

そうか、ゲイシャもあるのか。

ゲイシャと言っても色々あるが、どこの農園の物だろう。

この珈琲の名前を聞くと雫石のAURORACOFFEEROASTERSが浮かぶ。

そろそろ行ってみようかな。

女性達は、友人のリビングで話す様に楽しそうだ。

珈琲のほかに美味しいスイーツを前にして

マスター夫婦も含めてますます盛り上がっている。

周辺の往来が淋しくなっても賑やかだ。

途中で豆を買いに来た人もいた。

 

一息入れて立ち上がった。

会計をしていると、

「前にうちの犬を撮ってくれた方ですよね」

「あっ、はい、そうです」

「実は、もう一匹増えたんです」

「え~」

 

マスター夫婦は、

店の傍に停めてある車から、

ワンちゃんを抱っこして見せてくれた。

マスターは新しいワンちゃんで、奥さんは前からのワンちゃん。

 

 

 

以前写真を撮ったワンちゃんは物静かで穏やかな表情。

 

 

 

 

新しいワンちゃんと縁戚関係があるそうだ。

凛として賢そうだ。

それぞれ個性がはっきりしている。

とても愛おしいと思った。

 

 

ついつい何枚も載せたくなる。

 

 

前に来た時のことを覚えていてくれた事も嬉しいが、

素敵な新しい出会いがあり、ほっこりした午後になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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