こんにちは

犬の管理栄養士です。

 

 

熊本の大きな地震のニュースに心が痛みます。

被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。

 

これ以上被害が広がりませんように、不安な時間を過ごしている方々に少しでも安心が届きますように。

一日も早い復旧を祈っています。

 

 

 

==============

 

 

 

連日のこの酷暑、本当に堪えますね。 

「暑すぎてキッチンで火を使いたくない!」と思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?

 

夏場の手作りごはん、ハードルが高く感じがちですが、実はこの時期こそ「水分補給も一緒にできる手作りごはんの強み」が本領を発揮するときなんです。

 

今回は、私が実践している「火を使わず、毎日の手間はほぼゼロ!でも栄養満点」な、究極に楽ちんな夏の手作りごはん術をご紹介します。

 

本当に簡単すぎて申し訳ないくらいですよ(笑)。

 

 

 

毎日の調理時間「ほぼゼロ」にする秘密

「毎日一から作っているの?」と聞かれることもありますが、そんなことはありません。

私の基本スタイルは、「作り置きストック」×「人間用からの取り分け」です。

ベースとなる白米やメインのタンパク質をまとめて仕込んでおき、日々の野菜は家族のごはんから「味付け前にちょこっと取り分ける」だけ。

 

毎食の作業といえば、水に浸す、混ぜる、その日のトッピングを考える……これだけです。

「でも、一気にまとめて仕込むのって大変じゃない?」と思われるかもしれないので、私がやっている超・効率的な小分け&冷凍テクニックをお伝えしますね。

 

効率バツグン!私の「まとめ仕込み術」

1. 白米は一気に炊いて冷凍

家族があまり白米を食べないご家庭や、我が家のように自分用と分ける場合は、愛犬用にまとめて炊いてしまうのが一番楽です。

私は一度に6合ドカンと炊いて、100gずつラップに包んで冷凍庫へ。

これだけで一気に主食のストックが完成します。

6合のお米で約100gずつラップすると24個くらいはストック出来ます。

2. 概念が変わる~自家製「超しっとり鶏胸ハム」は一気に38食分!

犬にとって大切なタンパク質源。実は、低温でゆっくり火を入れることでタンパク質の変性を防ぎ、栄養価を損なわずに驚くほどしっとりと仕上がります。

 

1枚約480gの鶏ムネ肉なら、50g換算でなんと約38食分まとめて作れます。

 

【究極のしっとり鶏ハムの作り方】

  • 温度と時間: 60℃〜63℃をキープして1時間10分〜20分。

  • 準備: 大きなジップロックに鶏ムネ肉が重ならないように4枚入れ、しっかりと空気を抜きます。

  • 大きな鍋にお水2.5~3ℓを入れ、湯温計で60度になったら投入します。
    この時温度が下がりやすいのでジップロックのジッパーの部分を鍋から出して、挟むように蓋をしっかりします。

  • 手順: 蓋をした鍋で、途中湯温計で確認しながらジップロックをひっくり返します。(※湯温計は必需品です!60〜63℃をしっかりキープしたいので、ぜひご購入をおすすめします)

  • 火通りの確認: 1時間10分ほどで一旦取り出し、一番大きなムネ肉をカット。すべて薄いピンク色になって火が通っていたら火を止めます。
    (※出来上がり直後にピンク色の水分が出ることがありますが、問題ありません)

  • 仕上げ: 火を止めたらそのまま蓋をして30分ほど放置し、余熱でじっくりと馴染ませます。

これ、一口食べると「鶏ムネ肉=パサパサで美味しくない」という今までの概念が一気にひっくり返るくらい、しっとり美味しく仕上がります。

 人間用には、ワサビ醤油をつけるだけで思わず「うんまぁ〜!」となるレベルです(あ、話が逸れましたが)。

それくらい美味しく、栄養もたっぷり残る最高のハムが完成します。

 

【解凍を爆速にする保存テク】 

 

出来上がった鶏胸ハムは、5mmほどの薄切りにしてジップロックに隙間なく平らに並べて冷凍します。

こうして「薄い板状」にしておくと、冷凍時間が短く、使いたい時にすぐ解凍できて本当に便利ですよ。

3. 夏野菜のストックは「調理法」と「薄型冷凍」がカギ

今の時期はスープの食材に困りませんよね!オクラ、ゴーヤ、キュウリ、パプリカなど、愛犬が食べられる夏野菜がたくさん出回り、しかも安くて美味しい季節です。

 

どの野菜もお好みの大きさにカットしたら、まず水に晒してアクを抜いてから使用します。

その後は茹でていくのですが、野菜によって少し工夫をしています。

  • 根菜類(ニンジン、大根など): 水から茹でます。

  • ビタミンを多く残したい野菜(パプリカ、ブロッコリーなど): 加熱によるビタミンの損失を防ぐため、サッと湯通し程度に。

  • トマト: 煮込むと抗酸化作用のある「リコピン」が増えるのでじっくり煮込んでもOK!逆にビタミンCなどを多く残したいならサッと火を通すのがおすすめです。

【小分け保存のテクニック】

大鍋で作ったトマトベースのスープ(トマト、ズッキーニ、茄子、ブロッコリー、大豆)などを味付け前に取り分けたら、保存します。

  • ジップロックの場合: たっぷりのスープごとお野菜を入れ、しっかり空気を抜いて「平らに寝かせて」冷凍。

  • シリコン製氷皿の場合: 大きめのシリコン製氷皿で凍らせてから、大きなジップロックに移し替えます。ジップロックの節約にもなって一石二鳥です!

どちらも薄く・小さく冷凍できるので、毎日の解凍時間がほとんどかかりません。

 

スープはお魚ベースのスープも便利

 

頭と内臓を取り除き、蒸したカレイやタラなどの白身魚、旬の時期にはサンマもいいですね。

魚は骨があるので、私は一旦魚だけ蒸して、蒸し上がったらしっかり確認しながら骨を外し蒸した汁ごとお鍋に移しお野菜を入れスープを作ります。

 

(*腎臓疾患などで食事制限があるこの場合は、蒸した時に出た汁は捨てます。)

 

こうしてストックをたくさん作り置きしたら、あとは毎日ラクスルだけです!

他の野菜やお肉をローテーションさせながら、楽して楽しく手作りしてくださいね。

 

 

 

手作りごはんレシピ

・白米

・取り分け野菜(ニンジン、トマト、ズッキーニ、ナス、マイタケ、大豆)

・もぐもぐ

・鶏ハム

・EPA・DHAオイル

 

 

鶏胸ハムをのせて

 

最後にサッと混ぜてアマニオイルを垂らして、栄養と水分たっぷりごはんの完成!

 

お腹がいっぱいになってヘソ天で爆睡するテトちゃん。

可愛い💕

 

手作りごはんに欠かせない『もぐもぐ』はコチラから

 

毎日の手作りごはんが少しでも楽に、簡単に作れる助けになったら嬉しいです。

 皆様の愛犬が、この夏も元気に健康で過ごせますように…。