こんにちは
犬の管理栄養士です。

 

 

サラダにスライスすると独特な香りが食欲をそそるセロリ。
その香りの正体は精油です。

 

精油と聞くとアーユルベーダなどでオイルに混ぜてマッサージしたり、その香りを吸い込むことで体をリラックスさせるイメージがありますが、セロリにも同じように香りの成分が含まれています。

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この記事では、セロリに含まれる精油の正体と効能、犬に与える際の健康メリットについてご紹介します。

 

 

目次~~~~~~~~~~

 

 セロリの栄養素
 セロリに含まれる精油成分
 セロリの精油成分がもたらす犬へのメリット
 調理の際の注意点
 摂取時の注意点
 まとめ

 

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セロリの栄養素

セロリにはビタミンK、ビタミンC、カリウム、食物繊維が豊富な野菜です。


ビタミンKは骨の健康に関与し、シニア犬の骨格維持
ビタミンCは抗酸化作用で免疫をサポート
カリウムはナトリウムの排出を助け、体の水分バランスを整える
食物繊維は腸内環境を整え、便通改善に役立つ

 

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セロリに含まれる精油成分

アピイン(Apigenin-7-O-apiosylglucoside)
アピインはフラボノイドの一種で、セロリ特有の香りや風味の一因です。

 

作用・特徴
・抗酸化作用で細胞の酸化ストレスを防ぎます。
・抗炎症作用で炎症を和らげる働きがあります。
・鎮静作用で神経を落ち着かせ、不安や緊張を緩和します。
・血管保護作用で血流改善や高血圧予防に関与します。

 

犬への可能性
少量摂取で精神的な安定やシニア期の炎症性疾患の予防に役立つ可能性があります。

 

リモネン(Limonene)
リモネンは柑橘類に多く含まれるモノテルペンで、セロリにも少量含まれ、爽やかな香りを生みます。

 

作用・特徴
・消化促進作用で胃液分泌を助け消化をサポートします。
・抗菌作用で一部の菌やカビを抑制します。
・リラックス効果があり嗅覚を通して神経を落ち着かせます。
・抗酸化作用で体内の酸化を防ぎます。

 

犬への可能性
消化サポートや香りによるリラックス効果が期待されます。
 

セロリの精油成分がもたらす犬へのメリット

セロリはビタミン、ミネラル、食物繊維に加えて、精油成分アピインやリモネンを含み、犬の健康にもさまざまなメリットがあります。


香りの刺激で食欲を高め、リラックス効果や抗酸化・抗炎症作用でシニア犬の体をサポートし、胃腸の調子も整えます。

 

調理の際の注意点

下処理
・セロリは全体的に繊維質なスジで覆われているため、ピーラーなどでサッと皮を剥いて使用します。
・繊維を断ち切るため、薄めのスライスが良いでしょう。

 

加熱
・ビタミンCは熱や水に弱いですが、ビタミンKや食物繊維は加熱しても安定しており、繊維が柔らかくなることで犬が消化しやすくなります。


・精油成分のアピイン・リモネンも香り成分は揮発性があるため、加熱で一部が飛んでしまいますが、完全に失われるわけではなく蒸す・軽く加熱する程度なら残りやすいです。

 

食べる時の注意点

精油成分は香りが強いため、犬によって好みが分かれます。
細かく刻むか加熱して香りを和らげると食べやすくなります。
過剰摂取は消化不良や下痢の原因になるため、食べ過ぎには注意です。

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まとめ

昔、喘息だった母が東洋医学に詳しい方に勧められて、毎日のようにセロリを食べていたことを思い出します。

そのうち畑で育てるようになり、私も子どもの頃から頻繁にセロリを食べていたことを覚えています。

 

ちなみにセロリを畑に植えると、ものすごく大きな株になり、まるでバラ50本分の花束くらいの大きさになります。育ててみたい方はぜひ試してみてください。

 

 

今日ご紹介した内容が愛犬と家族の毎日の食事作りの参考になり、手作りごはんを作る楽しさにつながれば嬉しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。