愛犬(ペット)ロス…
それは最愛の子を失ったその時から
心に大きな穴がぽっかりと開いたような…
そんな思いに襲われます
その大きな穴から冷たい風が
ビュービューと吹き抜けるような
つねに心を痛めつけてくるような感覚
その苦しみは癒えることなく
引いては寄せる波のように
寂しさや悔しさが繰り返し襲っては
また少し楽になる
そんな感情の波を繰り返す愛犬ロス
当たり前の日常から愛犬の姿が消えてしまう
朝目覚めても
もう小さな足音が聞こえない
ごはんの支度をしても
足元でじっと待っている姿はなく
散歩道を歩いても
横を歩く姿はありません
何をしていても
嬉しそうに後をついてくることも
じっと顔を見つめてくることもない
その静けさが何よりもつらく
胸を締めつけます
どんなに時が過ぎても
あの日の光景は心に焼き付いたまま
苦しかった日々が浮かぶほど
もっとできたのではないか…
という思いが押し寄せ
何度も胸をえぐり
愛おしかった時間さえも
思い出すと涙で濡れてしまいます
頭では「十分に愛した」「精一杯尽くした」と
分かっていても心は納得できず
感情は整然と片付けられないまま
もがき、苦しみの中で立ち止まり
泣き、また少しだけ歩き出すことを繰り返す…
まさに出口の見えない
暗闇のようなものなのだと思います
私が後悔で押し潰されそうになっていた心に
苦しみの中で知ったこの詩を
当時、何度も繰り返し読みました
愛犬ロスを見つめなおすきっかけを
与えてくれた詩です
ご存知の方も多いと思いますが
読んでみて下さいね
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「虹の橋」と「雨降り地区」
作者不詳
天国のほんの少し手前に
「虹の橋」と呼ばれるところがあります
この地上にいる誰かと愛しあっていた動物は
死ぬとそこへ行くのです
そこには草地や丘があり
彼らはみんなで走り回って遊ぶのです
食べ物も水もたっぷりあって
お日さまはふりそそぎ
みんな暖かくて幸せなのです
病気だった子も年老いていた子も
みんな元気を取り戻し
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も
元のからだを取り戻すのです…
まるで過ぎた日の夢のように
みんな幸せで満ち足りているけれど
ひとつだけ不満があるのです
それは自分にとっての特別な誰かさん
残してきてしまった誰かさんが
ここにいない寂しさのこと…
動物たちはみんな一緒に走り回って遊んでいます
でも、ある日その中の1匹が突然立ち止まり
遠くを見つめます
その瞳はきらきら輝き
からだは喜びに震えはじめます
突然その子はみんなから離れ
緑の草の上を走りはじめます
速く…それは速く、飛ぶように…
あなたを見つけたのです
あなたとあなたの友は
再会の喜びに固く抱きあいます
そしてもう二度と離れたりはしないのです
幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します
そしてあなたは信頼にあふれる友の瞳を
もう一度のぞき込むのです
あなたの人生から長い間失われていたけれど
その心からは一日も消えたことのなかったその瞳を
それからあなたたちは一緒に
「虹の橋」を渡っていくのです
けれど動物たちの中には様子の違う子もいます
打ちのめされ、飢え、苦しみ
誰にも愛されることのなかった子たちです
仲間たちが1匹また1匹と
それぞれの特別な誰かさんと再会し
橋を渡っていくのを
うらやましげに眺めているのです
この子たちには特別な誰かさんなどいないのです
地上にある間そんな人は現れなかったのです
でもある日彼らが遊んでいると
橋へと続く道の傍らに
誰かが立っているのに気づきます
その人はそこに繰り広げられる再会を
うらやましげに眺めているのです
生きている間彼は動物と
暮したことがありませんでした
そして彼は、打ちのめされ、飢え、苦しみ
誰にも愛されなかったのです
ぽつんとたたずむ彼に
愛されたことのない動物が近づいていきます
どうして彼はひとりぼっちなんだろうと不思議に思って…
そうして愛されたことのない者同士が近づくと
そこに奇跡が生まれるのです
そう彼らは一緒になるべくして生まれたのでした
地上では巡りあうことができなかった特別な誰かさんと
その愛する友として今ついにこの「虹の橋」のたもとで
ふたつの魂は出会い
苦痛も悲しみも消えて友は一緒になるのです
彼らは共に「虹の橋」を渡って行き
二度と別れることはないのです
こんな風に幸せと愛の奇跡に満ちている
「虹の橋」の入り口に
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります
そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り
動物達は寒さに震え
悲しみに打ちひしがれています
そう…
ここに降る雨は残して来てしまった誰かさん
特別な誰かさんの流す涙なのです
大抵の子は半年もしないうちに
暖かい日差しの中に駆け出して
仲間と戯れ遊び楽しく暮らす事ができます
ほんの少しの寂しさと
物足りなさを感じながらも…
でも、1年経っても2年経っても
ずっと「雨降り地区」から
出て行かない子達もいるのです
地上に残して来てしまった特別な誰かさんが
ずっと悲しんでいるので
とてもじゃないけれど
みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして
同じ悲しみに凍えているのです
死は全てを奪い去ってしまうものではありません
同じ時を過ごし同じ楽しみを分かち合い
愛し合った記憶はあなたの心から
永遠に消え去る事はないのです
地上にいる特別な誰かさん達の幸せと
愛に満ちた想い出こそが
「虹の橋」を創りあげているのです
ですからどうか
別れの悲しみにだけ囚われないでください
彼らはあなたを幸せにする為に
神様からつかわされたのです
そして
何よりも大事な事を伝えにやって来たのです
命の儚さと愛しさを
束の間の温もりに感じる慈悲の心の尊さを
その短い生涯の全てを以って教えてくれるのです
癒える事のない悲しみだけを
残しに来るのではありません
思い出してください
動物達が残して行ってくれた
形にも言葉にもできない様々な宝物を
それでも悲しくなったら
目を閉じてみてください
「虹の橋」にいる彼らの姿が見えるはずです
信じる心のその中に
必ずその場所はあるのですから…
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ずっと以前から知っていた
「虹の橋」の続き「雨降り地区」は
当時私の心にとても響いた内容でした
悲しみや苦しみでいっぱいの心を
否定するわけではなく
きっと同じ思いを経験したことがある
誰かが…そっと残してくれたこの詩
上手く言葉に出来ないけれど
少しでも心が軽くなって頂けたら幸いです
いつか大切なあの子に虹の橋で出会ったら
真っ直ぐ見つめる愛犬の瞳に
あの頃の笑顔でこたえられるように…
一番安心出来る愛犬の揺りかごでいられるように
今、辛い思いをしているあなたに送ります
*この記事は2019年に投稿した内容に
加筆・修正したものです。
*ペットという言葉は違和感があるので
私の中では愛犬ロスと表現しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
いつも感謝でいっぱいです。