キッチンエイドのスタンドミキサーの感想②”入れたらおまかせ”ではなく少し手間とコツも必要 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

前回はこちら↓




キッチンエイドのスタンドミキサーはボウルが大きいので、家庭用でもバターは最低100g以上から、生クリームもアメリカの1カップ以上ないとうまく泡立ちませんが、パン生地については1~1.5斤程度。
それらの目安を見て、使用頻度が高そうかどうかで絞られる方も多いと思います。

機能は数種類あり、もっと小さい容量のものもありますが、そこまで大きな差はないように感じました。

私が使っているものの最低仕込み量の目安はこちらのリンク先のamazonの商品紹介画像の中にありますよ。

 

 


例えば我が家は、生クリームをアメリカの1カップ(240ml)以上泡立てるのは月に1~2回。
100g以上のバターやチーズを使った生地は、季節にもよりますが、秋冬は月に6~7回。
3~4個以上のメレンゲ(シフォンケーキやスポンジ系の生地に使う場合)を泡立てるのは月に4~5回程度なので充分に役立ちそうだと判断しました。

ちなみにパン生地は大体2日に1~3回ほど捏ねますが、それでは使用頻度が高く負担がかかるということで、普段の捏ねにはニーダーやパン焼き機の機能を使うことにしています。


(だからパンのこね機能を一番の用途として考えている方には業務用の機種にするか、他メーカーのニーダーをおすすめします。ただ実際に使っている方に話を聞いたところ、業務用のスタンドミキサーはまた家庭用とドゥフックの形が違い、相性のよくない生地もあるとのこと)

 



そして私がキッチンエイドを買うことにした一番の目的は、ノルディックウェアなど大容量の型に入れるケーキ生地を気軽に作るため。

まず最初からついているアタッチメントのうち、粘度のあるものを混ぜるのに適している「平面ビーター」と、空気を含ませる必要があるものを混ぜるのに適している「ワイヤーホイップ」、どちらも試してみることにしました。
その際バターやクリームチーズを、それぞれ100~300gほどを使い、2~3度ずつ生地を作ったのですが…

ここでひとつ期待しすぎていたなと感じたのが、”まんべんなく混ぜてくれる機能”です。






説明書によるとホイッパーは”ボウルの中をまんべんなく混ざるルートをたどる仕様のため、側面をはらうのは1〜2回でOK”とのことでした。
でも意外と生地が飛び散ってしまいますし、ビーターもホイッパーも量や混ぜ時間に関わらず、底面にバターやチーズがどうしても一定量残ってしまうんです。
それをゴムベラなどで生地に混ぜ込むひと手間が必要なので、そのタイミングも見極めなければいけないなと感じています。
(ちなみにネットで調べ、ホイッパーやビーターの高さが最適な位置かどうかも確認済)

別の記事にも書いたのですが、側面をはらうのも、スイッチを止めてホイッパーをあげてから、ゴムべらではらってまたホイッパーを戻してスイッチを入れて…などの手間を考えると、パウンド1本分や18cmの丸型を使うチーズケーキ程度の材料ならば、ハンドミキサーで混ぜたほうが気軽なように思います。

でもそれ以上の量の生地を作るならば、卵を加える時も慌てることなくタイミングを見計らってスムーズに加えることができ、分離も防ぎやすかったです。
材料が多いほど、ハンドミキサーでも時間や力を使うものですが、スタンドミキサーがあれば手軽で、混ぜ合わせている間に他のことに取り掛かることもできます。





メレンゲやクリームも、個人的には少量ならハンドミキサーで充分かなと感じています。
例えば卵白3個程度を泡立てる場合、作り慣れていて、ある程度のポイントも知っているならば(例えばしっかりとした状態にしたい時に、ぐるぐる混ぜるだけでなく縦方向に上下に動かしたりということはハンドミキサーでないとできません)、ハンドミキサーで泡立てたほうが確実に早く、しっかりと目的の状態に持っていくことができます。

でも容量が多いほど時間はかかるので、それ以上の量のメレンゲやクリームを大量に泡立てたい場合は、スタンドミキサーはかなり役立ちます。

それに途中でシロップを加えながら混ぜねばならない、イタリアンメレンゲはスタンドミキサーがあると作りやすいのがメリットだとよく言われていますね。

(こちらも多めの卵白は必要になってきますが)


生クリームもある程度まで泡立てたら、仕上げは大きめの泡だて器を使って自分で様子を見ると泡立てすぎなどを防ぐことができます。




↑直径26cmの型で焼いたケーキ



何を混ぜるにしてもスタンドミキサーに全部の混ぜ作業をまかせるのではなく、途中で様子を見たり、場合によっては最後にひと手間かけるのが、使いこなすポイントになるのかもしれません。

(そんなこと言ったらハンドミキサーだってそうですし、考えれば当然のことなのに、おまかせでなんでもできそうなイメージを持っていました。これが私だけだったらすみません)

長々と書いてしまいましたが、要は

・お菓子を作り慣れている人の場合、スタンドミキサーの目安量以内であっても、最低量の生地ならハンドミキサーで充分かもしれない(手作業のほうが早く仕上がり、混ぜ具合も調整しやすかった)
・でもあればその間に他のことができる
・最低量以上の容量のものを頻繁に作る人なら重宝しそう

という話でした。


③へ続く