イーストで膨らませるイギリスのイングリッシュマフィンに対して、アメリカのマフィンはベーキングパウダーで膨らませるタイプ。
アメリカンマフィンは粉の量が多いので、牛乳を加えて柔らかさを出すのが特徴です。
少しほろっとした食感で、お茶のお供にはもちろん、少し砂糖を控えて野菜・ベーコン・チーズなどを混ぜた食事用のクイックブレッドとして焼かれることも。
重くなりがちなバター系のケーキを軽い口当たりに仕上げるには、それぞれの材料をしっかりとよく混ぜるのもポイントです。
これ以外にも、メレンゲを立てて作るフランスのガトーショコラに対して、混ぜるだけのベーキングパウダーで膨らませるブラウニーがアメリカの代表的なチョコレートケーキだったり、アメリカには時間がかからない手軽な家庭用のお菓子レシピがたくさん。
どの国のお菓子にもそれぞれに違った美味しさがあって、その国の特徴や文化も色濃く反映されていて興味深いですよね。
歴史を知ってから食べるお菓子は、より美味しく感じる気がしています。
~作り方~
6×H5cmのマフィンカップ 3個分
バター 50g
グラニュー糖 60g
卵 50~55g (M1個)
牛乳 50cc
薄力粉 110g
ベーキングパウダー 小さじ1
~下準備~
○薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるう
○バターは室温に戻す
○オーブンを180度に予熱し始める
~材料~
①バターをよく練り、クリーム状になれば砂糖を加えて白っぽくなるまでしっかりとよく混ぜる
②卵を溶いてから2~3回に分けて加え、都度よく混ぜて馴染ませる
③粉の半量→牛乳の半量→残りの粉→残りの牛乳の順に練りすぎないように気をつけつつなめらかになるまで手早くしっかりと混ぜ、型の七分目まで流す
→練りすぎが気になる場合は、ゴムベラで切り混ぜても
④170~180度に予熱したオーブンで25分前後焼成、表面が盛り上がって薄く焼き色がつき、竹串を刺してみて生地がついてこなければ取り出す
→割れを出したい場合は180度、あまり割りたくない場合は170度、型の高さやフィリングに好みの焼き色、オーブンなどに合わせて調整
~砂糖の量~
砂糖の量はお好みですが、そのまま食べる時にはある程度甘味があったほうが味がぼやけません。
目安として私の場合、クリームやトッピングなどでデコレーションする時や、チーズやベーコンを混ぜ込んで食事用として焼く時にはやや控えめの50g程度、チョコチップやドライフルーツなどそのまま食べて甘味を感じるものを混ぜ込む場合はそのままの砂糖の量で、酸味がある甘くないベリー類を加える場合は70g程度で作っています。
~バリエーション~
◆ココア…薄力粉の20%をココアパウダーに変える
◆抹茶…薄力粉の10%前後を抹茶に変える
◆紅茶…卵1個分の生地に対してアールグレイのティーバッグ1袋(2g)をバターと共に混ぜ込む
◆ジャム…型の半分まで生地を入れ、中央にジャムを落として、更に上から型の8分目まで生地を流し、低音で火を通す(高温だと生地からジャムが飛び出す)
◆ベリー…砂糖を10%増やして生地を作って型の半分まで入れ、フレッシュまたは冷凍のベリー類を散らし、更に生地を8分目まで入れてから表面にもベリーをトッピングして焼く
◆マーブル…2色の生地を作って型に交互に入れ、箸の先などで混ぜすぎないように大きくぐるっと混ぜる
