その4からの続き。

本日、第5日目の「和菓子魂」を訪れた。

 

オンライン予約に成功したお品の受け取りのため、午後4時近くに会場へ。

既に、様々なお店で売り切れのお品が出ており、品数が少し寂し気なお店もあったが、まだまだ大盛況。

 

SNSで評判のお品を求めようと、そして少し待ち列が短めの実演販売を狙って会場で味わおうと、会場を回った。

 

大分県<但馬屋老舗>

 

「三笠野」

 

「三笠野」は実演販売されており、「焼きたて」をオーダーすると、温かいものをこのようにして渡していただけるのだ。

 

 

この薄めのカステラ生地に張りがある。

 

 

サクサクというか、パリッとしていて、温かく柔らかな餡との絶妙な感じが、もう、何とも。

試食コーナーで、思わず「何これ、美味しい!」と口に出てしまい、お隣で(恐らく別のお菓子を)試食の方がギョっとしていらした…。すみません。

 

帰宅後、夜のお茶タイムで味わったのが通常版の「三笠野」。

 

 

こちらはしっとりと美味しかった。

 

和歌山県<串本儀平>

 

串本といえば…通称「芦雪寺」で有名な無量寺。

美術史家の金子信久氏が、学芸員として府中美術館で最後に携わったのが「長沢蘆雪」展。

退職後、YouTube「へそまがり美術チャンネル」で、蘆雪ゆかりの地を紹介されており、

「橋杭岩」と共に「串本儀平」のお店を紹介していらした。

「へそまがり美術チャンネル」で金子氏とともに番組に出演している「へそ君」が、お店で、10個入りの「うすかわ饅頭」、そして6個入りの「蘆雪もなか」を2箱を購入し、あらまあ、羨ましいこと…と思っていたのだ。

 

並び列に入り、実演を拝見しながら順番を待った。

 

「うすかわ饅頭」

 

蒸す前のお饅頭を写したつもりがピントが貼り紙に…とほほ。

お饅頭の皮の量が餡に比べて随分少ないので驚いたのであった。

 

「すぐに食べます!」とお伝えすると、こんなふうに…お皿にのせて提供してくださる。

 

 

まあ、なんという心配り!ありがとうございます。

温かく、柔らかく、美味しい!あっという間に食べてしまった。

 

家族へのお土産にも求めた。

 

 

3個入り

 

こちらも夜のお茶タイムで味わった。

優しい甘さで大変美味しかった。

 

 

そして、今年3月の府中美術館「長沢蘆雪展」では巡り合えなかった「芦雪もなか」!

 

 

おお、蘆雪の落款だ!こちらは後ほど味わうことにする。

 

広島県<御菓子所 高木>

 

3種類の生菓子が出品とのことで全品欲しかったが・・・・なんと…最後の2点だった。

その1点を求めた。

 

「片影」

 

きんとん製。そぼろは練ごまと煎りごまの2種類が使われ、中の粒餡には花椒が入っているそう。確かに香りが…。小さいクルミ片が飾られており、こちらがデザイン的にも味としてもアクセントになっている。大変美味しい。

ああ、この他の2種類も味わいたかった。

「御菓子所 高木」は、今回が初の東京での催事参加とのこと。

ああ、また、上京してくださいね。生菓子食べたいです!

 

最中も評判が良く、気になっていたので求めた。

 

「鶴亀もなか 栗あん」

 

こちらは後ほど味わうことにする。

 

石川県<風雅堂>

 

「プレミアム栗大福」

 

こちらの栗大福が割と大ぶり、中心に大きな栗の渋皮煮があって、その周りに栗餡!

 

 

この栗餡が栗きんとんのような味わいなのだ。濃厚。

ものすごく美味しかった。

また、味わいたい。

 

京都<嘯月>

 

「和菓子魂」オンライン予約開始10時に、いの一番にクリックしたのがこちらである。

 

2024年に自ら京都のお店を訪れ、その時に「嘯月の生菓子」を初体験。

その後も「京都航空便」オンライン予約で「嘯月の生菓子」にチャレンジするも「売り切れ」表示に何度涙したか…。今回、幸運にも予約に成功!

 

というわけで待望の「季節の生菓子」である。

 

 

そうそう、「嘯月」の生菓子は特に気を付けて平らに運ばなくては…。

 

 

だって、仕切りが…。

 

 

仕切りがないんだもの。しかも隙間が空いているんだもの。

しかも生菓子自体が大変柔らかいんだもの。

 

 

私はこちらを受け取って(地下1階「和菓子魂」会場にも寄らず)真っすぐに家に帰ったのである。

今回は、菊をテーマにしたこの5品、なんて贅沢なんでしょう。

 

 

左上「光琳の菊」外郎製 大変柔らかく、いつの間にか口の中から無くなっていた。

右上「野路の香」小倉あんに味甚粉をまぶしてある。小倉あんの中に黄色く色付けた味甚粉が入っていた。
真ん中「一輪」薯蕷饅頭。山の芋の香りがして大変美味しい。

左下「交錦」きんとん製。きめの細かいきんとん。とても美しく、繊細なお味。

右下「野菊」軽羹製。美味しいとしか言いようがない。

 

 

じっくりと、ゆっくりと味わっているつもりでも、いつの間にか口の中から無くなっている…。ああ、もっと味わっていたかった…。

大変貴重な体験ができました。

 

(まだまだ続く)