本日、箱根の岡田美術館に行ってきた。

4年近く訪れていなかった。

 

 

「花鳥風月 名画で見る日本の四季 琳派・浮世絵から御舟・一村まで」の前期展示「春夏編 ―若冲・御舟・一村など―」である。

 

 

先週のNHK「日曜美術館」の「アートシーン」で本展覧会が紹介されており、出かけた。

前回、小涌谷駅で前売り券を購入したのだが、本日駅に行ってみると・・・窓口が閉まっていた。もしかすると今回は若干早めに到着したからかもしれない。又、「割引券」も置いていなかった。が、Web割引を利用した。これは今後のためにメモしておく。

 

そして、前回の反省を生かして、4階の日本の絵画を中心とした展示室から鑑賞。

 

そうそう、これもメモ。

「花鳥風月 名画で見る日本の四季」の展示目録は紙ベースのものが配布されているが、常設展示は公式ウェブサイトでの公開のみなので、メモしたい場合は印刷して持っていく必要がある。

 

4階「琳派」室

 

「四季花鳥図屏風」 鈴木守一 (江戸時代末期~明治時代、19世紀後半)

右隻に蕨、タンポポなどの春から夏、左隻に桔梗、ススキなどの秋から冬の草花、小鳥も描かれていて、配置も軽やかで、色も大変美しい。

 

「立雛図」 尾形光琳 (江戸時代前期、18世紀初頭)

金箔の地に、山吹の枝を背景に紙雛が描かれている。

 

「若冲」室

 

本美術館には7件の伊藤若冲作品が収蔵されているとのこと。

今回はこのコーナーには「月に叭々鳥図」、「梅花小禽図」2点が展示されていた。

「月に叭々鳥図」は前回も展示されており、やっぱり「ぎゃああああ」と言って落下しているような感じがとても面白い。

 

「文人画」室

 

「渓屋訪友図」 与謝蕪村 (江戸時代中期、18世紀後半)

昨年春の府中市美術館での与謝蕪村展で、すっかり与謝蕪村に魅せられた私であった。

この作品も何となくユーモアが滲み、ぐっとくる。

解説パネルに、蕪村の俳句「夏河を越すうれしさよ手に草履」が紹介されていた。

 

「名所と風景」室

 

「富士・筑波図」 鈴木其一 (江戸時代後期 19世紀中期)
前回訪れた時も見ており、ブログに「こういう静かな風景画も描くのかと、ビックリ」と感想を書いているが、今回の印象は違う。

 

右幅に三保の松原越しの富士山が描かれ、手前に駿河湾、その上空に鶴が2羽。その鶴をよーく見ると1羽が嘴を開けており、鳴いているようだ(タッチパネルのこども向け解説に書かれていた)。割と楽しそうな雰囲気。

左幅は筑波山が藍色で描かれ、手前に隅田川、月が映っており夜の風景。小さく都鳥が3羽描かれ、これがカワイイ!単眼鏡でジーッと見ると、のんきそうにも見える。

このように、今回は「静けさ」よりも「大らかさ」を感じたのであった。

 

ちなみに、2016年のサントリー美術館「鈴木其一 江戸琳派の旗手」展の図録に本作品が掲載されていた。

 

「花魁図」 円山応挙 (江戸時代中期 18世紀後半)

大津絵のような作品。解説パネルに「応挙にしては珍しいまるで即興で描いたような」と書かれていた。

表装がとても素敵。天地の部分が紫色、中廻しと風袋が黄土色地に松などが刺繍されている裂(着物地?)、一文字に「マスキングテープ」のような繰り返し模様の裂?が使われていてユニーク。上部は、前結びの帯の花魁数人が繰り返し描かれている。下部は家の形?をした行灯?3種類が繰り返し描かれている。

 

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岡田美術館のチケットは1日有効。途中でランチ休憩を取った。

 

 

紫陽花が綺麗だった。

 

 

施設内の開化亭。

 

 

過去2回カウンター席で食事をしているが、今回初めて奥の座敷席に案内された。

 

 

これ。掛け軸の絵の部分がくり抜かれており、外の景色が見えるのだ。

 

 

真正面から撮影するとこんな感じ。

 

 

生け花も素敵。

この角度だと掛け軸がくり抜かれているのがよく分かる。

 

掃き出し窓からテラスに出られ、

 

 

こんな感じ。

 

今回は名物「アジ天うどん」、2016年9月に訪れた時も食べている。

 

 

梅干しが「効いて」いる!美味しい。

 

(続く)