東京都美術館に行ってきた。

1月に訪れた「没後70年 吉田博展」の後期展示である。

 

 

本日は、9:30の開館に合わせて上野公園に到着。

 

 

一部咲いている桜も・・・

 

 

今年は、シートを広げてのお花見ができないとのことで、コーンなどが立てられていた。まあ、しかし、美しいものは美しいのである。

 

 

こんなポストもあったのね!!上野動物園は12月26日から休園中だそう。看板が出ていた。

 

 

と、いうことで美術館に到着。

全体的に素晴らしかったが、特に後期のみ展示の作品に目がいった。

 

「ヴェニスの運河」(明治39(1906)年 油彩、カンバス 個人蔵)

 解説パネルに、夏目漱石の『三四郎』で、主人公らが本作品を見ていると思われるシーンがあると書いてあった。

 

欧州シリーズ「ヴェニスの運河」(大正14(1925)年 木版、紙 個人蔵)

 前後期ともの展示だったが、先に油彩の『ヴェニスの運河』を見ていたので、今回は印象深かった。

 

瀬戸内海集「雨後の夕」(大正15(1926)年 木版、紙 千葉市美術館)

瀬戸内海集「鞆の浦」(昭和2(1927)年 木版、紙 個人蔵)

 

両方とも後期展示のみ。

2017年の夏に広島を中心に旅行をした。

フェリーに乗ったり、楽しかった・・・。ゆっくりと瀬戸内を巡りたいと思っていたが、いまだ果たせず。本展覧会の「瀬戸内海集」の作品の数々を見て、いつか訪れるぞ!と決意を新たにする。

 

瀬戸内海集「帆船」の「朝」、「午前」、「午後」、「霧」、「夕」、「夜」

(大正15(1926)年 木版、紙)

 

この帆船を描いた6作品は、同じ版木を使って、摺り色を変えることで各時間の様子を表している。前期も見ているはずだが、今回(やっと)気づいたことがある。

中央に大きな帆船、左奥に小さくもう1槽の帆船が描かれているのだが、「午後」だけ左奥の小さな帆船がない!「午前」と「夕」はハッキリと、「朝」と「霧」は薄ボンヤリと、「夜」でさえ影のように描かれているのに、「午後」だけないのだ。

 

このほか、

 

「田口の冬」(昭和2(1927)年 木版、紙 個人蔵)

 

印度と東南アジアシリーズ「ウダイプールの島御殿」(昭和7(1932)年 木版、紙 千葉市美術館)

 

関西シリーズ「文之助茶屋」と「料理や之夜」(昭和8(1933)年 木版、紙 個人蔵)

 

廬山(昭和14(1939)年 木版、紙 個人蔵)

 

などに○印が付いている。

見応えたっぷりだった。

 

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見終えて、施設内のカフェ「cafe Art」を覗くと、まだお客さんがほとんどいない、よしっ!と入店した。

 

 

左は購入したポストカード。

前期展示でも大変惹きつけられた米国シリーズの「ホノルル水族館」、そして色が美しい「雲海 鳳凰山」。

 

右下は、吉田博展コラボドリンクメニューの春、「桜ミルク」である。

 

桜の花の塩漬けがのせてあり、見た目も可愛い感じ。