約束に遅れない方法 | 真面目に脱線話@リンガランド英語塾

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待ち合わせをすると、約束の時刻の前に着く人と、それより遅く来る人の2つに分かれることが多いように感じます。



私は約束の時刻よりかなり早めに着いて、あたりで時間をつぶすということが多いので、たぶん前者のタイプです。たんにそういう性分なのでしょうが、そのために後者のタイプの人が繰り返し遅刻するのが理解できませんでした。



後者のタイプの人になぜ遅れたかについて尋ねてみると、これといった原因があるわけではなく、「思ったより準備がずれ込んで、家を出るのが遅れた」とか「直前になってやらねばならないことができて、つい出るのが遅れた」などといった、わりと漠然とした理由が多いようです。



では、後者の人たちはどうやったら遅れずに済ますことができるのでしょうか。





『世界のトップエリートが絶対に妥協しない小さな習慣』のキャロライン・L・アーノルドさんは、自分の行動パターンを分析して、「準備にかかる時間を見こんでほかのことをやり、ついつい準備にかかるのが遅れる」、あるいは「そろそろ準備にかかろうと思っていざ準備を始めたら、見こんでいた時間より準備にかかってしまった」ということが多いことを発見しました。



たとえば、「午前9時に出れば約束の時間に間に合い準備に20分くらいかかることが見こまれる。だから、午前8時40分まではほかのことをやる」という行動パターンをとるわけです。



でも、実際は午前8時40分に準備にとりかかれなくなったり、40分から準備にかかったけれど20分以上かかってしまい、午前9時過ぎにやっと家を出られて遅刻してしまったというわけです。



「発見したとは大げさな」と思った方もいるかもしれませんが、自分の行動パターンというものは意外と気づきにくいものです。他人に指摘されればわかることでも、自分で見つけるとなるとけっこう難しかったりします。



『世界のトップエリートが絶対に妥協しない小さな習慣』では、まず「マイクロ目標(小さな目標)」という1つの行動に絞って、この行動パターンの改善をはかります。この場合にマイクロ目標になりうるのは、いつでも出られるよう先にきちんと準備をしてからほかのことをやるです。



この場合、2つの準備が考えられます。1つは前日にできる準備、もう1つは当日の準備です。



前日にできることは、まずは待ち合わせ場所に自宅からどれくらいかかるかを調べることと、その場所に行くにはどうしたらいいかを確認しておくことでしょう。できればあらかじめサイトの案内やGoogle MAPなどをプリントアウトして確認したら、とりあえずカバンの中に入れておくようにします。





また、とくに女性の場合は、何を着て行くかを決めることでしょう。そのためには、天気予報を見て、雨が降らないかどうかを確認することが重要です。前日におしゃれな服を用意しておいても大雨で着られないなら無駄になります。とりあえず雨が降るかどうかを確認して、「これを着て行こう」と考えるだけでも大幅な時間の節約になり、かなりの準備は整います。



また、着ていく服が決まればカバンやメイクや靴などもおのずと決まるでしょうから、天気予報を見ておくというのは意外と大切です。



次に約束の当日ですが、朝起きて顔を洗い歯を磨いたら、とにかく準備を始めることでしょう。その準備をいつ始めるかは人それぞれでいいはずですが、午前9時に出なければならないのに、7時半に起きてしまったとなると、1時間半しかありませんから、すぐに準備をすべきです。



ここで重要なのは「どこまで準備をするか」です。



「ある程度の準備」ではダメです。そのまま出られる状態になるくらいきっちり準備をします。というのは、どんなにきっちり準備をしたつもりでも、「あ、○○を忘れた!」「そうだ! ××もしておかなきゃ!」などと、あとからやるべきことが見つかることが多いからです。



中途半端な準備だと、「10分あれば出られる状態」などと見こみ時間を使っているので、結局はいつもと同じことになります。そうではなく「そのまま出られる状態」まで準備をしておけば、やるべきことが見つけやすく、かつ余裕を持って処理できます。だからこそ、家を出る時間にも余裕ができます。





こうやってきっちり準備をするとわかりますが、いざきっちり準備をしてみると、思ったより時間がかかって、結局は「あと10分で出なければならないくらいで、ようやく準備が終わった」などとなったりします。



遅刻の多い人の「見こみ時間」は、大抵は見積もりが甘いのです。でも、こうやって「まずきっちり準備をする」ということを目標として繰り返しやっていくと、だんだんそちらの行動パターンが身について、最後はそれが普通になっていきます。



このように自分の行動パターンを分析して、何か1つ行動を変えることで、生活全体を大きく改善させようというのが、キャロライン・L・アーノルドさんが『世界のトップエリートが絶対に妥協しない小さな習慣』で提唱している方法です。



このほかにも、ダイエット、人間関係、お金の管理など多岐にわたる生活改善を1つの方法論で突破するヒントがつまっています。ぜひご一読ください。



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