新時代に求められる人間関係とは?・その3 | 真面目に脱線話@リンガランド英語塾

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英語や芸能など、思いついたことを適当に書いていくという、そういうブログです。

人間関係はgive & takeゲームで成り立っている。相手のおかげで得したと思えば、相手にも得を与えたいと思うし、相手のせいで損を被ったと思えば、相手にも損を与えたいと思うものだ。



だから、多くの人に得をして欲しいと思っている人は、長い目で見れば、人間関係で得をする局面が増える。逆に、相手のことは顧みず、「損は絶対にしたくない。得をしたい」とばかり考えている人は、長い目で見ればどこかで足を引っ張られる。



何か専門分野を確立している人は、その分野の人だけでなく、分野外の人にも有益な情報を与えることができる。自分の持っている知識と技量で他人に貢献しようと思っている人は、相手からも有益な情報を得やすいものではある。



傘型知識人において、専門分野にあたる柄の部分がしっかりしていれば、自分のネットワークにある人に「与える」ことができる。与えられるからこそ、相手からも得ることができる。与えることができないのに一方的に得ようとしても、誰もその人に得して欲しいなどとは思わないだろう。



専門分野は何も職業である必要はない。料理でも、鉄道でも、競馬でも、アニメでも、盆栽でも何でもよい。パーティを仕切る能力とか、手紙を書くのがうまいなどといったことでもかまわない。そこで抜きんでているか、自分独自のことが確立できれば、それはほかの人たちにも有益なものになりうる。


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ただし、前にも述べたようにオタクであってはいけない。オタクの知識は経験のともなわない単なる情報であって、調べればわかるようなことである。



オタクの知識には希少性があっても、有用性が低い。単なる情報もあれば便利ではあるが、それで他分野のエキスパートが魅力的に感じることはないだろう。単なるオタクであっては、有益な人脈(ネットワーク)を形成するのは困難だ。



ツイッターやフェイスブックなどのSNSのおかげで、昔より人脈を築くのは容易になっている。だが、それは「知り合う」というレベルまでである。お互いを利用しあい、win-winの関係を築くには、肝心の自分に利用価値のあるものを持っていなければならない。



高みに登っていきたいと思って一流の人たちにアプローチしたとして、その一流の人が自分に振り向いてくれるかどうかは、結局は、その人にはない何かを自分が持っていなければ話にならない。



もちろん、自分が若く、自分では気づかない才能があり、その一流の人がそこに魅力を感じるということもあるだろう。だが、多くの場合、そういった人たちは忙しく、申し出も多い。わざわざ時間を割いて、あなたのことを調べて、才能を見つけてくれるといったことを考えるのは虫が良すぎるだろう。



逆に、その一流の人に惚れこみ、自分が持っているものでその人に貢献したいと本気で考えて近づけば、その人が新味になってくれる可能性はずっと上がる。奪おうと思って近づくから敬遠されるのであって、与えようと思って近づけば受け入れられやすいのは当然のことである。


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また、何かについて抜きんでたものがあれば、それに応じて人脈のレベルも上がっていく。なぜなら、どんな分野であれレベルが上がっていけば、それに応じて思考のレベルも上がるからである。話が合ったり盛り上がったりするのは、性格の相性だけでなく、思考のレベルが近いからというものある。だから、レベルが上がればそれだけレベルの高い人でないと話が合わなくなり、いきおい、付き合う人もレベルも上がっていく。



SNSを利用して有効な人脈を築くには、自分が太陽となる宇宙を作ることである。太陽系は太陽が一方的にエネルギーを与えることで成り立つが、その中心にあるのはあくまで太陽である。いくら与えても尽きない膨大なエネルギーがあるほどに、その人を中心とした宇宙は拡大するものである。



これまでの日本社会では、職場がその中心にあった。ノウハウは職場で上の者から下の者に受け継がれるもので、だからこそ職場での関係が最重要であり、社外との人脈はプラスアルファに過ぎず、同じ職場の同僚との差をつける道具でしかなかった。



だが、そういった日本社会のしくみは少しずつ崩壊しており、黙っていれば働くのに必要なノウハウが身につくといったことは期待できなくなっている。


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傘型知識人の柄の部分は若い世代ほど自分で身につけるしかない。だが、それができればあとは「与える」という行動を中心にしてSNSを活用した人脈構築によって、その分野で活躍できる環境作りは自分でできる時代なのである。



だが、SNSはあくまで傘のカバーを拡げる道具でしかない。柄の部分やカバーを支える軸部分は自分で作り上げなければならない。



続きます。






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