だが、10年くらい占いを真剣に研究した時期もあり、その成果を生かして大学の学園祭でインチキ占い師をやって大好評だった経験もある。過去にはブログで占いについて数回にわたって考察したこともある(→過去ログ)。
だから、第三者として、女性が占いにはまる理由を考えることはできるのではないか。違うかもしれないが、とりあえずそういうことにしておこう。
・・・と言っても、今回は占いとは直接関係がない。
ところで、念のためお断りしておくが、「男性はこうで、女性はこう」といった話をすると、「私は違うからおかしい」とか、「決めつけすぎ」とか、ひどいときは「女性蔑視」とまで言われることがある。
あくまで「そういう傾向があるのではないか」という一印象だ。賛同できなくても、「くだらねえ」で流してもらえれば幸いだ。
きっかけは火曜日の深夜にやっているTBSテレビの『有吉ジャポン』を見たことである。
私はこの(ちょびっと悪趣味な)30分番組を録画して欠かさず見ているだのが、今週は20歳の女子大生占い師(芸人くずれらしい)が出演者を占うという内容だった。
メイン司会者の有吉弘行さんは、(この人のことをある程度知っている人ならわかるだろうが)占いなど全く信じない人である。ほかの出演者もそれに同調する。
だが、実際に占ってもらう段になると、女性出演者は事前に「占いなんて当たらない」と明言しておきながら、その場では明らかにのめり込んでいる。
「他人の悪口を言いながら、絶大な人気を得る」というはなれ業をやっている有吉さんと女性共演者を比べるのはちょっと酷だろうが、それを置いておいても、女性の同調能力というものに、改めて感心してしまった。
大学時代に塾でアルバイトをしていたときに感じたことがある。それは、女子生徒は男子生徒より相手が何を考えているか優先する傾向があることだ。
たとえば、私が明らかに間違った情報を言ってしまったとき、男子生徒は「この人ダメだなあ」という表情をするのに対して、女子生徒は「なんで間違ったのだろう。何か理由があったのだろう」と考えるようなのだ。女子生徒はとりあえず相手の立場に立って考えようとする傾向がある。
育ちだかしつけだか教育だかわからないが、どうやら何らかの影響で、女性は相手の考えを優先するように、男性は自分の考えを優先するようになっているように感じた。
だから、番組で女性出演者が占い師の言葉に同調していくのは、不思議なことではないのである。
ところで、占いにはまるのおそらく男性より女性が多いのではないだろうか。
男性で占いにはまる人種として一般によく知られているのは、経営者だ。
経営者は何人もの社員の人生を背負いながら、先のわからないことに判断しなければならない立場で、何かにすがりたくなる気持ちはよくわかる。
では、女性はどうなのか。
学園祭でインチキ占い師をやった経験からわかったのは、若い女性は自分が何をやりたいのかをあまり真剣に考えていないのではないか、ということである。
男性はわりと早い時期から「稼ぐために」ということを意識させられる。だから、「お金を稼げる職業の中で何をやりたいか」をいつもなんとわなしに考える機会が多い。
それに対して、女性は「相手のこと」を優先するクセがある人が多く、自分のやりたいことについてあまり向き合っていない。「親が何をさせたいか」とか「友達は何をやりたいか」とか「教師が何を見ているか」など、他人の目をより強く意識するのである。
男の子が「プロ野球選手になりたい!」と言うと、「そうか、がんばれ!」となる。それに対して、女の子が「アイドル歌手になりたい」と言うと、諸手をあげて「そうか、がんばれ!」とは言われないのである。
なぜかというと、「夢みる男は将来が楽しみ」だが、「夢みる女は将来が不安」だからだ。女の子が「アイドル歌手になりたい」と言うと、大人は現実の厳しさの話をしたりする。そうなると、女の子はやりたいことをどうやって考えればいいかわからなくなるのである。
だから、占い師が「あなたは○○に向いている」なぞと言うと、また、その「○○」が自分がやりたいことであればあるほど、「当たっている!」と思って、占われることに運命を感じてしまうわけである。
「なぜ女性は占いにはまるか」の私なりの答えは、「女性は自分が何をやりたいかを考えるのが苦手だから」というものだ。だから、他人に答えを出して欲しくて、占い師に聞くたくなるというわけ。
・・・さて、当たっているでしょうか。当たってないでしょうか。当たるも八卦当たらぬも八卦・・・ということで。

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