筆者の妹さんが4歳か5歳のときの、サンタさんからお人形をもらい大喜び。その人形をずっと遊んでいました。
でも、やがて片腕がとれ、首もぶらんぶらん、指は猫にもぎとられ、ボロボロ状態。
しかし、せっかく娘が気に入っている人形を取り上げるものいやだし、ということで、両親は一計を案じます。
ある日、「人形のお医者さんが、お人形を治療してくれるそうよ」と娘さんに告げます。大喜びで人形を差し出し、両親は「治療」を。買ってきた新しい人形と交換して、娘さんに渡します。
また、元通りになったお人形を見て、娘さんは大喜び。また、きれいな人形とのほほえましい日々があらたに始まりました。
しかし、この「二代目」も時が経てば、やがてボロボロになります。娘さんは「人形をお医者さんに連れていって!」とせがみました。両親は同じ人形を探しますが、見つかりません。すでに製造中止だったのでしょう。
そこで両親はこう説明します。
「前に治してくれたお医者さんがスイスに引っ越して、もうお亡くなりになったんだって」
あーら、がっかり。母親は人形にガーゼをあてて腕を固定し、娘さんは引き続きボロボロの人形で遊びました。ないものはしょうがありません。
そんなクリスマス休暇のある日、両親が部屋を片つけていると、新しい人形が。さすがにボロボロだなあと改めて感じます。
そこで、古い人形を持ってきて、とりあえず新しい人形をちょっとだけ修理して2体とも箱にしまい込んでしまいました(注:あとで、ちゃんと修理しようと思ったのでしょう)。1つは修理しかけ、もう1つはばらばら。
ところが、娘さんが、よりによってクリスマス当日の朝、娘がこの箱を開けてしまいます。きゃー!
真相を知った娘さんは半狂乱。両親がなだめようとして泣き止みません。ただ謝るばかり。
というわけで、娘さんは現在、同じ人形を2体持っていますとさ。めでたし、めでたし!・・・?
