
福岡の中心地、天神のホテルに夜チェックイン。近くのコンビニで缶ビールとおつまみを買った。夜中のビールが効いたのか、朝9時まで熟睡。
翌日から仕事で人と会うことになっていたが、会うのは夜だったので、すこし街を歩いてみることにした。
さすが九州、東京とくらべると暖かい。シャツだけの人もいる。マフラーを外して、たたんで鞄にしまう。
天神から中洲のほうへ10分ほど歩くと、大きな神社を発見。住吉神社かあ。
「住吉神社」はいろんなところにあるが、どういったいわれなんだろうと思いながら、中に入ってみた。こういうことには疎いなあ。
午前中だったせいかひとはまばらだった。とりあえずお参りした。
境内がけっこう広い。
・・・と思っていたら、なんと境内には8つの神社があるという。
ぜんぶ回ると、ほとんどの願いが叶ってしまいそうだが、とりあえずもう1つだけお参りしてみた。
近くにファミレスがあったので、コンビニで日経新聞を買って、遅めの朝食をとることにした。
食べ終わって、コーヒーを飲みながら新聞をすみからすみまで読んでいたら、いつのまにか午後になっていた。だいぶ混んできたので、店を出た。
ちょうどバス停に天神行きのバスが近づいてきたので、走って乗り込んだ。あっというまに天神に着く。
天神は大きな街だが、逆に言うと、東京の都心とさほど差はない。街の規模が小さいぶん、便利で住みやすいとも言える。
どこか行こうかとも思うが、福岡には観光スポットがあまりない。約束の時間までまだ数時間ある。
「そうだ!福岡は港町だ」と思い出すと、港が見たくなった。港なら3時間くらいぼっとしていられるのが数少ない特技の1つだ(特技?)。
そんなことを考えていると、ちょうどバス停に「博多埠頭行き」というバスが入ってきたので、とりあえず乗り込んだ。
乗車時間は10分ほどだっただろうか。「埠頭」と言うくらいだからだから港があるのだろうと思ったら何もないので途方に暮れる。
だが、ちょっと歩くと大きな建物を発見。
人がちょっといるので、何をやっているのだろうと近づいてみた。
書道の作品展だった。
「うむー、興味ないなあ」と思いながら、中に入ってみた。暇だし。
係員の人に丁寧にお辞儀されたので、お辞儀をかえす。書道関係者だけあっててさすがは礼儀正しい。
中に入ると膨大な数の作品が展示されていた。人はまばら。
なんとなく眺めていると、それぞれ個性があっておもしろい。「字にはその人の"人となり"が出る」と言われることがあるが、本当かもしれないと思った。
小学生の書いた「大きな心」という字に感動して見入る。大きな元気の良い、本当に気持ちの良い字だ。「そういえば、最近小さくまとまっているなあ、俺」などと、つまらない反省をしてしまった。
隅のほうで習字の練習をしている子供が。なにかPRしている様子。
説明を聞くと、墨を使わず水で書道が練習できる紙を開発したという。これなら小さな子供でも汚れないで練習できるわけだ。便利ですね。
また作品を見出して、つごう小一時間くらいうろうろしていたが、さすがに飽きてきて出ることにした。それにしても、小学生の字で人生を振り返るとは思わなかった。
少し歩くと、大きな会議場とホテルが見えてきた。
インプラント学会の発表会をやっていた。書道よりも興味があったが、さすがに場違いだろうと思い、思いとどまる。
トイレに入って手を洗うと思ったら、不思議な洗面所が。
手をかざすと下から強烈の温風がぼーという轟音とともに吹いてきた。
なんと、液体石けんと温風が自動で出てくる手洗い。かなり強烈な風で、手はあっというまに乾いてしまった。
さすがは世界のTOTO。そういえば、TOTOは北九州の会社だったなあ。
会議場を出て、しばらく歩くと交通量の多い大きな道路に出た。表示を見ると、都心まで2キロ足らずだとわかる。歩くことにした。
30分ほどたらたらと歩いていると、「博多座」が見えてきた。たしか歌舞伎などをやるところじゃなかったかなあと思ってやり過ごすと、「福岡アジア美術館」が見えてきたので、入ってみた。
なかなかおもしろい作品があったが、撮影禁止とのこと。
ちょっと疲れたので、喫茶部でコーヒーを注文。しばらく持ってきた文庫本を読んだ。
喫茶部の横に子供の遊び場があり、子供が遊んでいた。その横に大きな鳥かごのようなものがあるので、近づいてみた。
大きな子供が数人は入れくらいの大きさ。昼寝とかするためのものかなあ。広い庭なんかにあると気持ちよさそう。
美術館を出て、天神を目指して歩くと、中洲の商店街が見えてきた。中洲川端商店街というそうだ。どちらかというとお年寄り仕様の商店街。アーケードがある商店街はなんとなくうれしい。
途中のそば屋さんでいっぷく。山かけがおいしかった。このまま通り抜けると、「キャナルシティ」という複合施設が見えてくるとか。
ちょっとわきに行くと、中洲のあやしげな(人によってはうきうきものの)スポットが見えてくる。中洲は日本屈指の歓楽街で、この一帯だけがほっとする地区である。
この上川端商店街だが、翌日の朝、大火事になってしまった。ニュースを見てびっくり。うむー。
続きはまた気が向いたら書くことにしようっと。
