一旦休憩。
ふと大切な事を思い出した。
神棚の水を換えていなかったのだ。
あわてて榊と器の水を換え、感謝の
気持ちと真言を唱え…合掌。
「PCも無事にデータ移行もでき
本当に有り難うございました。
きっと爺様が教えてくれた結果だと
思います。感謝します。」…と。
爺様が仕事用のPCが潰れる事を
見越して、その前にデータ移行を
させる為にわざわざ、自宅のPCを
壊して新しいPCを購入させたのだと
思っていた。
その状況をこの目で確認するまでは…。
まずは簡易の延長コードで電源を
取っていた新しいPCの繋ぎや
モデム等のコードも全部はずして
一旦、綺麗にする為に掃除を始めた。
約2年間、手の届かないデスクの奥
には予想以上のホコリが溜まっている。
デスクを引きずり出し、次にここを
掃除するのは、引越しする時だなと
思いながら、床も機材も拭いて
ピカピカにしていった。
次に、旧PCのモニターや本体の電源を
抜く為に、延長タップの先を探してみる。
“ あっ!!思い出した。”
デスク左側の木箱の奥に延長タップを
挟む格好で設置した事を思い出したのだ。
雷対策に「雷サージ機能」の付いた
コンセントごとにスイッチのついた
タイプの延長タップを使用していた。
デスクを人ひとり入れる程のスペース
を作る為に手前に移動し、その向こう
側へ乗り込んだ。
身体を横にして木箱の奥を見て少し
違和感を覚えた。
「あれ?コンセント…抜けてる?」
電源コードには若干の長さに余裕が
あったので、デスクを引き出して
コンセントが抜ける可能性はゼロ。
しかし
タップを手前に引っ張り出すと…
その光景に一瞬、血の気が引いた。
コンセントの金属の端子部分が
1cm程抜けた状態で曲がっており
恐ろしい事に…しっかりホコリで
覆われていたのだ。
慌ててコンセントを抜いたが
スイッチがONになっているの
にも関わらず、ランプが点灯して
いなかったのでスイッチを切ったら
そのスイッチ自体が目の前で破損し
「パーン」という音と共に煙が…
思わず他のコンセントを抜いて
いったが、抜くたびに煙と音と
焦げる匂いがして
最初のスイッチの取れた部分から
駄目押しの火花が散った。
その後の画像がこれ↓

※実際の画像
もし漏電でもしていれば確実に出火。
その時にこの事務所に僕が居なければ
延焼した炎は隣と上の部屋を焼き尽くし
火事の被害は甚大なものになっていた
かも知れない。
「これが本当に爺様が伝えたかった事…。」
こうやって沢山の人に守って頂いているのか
と改めて感謝し、全ての作業を終えた。
もしかしたら…あなたのそばで、あなたに
危険を伝えたがっている誰かがいるのかも
知れない。
それを受け取るのもあなた。
受け取らないのもあなた。
ただ
その結果は全く異なったものになる
…かもよ?
おわり
