
※登場する霊能者の方の個人特定が
出来ない表現をする条件で許可を得て
執筆していますが、基本的に全て
ノンフィクションです。
携帯端末も進化し、パソコンと
同等の「能力」を備えた小さく
薄いタブレットが登場したのは
20年前のこと。
今では小中高と子供たちはみな
タブレットで授業を受けている。
NET環境も「4G」から「5G」へ
と移行し、1時間の動画ファイル
がたったの3秒でDL出来るように
なり、スターリンクの衛星が地球
を周回し、空が見えれれば繋がる
時代になっている。
幼少の頃、父に知らない漢字や
その意味を聞くとき、決まった様
に言われたあの一言…
「辞書を引きなさい」という言葉。
今はスマホの音声検索すれば
瞬時にその言葉や漢字の意味を
調べる事が出来る。
その昔、まだ青かった春の頃。
好きな女の子に思いを伝える為
夜中に綴ったラブレターのその
一文字、一文字には、若さ故の
青臭い思いが入ったものだ。
朝、読み返すと…
顔から火が出るくらいの(苦笑)
しかし
現代の人々は文字を自動的に変換
してくれる様々な利便性の高いソフト
を使った「mail」というもので文字を
書くこと無く、その思いを伝える術を
持っている。
まるで人類から「文字を書く」という
機能を奪い去るかの様に氾濫し
実際、紙に文字を落とす際に簡単な
漢字が出てこなくなった。
ただ
この状況を悪として否定するつもり
はないのだが、「ペンで文字を綴り
文章を書く」という行為が衰退し続
けているのは決して否めるものでは
ない。
だからこそ、文章や内容・構成を
考える時僕は必ず、真っ白い紙に
ペンで書く様にしている。
デジタルとアナログのそれぞれの
良さを使い分ける事がきっと大切
なのだろう。
腕時計ならクオーツより自動巻き。
バイクならインジェクションより
キャブレター。
利便性を追求するよりも、いかに
メンドクサイ事に感性を磨くか。
感性とは…
1)物事を心に深く感じ取る働き。
感受性。
2)外界からの刺激を受け止める
感覚的能力。
感性って、誰もが持つ「何か」
を感じ取る霊的なチカラだと
僕は常々思っている。
だからこそ
理屈ではなく、心で感じ取る
チカラを養う生き方が、現代人
には必要なのかも知れない。
どんどん便利になり、単一化が
進むこの現代だからこそ、22歳
で社会に出てから、スケジュール
管理にずっと使っているのは…
手書きの手帳。
そこには
「予定を管理する」という意味
以外にもうひとつ…誰か(何か)
が僕にメッセージを伝えるという
意味合いを含んでいる。
手帳の新しい月のスケジュール
を見る度、実はそこには…必ず
「気になる」日が存在する。
それは
良くも悪くも何かのメッセージ
が降りてくるような予感のする
日で、お客様からセッションの
予約候補日として挙げられても
何となく予定を入れるのを
避けてしまう日。
要するに「何かがある」日なのだ。
結局
予定を入れぬまま日が経ち非常に
高い確率でやってくるのは前日に
やってくるセッションを希望する
メール。
まるで
数ヶ月前から用意されていたのか
と思える程のタイミングのメール
で予約を入れて下さる方の
ほとんどは…霊能者の方。
しかも
僕に対するメッセージまで携えて
やってくる。
中には、当日の予約のキャンセル
が出た5分後に「今から予約…大丈夫
ですか?」とメールを下さる方もいる
くらい。
そんなわけで…10年以上前の事。
その「気になる日」に予約を入れて
やってきたお客様が、事務所の玄関
のベルを鳴らしたのだった。
玄関を開けると…そこには
小さく微笑んだ小柄な女性が
立っていた。
最初に飛んできたイメージは
「橙色の富士山」(?)
それと…地球の質量の概念を
打ち破る程のその存在の「軽さ」
それは
人間的な部分ではなく、まるで
宙を浮いているかの様な物理的な
部分。笑顔で小さな挨拶を交わし
事務所の奥にお通しした。
不慣れな都会の土地の道に迷い
少し遅れた事を詫びた女性に僕が
素直に思った一言は…
「地球にようこそ」
少しお話してすぐにその女性が
「霊能者」である事は理解したの
だが…これほどまでに「煩悩」の
ない悟りを啓いている方にお会い
するのは久しぶり。
「橙色の富士山」のイメージが
橙色の袈裟を着た位の高僧だった
のを女性に伝えたのだが、その質量
の軽さの意味がわかったのは…
彼女のこの言葉だった。
「私…実は数年前に
もう死んでるんです。」
実は…
既に死んでいる人と出会ったのは
この女性で二人目だった。
既に死んでいながら
「生かされている」という
その意味とは?
女性が持っていた…その恐るべき
能力とは?
龍神様がご縁を繋いだ
「不思議な石」とは?
僕自身がその翌年から数年間
「新規の整体を辞める」と
いう決心に至った女性からの
メッセージとは?
つづく