アメリカ公衆保健衛生2 | 自由の女神になりたくて。(New York 50歳からの育児)

自由の女神になりたくて。(New York 50歳からの育児)

世界一物価と生活費が高いニューヨークで、アラフィフ女子、老後の心配どころか、49歳で妊娠出産、50歳から新米ママになった!めちゃくちゃ生きてる感あり、育児は学び!毎日が修行!人生これからも勝負な超高齢ママの人生記録ブログ

* この記事は、前の記事の続編になりますので、先に前の記事を お読みくだされ。 あしからず。 

 

ホームレスの皆さんに、激励され 向かったヘルスセンター。

 

受付の オバサンに近寄り、「あの~。」恐る恐ると・・・

えっ、シカトである。 全く私の存在を無視している。

オロオロと、オロたえるだけで、彼女の視野にすら、入らない私って・・・。

 

「ハイ、次は誰? 番でない人は、座ってて。」

書類を渡され、記入。 
 

オロオロしていても やることの早い私、前の人より先に、とっとと書類書き上げると、
「じゃ、アナタ先ね。」 アメリカ読めてきたよ。

 

「アメリカは何年になるの? 初めての接種よね。最後の生理はいつ?」

「二年半、初めて、生理は・・・忘れました。」
よりによって、先月に限ってマークしておくの忘れてしまった。

「じゃ、注射は受けられないわ。」 きっぱ。

 

えぇぇぇぇ~、ホームレスの列にまで並んだんですよ! ブルックリンにも行きましたよ!

 

もう諦めようか、無料予防接種・・・、無料につられて、振り回されて・・。
先月の生理が来た日 忘れたなんて、適当に答えりゃよかったよ、正直者が馬鹿を見る、とは この事だ。

 

「ココ行って、妊娠検査して来なさい。」

 

妊娠検査?

 

複雑だった。 
 

視野にも入れてもらえなかった私の為に、病院の提供をしてくれた おばちゃんの行為は嬉しい。
でも、妊娠100%していないと分かっていながら なんで妊娠検査を病院まで行って受けなきゃならんのか?

無料予防注射のために、妊娠検査で博大な費用がかかったら、意味がない。

 

私の 変なプライドが、妊娠検査はどのくらい費用がかかるか、おばちゃんに聞くこと出来なかった。(無料注射受けにきてるクセに・・・)

 

あぁー、やめやめ、予防注射なんか、や~めた!

 

さあ、仕事に行こう。

だが、本日は昼からの出勤、(だから注射を打ちに来たのに・・・)予防接種受けるのに、待たされると踏んでいたので、早めに出てきたので、1時間半もヒマをつぶさなくてはならない。

 

私のオッフィスはミッドタウンなのに、その病院のあるダウンタウン行きの地下鉄に乗っていた。

 

その病院の受付の看板に、「接客員」と言う文字が!
日本人スタッフいるんだ!

「日本語 話せるスタッフいるのですか?」 と聞くと、

「Are you Chinese?」

だから、日本語っていってるじゃん、なんで中国人が日本人スタッフのリクエストするねん!
ああ、中国って漢字使うから、あの看板も中国人のための表示だったんだ。

 

気をあらためて、つたない英語ながら、今までの経路を ああだこうだと話す。

「ヘルスセンターに行って、予防接種して欲しかったんだけど、先月の生理いつだったか忘れちゃって、でも確かに生理先月来たんですよ。でも妊娠検査しないと注射してくれないって・・・だから・・・こうで・・・」

「Sorry, We don't know Japanese.」 (日本語は、わからないわ。)

へっ? 英語 喋ってるんですけど、いちおう・・・

 

受付の おばさんは、予防注射だの、生理だの と 分け分からん英語で話す自分をウザイと感じ、完全シャットアウトし、聞く耳もたずで、私の言っている事は、雑音くらいにしか思っていないのである。

それでも、食いつく私を、 「検査は、向かいのビルの病院に行って!」と、タライ回しにした。

向かいの病院にいくと、丁寧な対応だったが、妊娠検査は やはり さっきのビルだと、タライ返し。

また 戻ってきたウザイ日本人に、見るからに不機嫌な顔で応対。

気まずかったが、余計な事は言わすに、「Pregnancy test please!」、と言ったら。

あっちで聞きな、と別の受付デスクを指差された。
(病院の いわば顔となる受付のアンタ、そんなんでいいのか!)

 

タライ回しにされて、気が付いた事がある。

中には、躊躇した英語を 聴いてくれる人もいるが、たいていの人は、流暢にしゃべれないと、それだけでウザイと感じ、話も聞いてくれない。
 

だから、話は、簡潔に述べたい事だけを言うべし!

私は、その病院で、妊娠検査が必要であるだけだから、その前のヘルスセンターでのことはどうでもいいのだ。

そこからは、「Pregnancy test please.」 だけ言い通し、やっと看護婦さんのもとへ たどり着いた。

 

これだけ苦労して受けた妊娠検査は、ものの3分で終った。しかも結果は分かり切っているのに・・・。もちろん結果は、ネガティブ。

うれしいのは、こちらでは 妊娠検査も無料だったのだ。
もっとも、尿を取って、ドラッグストアに売っているような妊娠検査薬での検査だから・・・自分でも出来るけど、検査薬も買わずに済むし、証明書ももらえて お得!(日常生活において、そんな証明書は必要ないと思うが。)

 

日本の産婦人科でも、妊娠検査は無料で 出来るのだろうか?

ともあれ、無事、念願の予防接種も接種完了!

 

今回、すったもんだはしたが、アメリカの公衆保健衛生を 考えさせられた。

ホームレスへの食事配給、コンドームの無料配布、無料妊娠検査、予防接種、それから、無料でエイズ検査も受けられる。

 

カネ、カネ、カネ、のアメリカではあるが、結構しっかりしているではないか。 
しかし、それだけでは不十分なほど、それらの事態は悪化しているのであろう。 


* 写真は、ただのイメージ妊娠検査薬。