自己防衛に励む | 自由の女神になりたくて。(New York 50歳からの育児)

自由の女神になりたくて。(New York 50歳からの育児)

世界一物価と生活費が高いニューヨークで、アラフィフ女子、老後の心配どころか、49歳で妊娠出産、50歳から新米ママになった!めちゃくちゃ生きてる感あり、育児は学び!毎日が修行!人生これからも勝負な超高齢ママの人生記録ブログ

 

ちょっとした緊張が走る。

 

今日、予防接種を受けるために、ブルックリンにある病院の向かった。

家からは、1時間弱はかかるであろう。

 もちろん予防接種なんて、家に近い病院や、マンハッタンの日本人スタッフがいるところでも受けられるが、では、なぜ、わざわざ そんな遠い所まで・・・

何とそこでは、政府が援助をしている為に、無料で接種してくれる、と言うウワサを聞きつけた。 

普通の病院でやったら、数百ドルはくだらない。

それが無料で受けられるのならば、そりゃイソイソ出かけるのも無理はない。

ブルックリンは、場所によってはアーティストやミュージシャン達が集い住む クリエイティブな地域であるが、 他は結構治安が悪い場所が多い。

犯罪が多いのもブルックリン、ついでブロンクス、ハーレムであろうか。
 


地下鉄で、マンハッタンからブルックリンに入った頃から、乗客層が ガラリと変わり、違う空気を肌で感じる。

私の向かう病院は、あまり治安がいいとは言えなさそうだ。

地下鉄内、私以外は黒人の方だけ。

駅を下りても、私以外の黄色人種や白人には一人も合わなかった。

 マンハッタンの高層ビルやモダン建物とは違がって、殺伐とした建物が並ぶ。

昼間じゃなかったら歩けない。
 

慣れない空気に緊張しているのか、早足気味に歩いている自分がいる。

北に5ブロック。 


たぶん こっちが北のはずであるが、間違えて引き返すのもキツイ。 

どうしても こちらが北という確証が欲しかった。

人当たりのよさそうな人を探し、道を尋ねる。

「北はこっちよ。」 黒人の おばさんから確証を得た。

「あなた、どこに行きたいの?病院? そしたらココをまっすぐ行って、その角を曲がって・・・」

私は方角だけしか聞かなかったのに、とても親切で、面倒見のいい人だった。

ちょっと緊張がとけ、目的の病院が、目の前に。

「あーーーっ! この病院、この巨大な壁の巨大な十字架! 知ってる!」

初めて来た病院なのに・・・

まちがいない、先月 見た、キアヌリーブスの映画「CONSTANTINE」 に出て来た、メインの病院だった。 
(日本では今年のGWに上映決定らしいので、見に行く人はチェック!)

NYには、映画で使われた場所なんて たくさんあって 珍しくもないけど、このタイムングで、この情況化での遭遇が嬉しかった。

なんだか得した気分、来たかいあるな、なんていい気分でいると、

「ここじゃないよ、君の行きたいセンターは、メインから逆に曲がった所だよ。こう行ったらこうだからね。」

「センター?」 だったのか?

病院受付の黒人のお兄さんが、これまた親切に説明、お掃除の黒人のオバサンまで心配してくれて・・・

緊張が走るエリアでの、その親切は、なおのことに身に沁みる。

私はヘルスセンターに行かなくてはいけなかったのに、注射イコール病院、と言う 芸のないほど まんまの方程式が成り立っていた為、勝手に病院と思い込んでいたのである。よって、さっきのオバサンに罪はない。

やっとセンターに着く。

少々過剰気味な警戒心と 予防接種は、立派な自己防衛である。と達成感に満ちてセンターへ。

「ああ、その部署は移転したよ。」

そういうオチは、やめましょうよ。