頭脳プレイ | 自由の女神になりたくて。(New York 50歳からの育児)

自由の女神になりたくて。(New York 50歳からの育児)

世界一物価と生活費が高いニューヨークで、アラフィフ女子、老後の心配どころか、49歳で妊娠出産、50歳から新米ママになった!めちゃくちゃ生きてる感あり、育児は学び!毎日が修行!人生これからも勝負な超高齢ママの人生記録ブログ

アメリカで、勝ち組みになるための必勝方を見た。

それは、まさに、プロ野球選手会会長 古田捕手をしのばせるほどの頭脳プレイだった。

「少年ナイフ」

このバンド、日本で そこそこ売れたのだろうか?
私は、名前だけは何となく聞いたことはあったが、まったく知らなかった。

こちらでも人気の出たパフィーと 同じ構成の、女日本人2人組みバンド。

パフィーの亜美、由美は、かわいい。 かなり外見で売れた面もあるだろう。

だが、この少年ナイフは、お世辞にも カワイイなどと言えない。(しかも もう若くもなさそうだ。)

パフィーの楽曲は、奥田民生が提供し、プロデュースしていて、いい感じ♪

だが、少年ナイフは、オリジナルではあるが、寿司のネタを並べた、ネタまがいな曲が多い。
例えば、他に「マンゴージュース」と言う曲は、「♪I like Mango juice at the Indian restaurant.」 (私も、マンゴーラッシー注文するけどさ、インデアンレストランで・・・)

しかし、パフィーと違って、楽器(ギター、ベース)を弾き、いちおうバンド形式である。

その上、あのNirvanaと一緒にツアーを回ったりしていたのだ!!!

やはり、見ておくべきライブである。

昨夜のチケットは、15ドル、しかし当日券を買った私は17ドル払わされた。
Sleater Kinneyの20ドルは安いと思うのに、このバンドに17ドルも払うのかと・・・

遅めの午後11時~のスタート、前座のしょうもないアメリカ人バンドが、私をイライラ疲れさせ、前座がこれじゃ、と一抹の不安が過ぎり、帰りたいと思った。

でも17ドルも払ってしまったから・・・

怒りがピークに達するのも無理はない、彼女等が出てきたのが午前1時である。

私は、ここNYで、何件か日本人バンドのショーを見たことがあるが、観客は友達であろう日本人ばかり、英語の問題もあって、アメリカ人には なかなか受け入れられなかったのが現実。

ただ、このショーは、8割以上がアメリカ人の観客だった。

失礼ではあるが パッとしない 平凡な日本人の彼女らが登場。

さあ、どんなショーを見せてくるのか?

結果は、私の惨敗。

ショーは終始、大盛り上がり!

彼女等が披露した曲は、
「オイスターポイズン」 「スパムメール」 「ミステリアス ドラッグストア」 「ラバーバンド」 「ESP」 などなどと、まあ、アメリカ人の笑いのツボをつきつつも、

「♪ラバーバンド!ラバーバンド!ラバーバンド!!」アメリカ人の観客も一緒になって歌ってた。 (輪ゴム!輪ゴム!って、これで いいのか?)

「オイスターポイズン」では、「牡蠣のタタリは恐ろしい!」と完全なる日本語で歌っていたので、あろうことに私もププッと吹いてしまった。 
全く理解していないアメリカ人を横目に、優越感のような、悲しいような・・・

違った意味で、メッセージ性の強い歌ばかりだった。

うまいとは言えないギター、ベースを弾き、ロックスター並のパフォーマンスをするが、それが様になっていない、またそれがまたコミカルでウケるのである。

英語も、私に毛が生えたくらいの、日本語英語だが、観客、よろこぶのなんの。

マークが言っていた。 英語なんて聞く耳をもては、単語並べただけで通じるものだ、でも、たいていのアメリカ人は、躊躇して喋る私たちの出来そこない英語に、聞く耳持たずなだけだとか。

観客は、少年ナイフが、たとえ 完全なる英語を話さなくとも、何を話しているか聞き取りたいと その耳を傾けているのである。 

逆に、彼女等は、その英語を個性にしているようにすら思った。

そして、アンコール曲は、NY出身の超人気バンドだった「ラモーンズ」を披露。
これは、彼女等の英語がわからなくとも、誰もが知ってる、誰もが口ずさめる、誰もが好きな歌である。 NY大物バンドを歌うことで、NYのファンを楽しませている。

彼女等のコミカル且つシュールなその単純な楽曲、日本人の到底ドラムなど叩けなさそうな、カワイイ、でも実はスゴ腕のドラマー起用。

これら全てが、計算ずくであっと様に思えてならない。

たかが日本人女の子バンドに、モッシュピット(ステージの前で、観客が暴れる場所)が出来てしまうほどである。

牡蠣の毒について熱唱して、日本で受け入れられなくとも、そこには、計算高い、アメリカンドリーム必勝方が隠されていた。

古田選手、最近、日本人プレーヤーが続々とメジャーリーグに 押し寄せていますが、日本のプロ野球はどうですか?

あなたの、頭脳プレイ、もう一度 拝見したい今日この頃です。