ご訪問くださいまして、

有り難うございます(^^)

 

小倉広さんの、

もしアドラーが上司だったら

という本を紹介しています。

今回で4回目です!

 

今回は、

 

「機能価値」と「存在価値」を

ごちゃ混ぜにしない。

ありのままの自分を受け止める。

 

がテーマです(^^)

 

主人公のリョウ君は、

優秀な同期と比較して、落ち込んでいます・・・

 

そこで、上司のドラさん(アドラーの分身?)

に誘われて、赤ちょうちんに行きます。

 

「リョウ君、ボクはね。

キミと同じ年齢の頃に、

今のキミより、もっと売れない、

ダメダメな営業マンだったんだ」

 

ドラさんはおでんをつつきながら続けた。

 

「そのときのボクはいつもビクビクと怯えていた。

そして自分を責めていた。

会社に迷惑をかけている。

みんなからバカにされているに違いない。

そう思い込んでいた。

そんなボクを見るに見かねたんだろう。

突然、社長に呼び出されてね。

それまではほとんど話したこともなかった社長の前で

ボクは緊張した」

 

「そしたら、この店に連れてこられたんだよ。

あのときもまだ夕方の五時頃だったと思う・・・」

 

(中略)

 

「あぁ、クビになるんだなあ。

ボクは思った。

社長から直々に引導を渡されるってね。

そしたら社長がね、こう言ったんだ。

 

『おまえは絶対に会社を辞めるな。

おまえは要領は悪いけど、

人として優しいやつだ。

それだけで十分だ』

 

ってね。

そして、それ以上、

一言も言わなかったんだ。

それから、べろべろに酔っぱらってね。

先に帰るぞ、って。

お勘定払って一人で先に出ていった」

 

「そしたらね。ボク。

何だかわからないけど、

涙がポロポロと落ちてきてね。

止まらなくてね。

気がつけば声をあげて泣いていたんだ。

嗚咽が止まらなくてね。

ヒックって。

ちょうど、キミが座っている、

まさに、その席だよ」

う~ん、浪花節ですね~。

私、好きです。

 

こんな上司に、

私はなりたい・・・

 

「いいかい、リョウ君。

キミはね。

『機能価値』

と

『存在価値』

をごちゃまぜにして

しまっているんだ。

言葉を変えるなら

『Doing(やり方)』

と

『Being(あり方)』

と言ってもいい。

キミは

『Doing』

が上手でなくて

『機能価値』

をうまく発揮できていないだけだ」

 

「でも、そんなものは

経験と訓練と努力で、

いかようにも変えることはできる。

焦る必要なんかない。

ましてや、

自己否定する必要なんかみじんもない。

なのに、

キミはそれだけのことなのに、

なんと、

キミの大切な、

大切な『Being』

つまりは

『存在価値』

までも否定してしまっている。

『営業成績が悪い人は

人間としてダメな存在、劣った存在だ』

と自分で自分の人格までをも

否定してしまっているんだ。

それは大きな間違いだ」

そうですね。

機能価値なんて、

ほんと、

考えてみればちっぽけもんです(^^;

 

経験と訓練と努力で、

どうにかなるもんですし、

人の評価などは、

その人の価値観によっても

変わってきます。

 

そんなことで自分の人格を否定することなんて、

さらさらないですよ。

 

「キミは、キミでいい。

キミは今のままで素晴らしい。

売れようが売れまいが、

欠点があろうが関係ない。

『Being』としてのキミの

『存在価値』は

何一つそんなくだらないことで

傷つけてはならない。

キミは素晴らしいんだ。

ボクはキミが大好きだよ!」

 

そう言って、

ドラさんがキューっと杯を飲み干した。

こんな上司になら、

どこまでも、

ついていきたくなりますね~(^^)

やる気もアップします!

 

会社が営利目的で動いている以上、

なかなか、現実では、

こういったスタンスを取るのは難しいかもしれませんが、

でも、こんな上司が多くなれば、

日本の会社は、もっと活気がでると思いますし、

長い目で見れば、

業績も上向いていく気がします。

 

「キミは、キミでいい。

キミは今のままで素晴らしい」

 

なんて、

今どき、言ってくれる人はいない

(そんなスタンスで接してくれるのは

カウンセラーくらい?)

かもしれませんが、

少なくとも、

皆さんは、

自分自身には、

ささやいてくださいね。

(特に落ち込んだ時には)

 

「キミは、キミでいい。

キミは今のままで素晴らしい」

 

これは、真実です(^^)

 

今回もお読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回に続きます(^^;