遠藤 幸(ミユキ)です
まだ20代の公務員だった頃、
直属の上司と馬が合わなくて
その分野については、
生意気にも、自分の方が詳しい
という思いもあったし
互いに譲らず
仕事は進まず
イライラ、モヤモヤは募り
どうしても仕事に行きたくない
2日間、部屋にこもり
3日目に、そうだ!病院に行ってみよう
と思い立ったことがありました
ときは、世の中で
「鬱」が認知され始めた頃
病院に行けば、このモヤモヤを
解明してもらえるかもしれない!
そんな期待のもと、
誰にも会わないように
隣りまちのクリニックへ
今、思えば
産業カウンセリングを
受けるべきだったと思いますが
当時は、よく分からず
病院のホームページを見て
なんとなく、選んだのです
受付を済ませ、
恐る恐る見回した待ち相席…
自分が来るところではなかった
直ぐに気が付きました
が、既に
受付をしてしまっています
診察室に入ると
40代くらいの無表情の男性医師
確か、
睡眠や食欲などについて問われました
最後に、
「薬を出すこともできますが、どうしますか。」
そうか、ここは薬を出すところで
話を聞いてくれるところではないんだ
その時に、ようやく分かったのです
睡眠も取れていて、食欲もあります
薬が要らないことは分かっていました
ものの数分で
診察室から出されそうになったとき
「先生、人はなぜ生きるのですか」
咄嗟に尋ねていました
3秒ほど置いて、
先生は、静かに答えたのです
「そうですね、例えば
地面を歩く蟻、あれと同じです。
ただ、生きている。」
…え?
ショックでした
私が期待していた答えとは、
全く違いましたから
まず、がっかりして
次に、自分が恥ずかしくなって
そのまま診察室を後にしたのです
その後のことは
はっきりとは覚えていません…
でも、その答えは
当時の私には、まさに必要で、
最大の気づきを与えてくれるものでした
視点が変わったのです
何か、スッキリとして
翌日から、また普通に出勤していました
過去を振り返ると、
何か問題があって、悩んで苦しんで
その答えを自分で見つけて、また歩き出して
そういうことの繰り返しで
人は強くなり、
人生は創られていくのだ、と思います
あの時の私は
人に問うていましたが、
今の私は、自分に問うています
「私は、なぜ生きるのか」
答えは、
自分の中にあるのですから
あなたの人生が、
まるごと豊かでありますように ![]()
ライフキャリアコーチ 遠藤 幸(miyuki endo)
MCC / 産業カウンセラー / 国家資格キャリアコンサルタント



