畜産業界は問題ばかりである。人間の世界ではNGとされている事が罷り通っている。この人間としてしてはいけない事を日本政府は認め、国民もNGから生み出された物を食べ物として購入し、自分の腹に収めている。残酷なプロセスを経て市場へ出る肉や卵は、健康的な身体を作る食材とはなり得ない。罪の国で生まれた物を食べて何故健やかになれる?
あなたの口にしている食べ物は地獄からやって来た。それとも、病気になりたくて、地獄から来たものを腹におさめているのか?
今回は採卵鶏に関する俳句をまとめた。採卵鶏のオスひよこは卵を産まないから、生まれた日に処分される。物扱いでゴミ扱いだ。大量にオスひよこを産まれさせておいて、お前らは要らない、と大量に殺す。殺される時、どんな方法を取られても、ひよこは苦しんで死んで行く。世界最弱にして、最ももかわいいひよこの末路が、残酷な人間どもにかかるとこうなる。
採卵鶏のメスは卵生産マシーンだから、生まれて直ぐには殺されない。しかし、麻酔もかけず、人間はメスひよこの嘴を切る。嘴には神経が通っている。血も涙もない人間たちは無慈悲に大量のメスひよこの嘴を大量にカットして行く。作業だから、人間はなんも感じない。メスひよこが苦痛の声をあげているのに、誰も聞いていない。
採卵鶏のメスは成長すると、バタリーケージという狭い檻に閉じ込められる。1羽の鶏に与えられた床面積はB5サイズだ。床は金網で卵を転がす為に人間が斜めにした。ここで採卵鶏のメスは寝て、起きて、食べて、糞をして、卵を産む。品種改変された身体だから、通常の鶏の産卵数より25倍〜30倍以上産まねばならない。檻は糞だらけ、ダニがはびこり、仲間の死骸が転がっている。採卵鶏のメスは骨粗鬆症が多く骨折しやすい。生き過ぎの品種改変のせいだ。病気の採卵鶏が多いが、治療は一切してもらえない。弱った採卵鶏は傾斜のある床で踏ん張る事ができず、落ちて行き、行き止まった所に挟まって死ぬ。真っ白な卵の横に命の尽きた鶏が横たわっている。これがバタリーケージの日常の風景。こんな戦場からやって来た卵を、人間は、嬉しがって食べている。


採卵鶏のひよこの俳句
【『サンデー俳句王』2024年・佳作】
ねじめ正一氏選
雄ひよこは左雌ひよこは右こどもの日 楓摩ゆみ

採卵鶏の俳句
【『俳句四季』2023年・佳作】
池田琴線女氏選
コンテナより顔出す廃鶏春の風 楓摩ゆみ

画像引用元動画 2023.03.16
https://youtu.be/zdvnDHKB7nA?si=LrkL4K6uw0dGtTWm
初出記事
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12782766071.html
採卵鶏のひよこの俳句
2022
1.秋冷や御負けのひよこ母と埋め9/20
2.秋祭カラーひよこら鳴きどほし9/30
2023
3.「採卵鶏の孵化場」
春の夜やベルトコンベアに雛溢れ2/12
4.「無季俳句 令和五年二月に詠む」
パンダ観る目で孵化場の雛も見て2/21、2026/3/17推敲
5.春の風雛ちさき翼持ち上げて3/13
6.飛花落花ひよこと鴨を助けたし4/7
7.署名の束薄きも地獄花筏4/8
8.春光や雛ら孵化場を生きて出る4/10
9.ベルトコンベア逆走する雛春嵐4/15
10.春かなし雛数羽のみ救えども4/15
11.ほんたうの天国にゐるわがひよこ4/15
12.もらひひよこと母を謀(たばか)る春の暮4/26
13.虹の橋渡るひよこの朝寝かな5/2
14.「動物虐待横行」
無麻酔下ひよこ嘴切られをり6/11
15.孵化場の物陰にゐるひよこかな12/11
採卵鶏の俳句
2022
101.採卵鶏らに男水撒く猛暑かな6/30
2023
「中国湖北省」
102.冬空や鳴く鶏ら土に消え1/2
103.春灯夕餉の豚と鶏(とり)をのけ2/8
104.コンテナより顔出す廃鶏春の風2/9
105.春の雷ケージに挟まる鶏(とり)あまた4/4
106.春眠や鶏も牛も汚穢(をわい)中4/6
107.バタリーケージは鶏(とり)の遊廓春灯4/10
108.「バタリーケージより救出されし採卵鶏の今」
春陽を羽ばたく鶏(とり)の白さかな4/13
109.「屠殺場」
夏至光や生きたる鶏(とり)を逆さ吊り6/9
110.「バタリーケージ」
欠陥ケージに挟まる鶏(とり)ら遠花火7/22
111.「卵の産ませ過ぎ」
排出腔飛び出たる鶏晩夏光7/23
112.バタリーケージに転がる骸と寒卵10/7
初出記事 1、2、101
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12744798817.html
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12781837538.html
「中国湖北省」〈冬空や鳴く鶏ら土に消え〉に関連する情報
AIの解説

https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12788697623.html
初出記事 4、5
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12792837460.html
初出記事 105
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12796482818.html
初出記事 6、7、106
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12797162368.html
初出記事 8、107、108
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12797784484.html
初出記事 9、10、11
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12798433381.html
初出記事 12
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12797811370.html
初出記事 13
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12802021259.html
初出記事 14
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12806402112.html
109
https://note.com/chibi1day/n/nf3deabf4d231
初出記事110、111
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12812790742.html
2023年1月〜9月の投稿句 この年は、畜産動物などの俳句が片っ端から落選した年。どんな句を投稿したか記録した記事です。
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12822377655.html
初出記事112
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12820571174.html
https://hama-sush-jp.pro/lemon-tei/entry-12832065602.html
画像引用元
https://www.hopeforanimals.org/end-cage-egg/
悪夢だった2023年の『俳句四季』での連続落選
📝2023年は、俳句雑誌『俳句四季』で動物俳句が尽く落とされた年でした。2022年の『俳句四季』での成績は特選1句、佳作多数でした。その翌年は、1年間で佳作が2句でした。おかしいと思っていました。ついに6か月連続選外となり、私は『俳句四季』の投稿をやめました。私が畜産動物の句を主に投稿したから。それが、入選がパタッと止まった原因でした。私は事実を忠実に写生しているだけなのに、ととても悔しかったです。畜産動物の俳句が片っ端から落選になった、それが2023年でした。
AIに前年度とは露骨に違い過ぎるこの現象を分析して貰いました。やはり、句材に問題があったと分かりました。伝統的な俳句の世界では畜産の現実は俳句には合わない句材と見られているということでした。『俳句四季』は花鳥諷詠の世界をキレイキレイに保っておきたいようです。私は現実が最強だと信じています。綺麗事に固執して、夢を見ていたいこんな紙媒体とは、サヨナラすることにしました。翌年から、ネットでの俳句投稿を開始します。2023年は伝統的俳句のナンセンスな限界を見た年でもありました。
2023年の入選句は『俳句四季』で2句
2024年の入選句は『俳句生活』、『俳句ポスト』、『サンデー毎日』で18句でした。
差が露骨過ぎて、笑えました。
誤字脱字ありましたらすみません。読んで頂きありがとうございました。


























