前回、アメリカの義務教育課程にも日本のような統一された「学習要領」があると書きました。それでも日本に比べると全国的に教育格差というか教育内容の差はアメリカの方がずっとシビアだと思いました。
一般的に言って日本人家族 とりわけ駐在などの短期滞在者の方は日本人が多い地域や比較的治安のいい教育レベルも高い地域に住むことが多いです。
私が住んでいる地域でもあるひとつの小学校は日本人家庭のお子さんが多く娘が通っていた日本語補習校にもその小学校に通っているお子さんが数多くいました。
またロサンゼルス地域には現在は3つの学校区に、日本語でも教育が受けられるイマージョンプログラムがある小学校があります。私は別々の期間にこの3つの学校区と関わりがありました。
私が自分の子供をこういうプログラムに入れなかったのは単に自分の勤務地から遠いというのが一番の理由でした。私の勤務先から近い小学校に日本語のプログラムを作れないかと同僚の大学教員たちと学校区のトップと話に行ったこともありました。残念ながら、それが実現したのは娘が小学校を卒業した後で、さらに日本人家庭の居住地域の分布も変わってきていたので、結局、私の家の近くの学校にそういうプログラムができることはありませんでした。
私は90年代からこの「イマージョンプログラム」についてずっと研究していました。現地校と呼ばれる平日に通う小学校で幼い頃から2言語で教科を習ったらどういう効果があるのかにずっと興味がありました。
30年近く様々な州の様々な学校のイマージョンプログラムを見学したり、アドバイザーとして関わってみて、やはりここでも『個人差』というのはとても大きいんだと思いました。
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