数日前に娘の「ませ」度が停滞しているという記事を書きました。
その時「ませる」という単語は「おませ」か「ませている」だけで使うな〜と改めて思い返していたんですが、私の母や叔母がよく使っていた「ふく」という言葉も独特の使い方があると思いました。
「ほらをふく」とか「ほらふき」という言葉は一般的にも使われていますよね。語源は「ほら貝を吹くと大きい音が出ることから大げさなことや嘘を言うことを意味するようになった」ということです。
私の叔母は70年代からヨーロッパで映画関係の仕事をしていたので、日本から映画や音楽関係の人が来ると「まぁ、みんなよくふくこと」と眉をひそめていました。芸能関係の人は確かに大げさなことを言う傾向があるかもしれません。実際、自分を大きく見せないといけない職業だから私生活でもけっこう「ふいちゃう」人が多いんでしょうね。
海外にいる日本人の人が日本に帰ると、海外での生活をふいちゃったり、海外で「日本で自分はこうだった」的なほらふき話をすることも多いと聞きました。先日、友人がクルーズ旅行に参加した時、ジャグジーで自慢話をしたり、過去の旅行経験を話している人たちの信憑性がなさすぎて笑ったと言っていました。そういう一期一会の人には平気で作り話をしちゃう人もいるんでしょうね。それもひとつのエンターテイメントとして割り切れば面白いですよね。
「ほらふき」話でよく思い出すのが、私の知り合いの90年代にロンドンに行ってきた時の話です。その友人はロンドンで名だたるミュージシャンに会って、なんならお持ち帰りされたくらいに話をもっていたのですが、ちょうどその時、あるミュージシャンは日本公演にきていて、別のミュージシャンはアメリカに移住していたことがわかり、みんなで「幻覚でも見たのかね」とか「ろう人形感で会ったんじゃない」と笑っていました。90年代にはまだスマホもなかったし、SNSもなかったからそんな話をしても信じちゃう人もいたのかもしれませんね。
そういう私も90年代にジョージアの片田舎で山口智子さんの写真を見せたら「これ あなた?」と聞かれ、否定もせず笑っちゃったこともありました。ジョージアで聞いてきた人は「日本の女優に会った」と言っているかもしれませんね。
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