*追記、訂正しました。
 
今日 参加していた学会のテーマが「バイリンガル教育、継承語教育の問題は何か、問題の所在はどこにあるのか、問題を抱えているのは本当に当事者なのか」を考えるということで、日本でCLD児の研究をしている先生が基調講演をされていました。
 

CLDはCulturally and Linguistically Diverse の略で、日本語では「多文化・多言語環境に育つ子供」 と訳されますが、このCLDという単語も日本特有の使われ方かもしれません。このことについて書いた過去記事はこちらです。

 

 

こちらはちょっと違うのですが、日本で最近多くなった「書字障害」についてです。

 

 

何度か書いていますが、我が子は本当に言語発達が遅く、いつも心配していました。言語ができないといろいろな学習に遅延がおきます。娘が幼い時に、他の方のブログを読まなくて本当によかったと思っています。子育てのブログには発達が早いお子さんだけではなく、我が子のように遅いお子さんのことを書いていらっしゃる方も多いのですが、私の勝手な印象だと 日本は親を不安にさせる要素が多すぎるように思います。そしていろいろなことをとにかく数値化してしまうので一層、不安が募ります。

 

現在 日本にいる親の母語が日本語でない児童、あるいは日本語以外の生活言語を持つ児童を1000人くらい調査し、9歳くらいでバランスバイリンガルだった子供は10%以下だという報告があるそうです。

ここでいうバランスバイリンガルは両言語とも年齢相応の言語力があるという意味だそうです。

 

この数字を見て、バイリンガル子育てをしている方はどう思いますか。10%以下という数字を多いとみるか少ないとみるかですが、調査の対象となった児童の親の母語とか学歴、経済状況によって、まったく変わってくると思います。

 

もし1人の親の母語が韓国語でもう1人の親が日本人でその夫婦が日本語と韓国語のバイリンガルとして子供を育てたいと思い、両言語で教育が受けられる環境を与えたら、かなり高い確率で9歳くらいでバランスバイリンガルになると思われます。

 

これは何度も書いているようにバイリンガルの2言語がどれだけ近いかに関わってきます。日本語と韓国語は文字表記が全く違うので、決して近い言語とは言えないのですが文法的には近いので両言語の習得はやさしいと考えられています。

 

残念なことに日本語は似ている(言語距離が近い)言語が少ないので日本語ともう1つの言語のバイリンガルは育ちにくいです。

 

けれど日本語と英語のように非常に離れた言語を自然習得できると、脳も活性化されさまざまな学習にいい影響があると考えられています(まだ実証はされていませんが)。

 

「ウチの子すごいのよ!」という自慢ではありませんが、日本語と英語のように全然似ていない言語を同時に学んだ娘は本当にがんばったと思います。

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ
にほんブログ村