先週末は、助成金申請の企画書を書くはずだったのですが、その前にしなくてはならないことがあり、ちょっと仕事がずれ込んでいます。

 

企画内容は「評価システムの構築」なんですが、3年前に申請書を出して採択されたのに(私が知らぬ間に)取り下げられた苦い思い出があるので、今回はちょっと慎重になっています。

 

それはさておき、先週末は英検があったようですね。海外に住んでいる日本人の中には「こんな試験、実生活では役に立たない」と言う人もいます。でもそういう人は実際受けたけれど落ちた人、受けようと思って過去問を見てやめた人などです。

また前にも書いたのですが、アメリカ人にやらせてみたら、けっこうできない問題などもありました。そのことについて書いた記事はこちら

 

 

 

 

私は今から28年前に英検1級に合格したので、それ以来、試験を受けていません。当時より今の試験の方が難しい印象ですが、3年前に模擬試験をやった時には合格圏内の点数は取れたような気がします。

 

私は評価法の専門家ではないのですが、教育学部には「評価法」のコースもあったし、今の勤務大学には 英語教育(TESOL)の権威もいるし、評価法の有名教授もいたので、一緒に「言語評価法」の研究論文を書いたりしました。

 

私が見る限り(といっても1級の問題しか見ていないのですが)英検はとてもよくできた試験だと思います。かと言って、他の英語試験をそれほどたくさん見ていないので他にもいい試験があるのかどうかはわからないのですが...

 

アメリカには世界的に有名なETSという機関があって、TOEFLやTOEICを開発しています。世界中で使われているので、受験者も多くデータも多いので研究はかなり進んでいることが予測されます。そいういうタイプのテストに比べると、英検は受験者層が限られているのと、級ごとにわかれているので、総合的な語学能力が測れるというタイプの試験ではありません。またETSにはテストを作る(開発する)プロがたくさんいてそれを職業としているのに対し、日本で語学試験を作成する人はそれだけを職業としている人がほとんどいないという実態があります。規模が違うんですよね。

 

ただ日本人はこの「アチーブメント型」の試験が好きなんですよね。「合格すれば達成度がわかる」タイプの試験は学習のモチベーションをあげるにはいいツールだと思います。


前にも書きましたが、日本の教育学部ではあまり「評価法」のクラスで「試験の作り方」を教えていないそうです。学習者のモチベーションをあげ、学習効果をあげられるような試験を作れる現場の先生を養成することは「教員教育」の基本だと思うのですが、難しいのでしょうかね〜。

 

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