絶滅危惧種 | kyupinの日記 気が向けば更新

最近、ミノムシ、モンシロチョウ、ヘビを見なくなったこと

 

仔猫とヘビ、減る生き物たち

 

散歩をしていると、昔は普通に見ていた動物や昆虫を見なくなったことに気づく。

 

よく思うのは、ヘビを見なくなったこと。川の近くでも全然見ないので、かなり減っていて、もしかしたら市内では絶滅しているのではないかと思っていた。

 

ところがある日の夕方、川辺の草むらに仔猫が2匹、香箱座りしており、近くまで行ってみると、なんと仔猫の目の前に小さな赤いヘビがとぐろを巻いていたのである。2匹のネコは手で触ろうとするなどのアクションはなかった。2匹でその小さなヘビを見守っている感じだった。

 

猫2匹と草むら、石垣

 

近年、生態系が変化して、昔は普通に見ていた動物や昆虫をあまり見なくなっている。例えば、ミノムシとモンシロチョウである。

 

特にミノムシは、子供の頃は至る所にいたのに全然見なくなった。ミノムシは元々外来種であり、木製品などに紛れて大陸から渡ってきたらしい。外来種とは言え、ここ100年以内でなく、江戸時代頃には既に日本に定着していたようである。

 

ところが1990年代半ばに、ミノムシ(オオミノガの幼虫)に特異的に寄生する外来種のハエ(オオミノガヤドリバエ)が中国大陸から侵入したことで、一転して個体数が激減したと言う。

 

1990年代は最近とは言えないかもだが、江戸時代以前に既に日本にいたとしたら、十分に最近の話である。またミノムシが激減したことにより、天敵のオオミノガヤドリバエも著しく減少することになった。

 

野良猫とヘビの遭遇

 

また、モンシロチョウも散歩中にみることがまずない。しかしアゲハ蝶は時々見かける。子供の頃、モンシロチョウの幼虫はキャベツ畑でたくさん見ていた。いわゆる青虫とサナギである。モンシロチョウの卵も特徴があり、キャベツの葉の裏に産み付けられていて、理科の教材にもなっていた。

 

青虫はキャベツや白菜の葉に穴を開け商品価値を下げるので、農薬で強力に駆除されたか、有機農業ならビニールハウスなどで寄って来ないようにしているのであろう。青虫が食すキャベツや白菜以外の草花も激減していることもあり、モンシロチョウを見なくなったのだと思う。

 

アゲハ蝶の一部は幼虫が柑橘類につくため、まだ見るような気がする。柑橘類の葉は商品ではないし、アゲハ蝶の大量発生も聴かないので、強力には駆除されていないのだと思う。

 

斑猫と落ち葉、石垣の植物

 

他、少なくとも散歩中に滅多に見なくなったものとして、スズメ、シオカラトンボを挙げたい。少なくとも僕が住む地方の都市部ではほとんど見ない。一方、スズメ以外のカラス、鳩は全然減っていない。

 

シオカラトンボは子供の頃、最もありふれたトンボだった。薄い青色で、わりあい小型のトンボだった。一方、ギンヤンマ、オニヤンマは当時もあまり見ないトンボだった。

 

小学生の頃、空からすごい音が聴こえたので見上げると、電柱に巨大なオニヤンマが止まり、大型の蜂を食べていた。あのオニヤンマのサイズだとツバメも容易に捕まえられないと思った。

 

トンボといえば、夏の終わりに赤とんぼは見た。ただし昔とは違っていて、大した数ではなかった。

 

減少している動物や昆虫の一部は、やがて本当に絶滅してしまうのだと思う。