
2025年MLBのNLCS第4戦と大谷翔平
2025年のMLBワールドシリーズは、ロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズに勝利し2連覇を達成した。ドジャースは大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が所属していることもあり、日本国内でも注目度が高くNHKがポストシーズンのドジャースの試合を毎試合放映していた。
今年のワールドシリーズは、ドジャース対ブルージェイズが大接戦で最終戦までもつれ込んだ上、劇的な場面も多くあり、歴代でも最高のワールドシリーズの1つだったと思う。
上記はワールドシリーズの前のNLCS、ドジャース対ブルワーズ第4戦のハイライトである。この試合、大谷翔平は打っては3ホームラン、投げては6回3分の0を無失点、10奪三振を奪う大活躍であった。しかもホームランのうち1本は場外弾というおまけ付きである。
大谷翔平はNLCSでは、この試合まで印象に残る活躍をしていなかったが、この1試合の個人パフォーマンスが信じがたい内容だったこともあり、MVPを獲得している。もし大谷翔平がここまでの活躍をしていなかったら、おそらくMVPはブルワーズ戦で完投勝利した山本由伸が獲得していたのでは?と思う。
上は2本目のホームラン、場外弾のドジャースベンチやブルペンの様子である。マンシーが顔を真っ赤にして喜んでいることに注目。
ドジャースは、地区シリーズのフィリーズ戦では佐々木朗希が素晴らしいリリーフでの活躍を見せた。もし地区シリーズにMVPがあったなら、おそらく佐々木朗希が獲得していたと思う。ワールドシリーズは山本由伸がMVPを獲得しており、もし日本人の3人のうち1人でも欠けていたなら、ドジャースはワールドシリーズを勝てなかった可能性の方が高い。それどころかレギュラーシーズンですら優勝していたかあやしいものだ。
ポストシーズンでの彼らは、日本人を元気付けるには十分な活躍だったと思う。
よく考えると、大谷翔平のいわゆる二刀流は昔なら考えられないようなことで、故、水島新司氏でさえこのような漫画は描いていない。これが映画の脚本だったとしても、「書き直して来い」と言われかねないものだと思う。
大谷翔平の活躍を見ていると、若くで亡くなった友人を思い出す。以下に出てくる友人である。
長く生きていれば、彼も大谷翔平の活躍を見ることが出来たのに、である。(なぜか亡くなった友人について、いつも同じことを思う)
それほどまでに大谷翔平の活躍は唯一無二で異次元なものだ。
MLBを観ていると、アメリカ人がMLBのプレーのうち、ホームランと三振が凄く好きなのがよくわかる。つまりわかりやすいプレーが好きなのである。それを両方ともハイレベルで出来る大谷翔平が好かれないわけがない。つまり「ドジャースは悪の帝国だが、大谷翔平は別格で嫌いになれない」と言った感じである。
今回のワールドシリーズに限らず、レギュラーシーズンやポストシーズンで戦った選手たちに小学生くらいの孫ができた頃、「爺ちゃんは、昔、大谷翔平と戦った」と話すはずである。
それくらい将来、同じことができる選手は現れそうにない。
MLBの今回のポストシーズンでは、以下のようなことが語られていた。
“Born too late to explore the world, born too early to explore space, but born just in time to watch Shohei Ohtani play baseball”
私たちは、世界中を探検するには遅すぎ、宇宙を探検するには早すぎたが、大谷翔平を見るにはちょうど良い時に生まれた。