
クリスマスイヴに年賀状印刷をすること
昨年プリンタを買い替え、思っていたより早く完成していたのもあり、今年の年賀状作りの開始が遅れていた。年賀状印刷は避けて通れないイベントである。
僕ぐらいの年齢になると、年賀状の宛先が増えることがほぼなく、宛先のドクターが今年で年賀状は終わりにしたいと言う依頼とか、高齢で亡くなられるなどで自然に減少する。嫁さんは引っ越しなどで年賀状が返送され、出しようがなくなるパターンが多い。あるいは、何年も年賀状が来ないので出さないなどである。
昨年は239枚だったため、今年は240枚購入したが、全て印刷を終えると17枚ほど残った。
今年驚いたこと。
いつも年賀状を出していた先輩医師と、稀に後輩医師が物故会員になっていたこと。しかし、うっかり年賀状を印刷してしまった。よく考えると本人が健在なら喪中はがきを出すが、本人が亡くなった場合、そこまで家族はしないことが多い。
2020年以降、新型コロナパンデミックの頃は、葬式などできない時期が長くあり、同門の医師が亡くなったお知らせファックスくらいしか病院に届かなかった。しかし、県外になるとそれもないので、県外でひっそりと亡くなった同門の医師は、年末に送られてくる名簿を見て初めてわかった。これも普通は見ないのだが、ここ数年で多くの先輩医師が亡くなった感覚があり、今年は一度確認していた。
新型コロナパンデミック中、葬式に出席したのは3回だけである。この3回は県内で葬儀が行われたので出席できたのである。ある葬儀では、その友人家族以外は僕だけだった。医師でこの人数は悲しいものである。
病院の自分の名前宛てに年賀状を出す患者さんには年賀状を出すようにしているが、たまに引っ越しなどがあり、年賀状が戻ってきて出せなくなることもある。そのうち数名は県内の病院に転院し、今はグループホームかアパートで暮らしている。それでも僕に年賀状を出すと言うことは、僕を嫌って転院したわけではないことを表していると思う。こう言う患者さんは、こちらから突然出さないということはできない。
また、患者さんとその家族から別々に2通の年賀状が届く家族が5組くらいある。これも患者さんの状況がわかるので良いものだと思う。
そろそろ年賀状のやり取りを終えたいと思う人たちもいる。例えば、高校の同級生が交通事故で亡くなった際、通夜でその日だけ一緒に話した医師などである。この話は以下の記事を参照してほしい。
今はその同級生の母親も亡くなっていて、その友人たちともその日以来会ったこともないし、もはや年賀状をやりとりする意味も薄い。その話を嫁さんにすると、この数十年間年賀状をやり取りしていたことの方が凄いと言っていた。
今回の年賀状は、12月23日にiPhoneから写真を選んで写真用の年賀はがきにドロップしようとしたところ、どうしてもドロップできなかった。検索して調べてみると、近年アップルは写真の仕様を変更し拡張子がHEICになっていたのである。
これだとWindows11では、jpegに変換しないと年賀状ソフトでドロップ、つまり添付できない。アップルが変更した理由だが、HEICだとjpegに比べサイズが小さくなり、つまりハードディスクの節約になるらしいのである。
この大きな変更は素早く終えようと思っていた僕にとっては思いがけないことだった。結局、Windowsのストアで無料の変換アプリをインストールしたが、操作性が良くなかったり数枚変換すると有料だったりで、最初は良いアプリが見つからなかった。ようやくシンプルに変換できるアプリが見つかり、写真をドロップできるようになったのである。
23日夜に写真を選び、クリスマスイブの午後7時半から集中して通信面(写真を含む)を完成させ、まず嫁さんの全ての年賀状を印刷した。早く終えないとうるさいからである。そもそも、彼女はパソコンアプリを使えるまでのスキルはなく、1人で印刷などできない。今回のようにiPhoneの写真のコンバートが必要な時などなおさらである。
結局、午後7時半から午前2時までで全て宛先、通信面の印刷が終了した。たった2日で終わったのは、プリンタの性能とパソコンの速さの賜物だと思う。印刷しながら、クリスマスイブの食事も並行して食べたのである。
さきほど計算してみると240枚用意し、ミスしたものも考慮すると(亡くなった人の年賀状など)、約20枚ほど余っていた。
年々、年賀状枚数が減るのは印刷時間の短縮にはなるのは良いが、徐々に歳を取っていることを示しているわけで、悲しいものである。
今年の年末はこれから内輪の忘年会があったりで結構忙しい。大晦日から2日まではホテルに泊まって過ごす予定である。その大きな理由は、今年は帰省しないことと、夫婦だけなのに、おせち料理を作るのも嫁さんが大変なので、ホテルに泊まっておせち料理を食べようと言う話になったからである。
昨年も同じようにホテルで年末年始を過ごしたが、カウントダウンイベントのジャズコンサートなども観られたし悪くない体験だった。数年前はこのような時は、温泉旅館に行くことが多かったが、予約が容易でないし、万一大雪で行けない事態もあり得るので近場のホテルにしたのである。
唯一の難点は、年末年始のテレビ番組を大画面で観られないことだと思う。
今年も、例年と同じような年末を過ごしているのであった。
