腕時計を買う際、どの機能が最も必要か? | kyupinの日記 気が向けば更新

腕時計を買う際、どの機能が最も必要か?

 

 

 

上の2つの記事は僕が買った高級腕時計の話である。2022年まで高級腕時計は買ったことがなかった。僕には金属アレルギーがあり、無理だと思っていたからである。

 

グランドセイコーの腕時計(クロノグラフ)を買った時、そのブレスレットのフィット感がかなり良いことに驚いた。そして、中古でも良いので1つロレックスを買ってみようかと思い始めたのである。なぜロレックスなのかと言えば、ロレックスのステンレスは極めて高品質で、外科医が使うメスと差がないと言う話を聴いたのもある。

 

従って昔の腕時計は無理だとしても、今のロレックスのステンレスはアレルギーなど生じないのではないか?と思った。また、ロレックスであれば、もしアレルギーのために売るようになっても、大きな損失にならないのも良い。ステンレスモデルを最初に買うのなら、ロレックス以外はないと思った。

 

そして2000年代に発売されたスポーツモデルを中古で購入した。この時計は東京の中古時計ショップのホームページで現物を見ないで購入。過去に現物を見ずに買ったモデルがいくつかあるが、やはり写真だけで選ぶのは良くないと思う。写真と現物はかなり印象が違うからである。

 

最初の中古のロレックスに限れば、全く問題がなく満足できる時計で、その美しさや高級感に驚いた。皮膚アレルギーも大丈夫だった。ただ1点問題があり、僕は手首が日本人にしては太いのである。決して肥満はしていないが骨太なのである。従って手首周りは最低限18.5cmは必要である。できれば19㎝はほしい。

 

なお、日本人の手首周りの平均は17㎝と言われている。欧米人で18㎝である。そのようなこともあるのか、近年のIWCのブレスレットは昔よりは余裕がなく18.5㎝と記載されている。僕にとってはデフォルトでも不安な手首サイズである。わざわざ東京のIWCの正規店まで行き、購入を検討していたインヂュニアを付けてみたところ、デフォルトの18.5㎝では手首にはきつい感じだった。ショップの人によると、購入すれば3コマまでは無料で付けてくれると言う。問題なのは現物がなく注文しなくてはならないことであった。すぐに買えないなら中古品で構わないが、コマが足りないのはわかったので、インヂュニアは諦めた。注文して待たされると、気が変わって他の時計が欲しくなることや、近年はガンガン定価が上がっているのも不安だった。今から考えると、この日、インヂュニアを注文しなかったのは正解だった。

 

https://www.iwc.com/jp/ja/watch-collections/ingenieur/iw328903-ingenieur-automatic-40.html

 

 

インヂュニアなんて地方でも買えるじゃないと思うかもしれないが、大都市に行かないと地方のIWCショップには置いていないのである。地方では現物を見ることも、注文予約することもできない。

 

中古時計の場合、購入した人が手首サイズを合わせる際、コマをいくつか外しており、しかも外した駒を紛失してしまうのか、18.5㎝未満のことが良くあるのである。

 

僕はロレックスの購入を決めて代金を振り込んだ後に、手首サイズが17.5㎝と表示されていることに気付いた。そこでショップに相談したら、1コマ有料で付けてくれることになった。これだと18.5㎝になる上、当時のロレックスは爪楊枝で微調整もできるのでほぼ大丈夫なのである。なお、1コマ分の代金は1万円だった。

 

コマはなかなか手に入らないことがあるのでラッキーだった。ブレスレットのビンテージ物の場合、手首周りが17㎝~18㎝のことが多い。自分の手首サイズだと買うに買えないのである。

 

最初に買ったロレックスは15年くらい経っているので精度が心配であったが、1日に4秒進み、流石にスプリングドライブのようにはいかないか、と思った。4秒進みは電波時計やスプリングドライブに慣れた人には気になるが、機械式としてはそう悪くはないし、進む方が遅れるよりはマシだ。そもそもそのくらいの遅れや進みで不満な人はセイコーや、シチズン、カシオのクォーツを買う方が満足度は高いだろう。

 

今回の本題だが、紙カルテの精神科医が腕時計を使う場合、最も重要な機能は間違いなくデイトである。秒針が最も重要な科が多いと思うが、僕の場合、デイトがないと仕事の際に不自由でストレスになる。

 

秒針はもちろんあった方が良いが、デイトの方が重要性は遥かに上回るのである。なぜデイトが必要かと言うと、処方箋を書く際にデイトの記載が必要だから。また、精神科はコンサータの処方登録や、さまざまな公的機関への提出書類の記載の際に、日付を見る機会が多いのである。しかし、機械式時計をいくつも持っている人ならわかるが、デイトがないモデル(例えばサブマリーナ・ノンデイト)の方が、止まってしまった時、時刻を合わせるのが楽である。

 

僕の場合、ロレックスのデイトナは不可である。なぜならデイトがないからである。またクロノグラフなので秒針が小さな小窓にあるのも良くない。これはロレックスの正規店に行った時には必ず最初に言う。若い人はクロノグラフなど複雑系の時計がかっこよいと思うだろうが、ある程度、年齢が上がると3針の時計が一番である。

 

 

クロノグラフを持っている人はストップウォッチとして使うことがあるのだろうか?と思う。不必要な機能のために犠牲が大きい。特にデイトがないのは本末転倒だと思う。なお、僕は最初、グランドセイコーのクロノグラフをわけがわからず買っているが、これにはデイトが付いている。

 

ロレックスは、デイトナの他、サブマリーナ・ノンデイト、エクスプローラⅠ、ミルガウス、オイスターパーペチュアル、エアキングなどにもデイトがない。最も謎なのは、ミルガウスは耐磁性をウリにしており、工学、医学系の業務の人向けなのにデイトがないことである。

 

仕事ではなく遊びにのみ使うのなら、ノンデイトの腕時計も全然ありだと思う。ドレスウォッチならデイトなど必要ない。