Walking in the Rhythm.(Fishmans)
Walking in the Rhythm.(Fishmans)
今、豚インフルエンザで大騒ぎになっているが、インフルエンザの時期が来るたびに、彼のことを思い出す。
フィッシュマンズの佐藤伸治さんである。彼はフィッシュマンズのボーカル、ギターを担当していたが、ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲をしていたので、実質的に彼のバンドと言えた。1966年生まれ。1999年3月に心不全で亡くなっている(風邪で亡くなったといわれている)。享年33歳であった。
フィッシュマンズの音楽のジャンルはレゲエとかダブなどといわれるが、独特の浮遊感と気持ちよさを聴くものに与えている。他にはない稀有なミュージシャンであった。
すばらしくてNICE CHOICE(Fishmans)
フィッシュマンズはいわゆる洋楽好きの人が聴く音楽らしい。これにはちょっと笑ってしまった。フィッシュマンズは現在解散したわけではない。活動を休止しているらしい。彼の楽曲は言葉を非常に大切にしているように思う。
頼りない天使(Fishmans)
彼らの歌詞は確かに優しいが、とてもメッセージ性が強い。強い言葉だと思う。特殊感覚というか、ある種の不思議な世界観を持っている。
なんてったの(Fishmans)
彼らのCDをカーステレオに入れて運転すると不思議に眠くなって、ガムを食べたくなる。運転中には向かない。きっと、彼らの楽曲は聴くものの自律神経を副交感神経優位にしているんだと思う。
バックビートにのっかって(Fishmans)
1998年から1999年のインフルエンザはとりわけ強烈だった。僕もかかり、これは何なんだ!というほど苦しんだ。嫁さんもインフルエンザにはかからないのに、生まれて初めてこういう病気で苦しい思いをしたという。僕の患者さんで亡くなった人もいる。だから、佐藤さんが亡くなったのは、特別なことには思えないのである。
night cruising(fishmans)
佐藤さんの愛称は「サトちゃん」だった。フィッシュマンズは解散していないので、今も彼はメンバーの一員である。

これはフィッシュマンズの最後のアルバム「宇宙 日本 世田谷」(1997年7月24日)である。マジック・ラヴ、バックビートにのっかって、Walking in the Rhythmなどが収録されている。不滅の名作。
参考
冬の海外旅行