こんばんは~。
本日はレビューです。
今日紹介する玩具はTLKシリーズよりバーサーカーです。
バーサーカー繋がりの話だけどアポクリファのフランちゃん可愛すぎる…あの娘まじで飼いたい…。
それじゃースタート!
パッケージ。
バリケード同様ボックスタイプのパッケージとなっています。
価格は税込み2800円となっております。
さてちょっとここでバーサーカーのキャラクターに関して説明を。
バーサーカーは最後の騎士王の新キャラクターですがデザインは実写映画第三作「ダークサイドムーン」に登場したドレッドズの一体であるクランクケースと瓜二つであることが話題になりました。
玩具もバリケード同様、新規造形となりました(そもそも第一弾の一般販売分の新規造形がこの二体しかいないというのもあれですが…。)
裏面。
デザインの元となったであろうクランクケースは三作目で同じドレッドのメンバーであるハチェットとクロウバーを引き連れてバンブルビー達とハイウェイでバトルを繰り広げ、アイアンハイドと交戦しました。
スピーディーなハイウェイバトルとインパクトのあるアイアンハイドの衝突シーンはとても印象に残っており作中の中でも特に好きなバトルシーンの1つです。
三作目は評価があまりよろしくないですが私は大好きですよ。


ビークルモード。
ドレッドズ同様、黒いシボレーサバーバンすね。
こちらはバリケードと違ってラインセンス取得済みのものですが、三作目の時に発売されたトイとは細部の形状が異なっています(詳しい比較は後述)
適度にリフトアップされ、悪路への走破性が高められているみたいですな。
ビークルモード時の変形がやや厄介で畳まれたガワを被せるような仕組みになっているのですが、手足の位置や向きがちゃんとしていないとパーツ同士がうまくかみ合わずなかなかカッチリしなくて正直言ってストレスです。
実は写真のものも調節に10分以上かかっていたりします…(初回変形ってのもあるけど)
タイヤは4輪が独立可動し転がし走行可能です。
ドアにはディセプティコンマークがプリントされています。
ドア。
変形の都合上分割線が目立つ上、ドアにある変形可動用ジョイントが恐ろしく不自然です。
せめて黒いパーツにしてくれるだけでも結構変わったと思うんですけどね。
窓はクリアパーツではなく塗装仕上げなので安っぽい感じがします。
バック。
後部バンパーの造形は地味に左右非対称だったりシボレーのエンブレムが造形されていたりと劇中を再現しようという心意気は伝わってくるのですが、いかんせん窓が塗装で仕上げられていてかっこ悪いです。
クリアパーツは無理にしても、前のクランクケースみたいに光沢ブラックにしてくれたらシークレットサービスという感じがするのでまだ許せたんですがね。
また後部のライトもクリアパーツでなく塗装。
正直言ってこの塗装が全てを台無しにしている気がします。
上から撮影。
パトライトも塗装です…ここはクリアパーツにしてほしかった…。
前回のバリケードもそうでしたが、今回の最後の騎士王のトイもコストカットが顕著に見られます。
パーツ高騰や人件費の問題などがあることは分かっていますがやはり商品として売る以上はそれなりの物を作ってほしいなあという見解です。
フロントガラス。
こちらも勿論塗装処理。
バリケードもライトが塗装処理になっていましたが窓とランプはちゃんとクリアパーツになっていたのでこちらもそうしてほしかった所。
ボンネット。
ここは前作とは違ってグレーの変形可動用ジョイントがないため劇中に近づけられています。
まあ可動ジョイントの悲劇は上述のドアパーツで再び起こったので全体的には特に変わってないんですけどね…。
バンパー。
こちらもライト部分が塗装処理になっているのでかっこ悪いです。白というのもまた…。
ただシボレーのエンブレムの塗装や各部の造形、デティールはクランクケースの時よりも忠実に造られているので好印象です。
ただ聞いた話によるとライトやエンブレムが塗装されていないエラー個体があるとのことなので注意してください。
付属の武器である棍棒はビークル時、車体裏に取り付け可能です。

また説明書には記載されていませんが車体側面にも武器を取り付けることができます。

角度を変えて撮影。
三作目では同じサバーバンに変形するハチェット、クロウバーと一緒にハイウェイでバトルを繰り広げていたシーンがかっこよかったですね。
敵キャラでほぼモブでしたがとても印象に残っています。
クランクケースと比較。
クランクケースの時も「小さくなったなあ…」と感じていましたが今作ではさらに小さくなりました。
クランクケースはクリアパーツが使われていたり、ちゃんとカッチリ変形できたりするのでバーサーカーは様々な箇所にコストダウンが見受けられます。
本体の塗装もバーサーカーはつや消しブラックなのに対してクランクケースは光沢がかかったブラックになっているので後者の方が高級感があって好きです。
それでは変形です。
車体裏の武器を取り外します。

左右のドアを開きます。
フロントウィンド、ボンネットを上げます。
バンパーを下げます。
天面を上げます。

天面を画像のように二段階にたたみます。
天面を倒してジョイントで固定します。
説明書には記載されていませんが、雑誌などで紹介されていた形態でこのクラッシュモードがあります。
これは実写映画第三作で、アイアンハイドとの正面衝突直後のクラッシュ状態を再現してるとのことですが、このギミックこそがビークル時にカッチリしない最大の要因になっており、個人的には蛇足だなと思います。
このギミックは入れずにビークル時の安定の方を優先してほしかったですね。
というかただの変形途中を公式化するというのはあまり納得いきません…。
上半身を上げ、下半身を下げます。
脚を左右に開いて膝を回します。

左右の膝と足首を曲げます。
腕を左右に広げます。
腕を下げます。

左右の手を出します。

左右の肩のパーツを上げます。

左右の踵を出します。

左右の腕のパーツをたたみます
各部を調節して変形完了です。


ロボットモード。
バリケードとは対照的にケダモノ方向に振られたデザイン。
大型の爪や動物のような脚部がいかにもクリーチャー感を全面に出しています。
基本的なスタイルは三作目のクランクケースからの変更は特になく、ロボットモードの再現度はクランクケースの時よりも進化していると思います。
背中のガワはパタパタと折りたたむことによってコンパクトに収められているのでスッキリしていていいですね。
ただいかんせん足の構造が特徴的なため立たせるのに若干苦戦します…まあ慣れてくると楽になりますが。
バストアップ。
肋骨のような不気味なデザインが特徴的であり、まさしくエイリアンと言った風格。
クランクケースよりも劇中デザインに近づけられているのですが、塗り分けが少なく安っぽく見えてしまうというのがネック。
胸部にはクラックケースにはなかった左右非対称の赤いX印のマーキングが施されています。
頭部アップ。
非常によく作りこまれており、このエイリアンのような表情がバーサーカーというキャラクターを物語っていると言っても過言ではないでしょう。
ドレッドヘアーは軟質素材ですが三本が一体化されているので扱いやすく、クランクケースの時の不満点だったドレッドヘアー部分の癒着や破損の心配がなくなっているのがいいですね。
こちらは目の部分などの塗り分けもしっかりしているのですが、強いて言うならばドレッドヘアーの部分をゴールドに塗装してほしかったですね。
集光ギミックはありません。



角度を変えて撮影。
こうして見るととてもインパクトにあるデザインですね。
実写の有機的なデザインは賛否両論ありますが私は大好きですよ。



腕部。
化け物のような長い腕と大型の爪が目を引きます。
手はクランクケース同様軟質素材なので塗装のハゲが怖いです。
腕の赤い部分の塗装はグラデーション塗装となっており、その表現の仕方はまさに血のようです。
腕のデティールもしっかりと造形されています。
クランクケースの時に背中にあったウィング(?)のようなものは廃されましたが、その代わりに小型化されましたが肩に画像のような突起物が追加されました。
ただこのパーツは軟質素材であり、しかも放っておくといつの間にかベタベタしてるというものすごく扱いに困るものになっています(ベタベタは洗っても落ちませんでした。)
腰。
腰の回転はありませんが前屈できるようになっています。
股関節はボールジョイントですが腰のタイヤと背中のガワが干渉するので大幅に動かしたりすることはできません。




脚部。
人間とはかけ離れた動物らしい鳥脚となっています。
脚部の処理は以前のクランクケースの頃と比べて劇中に近づけられており好印象。
塗分けもしっかりしていていいのですが踵の部分のボリュームが足りず、足首にロール可動もないので後ろに倒れやすいというのがネック。
立たせにくいというのはクランクケースの時の欠点でもあったのでここは直してほしかったですね…せめてもう少しカカトが大きければ…。


背中。
ガワ変形ですがパタパタとガワを折りたたむ変形構造によってバリケードの時よりもスッキリしてみえるので気にならないです。
ただ腰のバンパー部分のガワが股関節の可動にモロに影響するので自由度があまりという部分が残念ですね。

角度を変えて撮影。
可動一覧。

頭:前後にスイング可動
首:ボールジョイント式可動
上腕:ボールジョイント式可動
変形の都合上、肩の付け根に可動軸があるため画像のように肩の位置を調節することができます。
肩:360度回転可動
肩の突起物はボールジョイントで可動させることができます。
肘:スイング
上腕:軸ロール360度回転可動

腰:画像の位置まで前屈

股関節:ボールジョイント式可動
腿:軸ロール

膝は二ヶ所の関節があり、90度動かせるので画像のようにまっすぐ伸ばすことも可能です。
ただし足の可動域の都合上、伸ばしたままの状態で立たせることはできません。
棍棒。
ダークサイドムーンの時に使っていた武器の再現です。
同型のものが二個付属します。

手に持たせることができます。
造形は劇中デザインに忠実なのですが軟質素材なので扱いにくい上、無塗装なので見栄えが悪いです。

画像のように背中に取り付けることもできます。
これも劇中シーンの再現ですね。
ただ引っ掛けるだけなのでしっかりと固定はされず、ちょっと触るとすぐポロッと落ちてしまうのがネック。
ここはしっかり固定できるような構造にしてほしかったです。
再びクランクケースと比較。
ビークルモードの時はボロクソ書きましたが、ロボットモードのプロポーションはバーサーカーの方に軍配が上がります。
クランクケースもロボットモードはこれはこれで好きなのですが、いかんせんガワが大きかったり腕や脚のパーツが劇中デザインと違ったりであまり納得のいくものではなかったので、今回のバーサーカーは嬉しかったですね。
ただビークルモードの比較の時にも書きましたが、今回はコストカットによる各部の塗装の省略がより顕著になっており玩具っぽい安い見栄えになってしまっているというのが残念です。
アクション!












お疲れ様でした~。
三作目でバンブルビー達と激しいカーチェイス、アイアンハイド達と白熱の肉弾戦を繰り広げモブキャラながらも強い印象を残したクランクケース。
今作ではその同型であるバーサーカーが登場し、エイリアンのような生物的な外見もしっかりと引き継いでいます。
さて商品の方ですが様々な箇所にコストカットが見られ、色々と残念な出来です。
スタイリングですが、ビークルモードは他のDXクラスの車両モデルに比してサイズが小さく全体的にボリューム不足という印象です。
さらにコストカットの影響かウィンドウやライトまわりにクリアパーツが全く使われておらず全て塗装処理になっており、チープなイメージを助長していてあまりカッコイイとは言えません。
これまでムービーシリーズにはパーツや人件費の高騰の影響によりダークサイドムーンからコストカットの傾向が見られましたが、正直言って『とうとうここまで来たか…』と思ってしまいました。
そして変形が恐ろしくタイトであり、リヤサイドのパネルなどが特に合わせにくく、隙間が出てしまうのも残念。
しかも腕や脚はちゃんとした位置にしておかないとパーツが嚙み合わず、こっちを押し込むと別の部分が外れ、ここの部分が治ったら今度は別の部分が外れるということがしょっちゅうあり変形していてものすごくストレスを感じました。
今回クラッシュモードという変形途中形態を再現した結果こうなってしまったのですが、正直言ってそんなギミックはいらないので本体の安定性の方を重視してほしかったです。
あくまでもTF玩具は「ちゃんとカッチリ変形できること」が大前提として置かれるべきであり、変形途中に拘った結果まともに変形させることができなくなったというのはいくらなんでも本末転倒な気がします。
開発者さんには改めてそのことをしっかりと理解してもらいたいです。
ただ逆にロボットモードは凶暴なクリーチャー感が前面に押し出されていて上々の出来栄え。
やはり背中のガワが気になるものの、バリケードとは違って何層かに折りたたまれるような工夫の跡もあり、妥協できる範囲になっていると思います。
また、クランクケースでは破損や劣化が心配だったドレッドヘアーは形も素材も型崩れしにくい仕様に変更され、イメージを損なうことなく遊びやすさが増しているのもよかったですね。
ただ踵部分のパーツがボリューム不足であり倒れやすくなっているという点はどうにかしてほしかったです。
武器に関しては造形は完璧なのですが、軟質素材なため扱いが難しいのと大幅な塗装の省略が気になりましたね。
あとさすがにロボットモードの時背中に引っ掛けるだけってのは雑すぎる気が否めません。
手のジョイントの件ですが、手首に通常の5mmジョイント武器が使えない、同時発売のバリケードの武器とも互換性がないなど、拡張的な要素がほとんど見出せません。
細かいことですが、サイズにしろジョイントにしろあまり統一感がなく、それぞれ個別に存在しているようで、集めるモチベーションが上がりにくいように思われました。
そしてこれはバーサーカー本体とは関係ないのですがTLKの販売手法について個人的な意見を。
今回第一弾で発売された一般販売組の新規造形は前回紹介したバリケードとこのバーサーカーだけになっており、どちらも劇中で出番はあるんでしょうが露払いとしての選択にちょっと疑問が残ります。
新規顧客を狙うなら、しっかりした新作のオプティマスやバンブルビー、メガトロンなどを一体でも先にラインナップした方が良かったような気もします。
そして新規造形のボイジャーオプティマスやメガトロンをトイザらス限定アイテムにするというのもあまり納得いきません。
またTLKシリーズ自体あまりにもスローペースであり、作中のメインキャラクターであるバンブルブビーや新キャラクターのホットロッドの発売が公開から一ヶ月以上経った9月に発売するというのはいささかどうかと思います。
実写映画はTFにとって新規顧客を獲得する現状最大の武器でもあるため「映画を観てはまったからその足で玩具を買いに行く」というのができなくなるというのは…。
一応今はネットでの予約が一般化されていますがそれでも鉄は熱いうちに打てと言いますし一ヶ月以上待たされるとなるとモチベがなくなってくるんじゃないかなと思います。
来年あたりから実写の新シリーズが本格的に始動するとのことなので次回作以降は発売スケジュールを改善してもらいたいです。
さて話はそれましたが、総合的には、ロボットモードでは一定の水準をクリアしていますが、ビークルモードの安っぽさと変形の煩わしさがそれを相殺している印象でありぶっちゃけあまりオススメできるものではありません。
まあ現在価格が二千円下回っているのでそれくらいの値段で買うならまだ妥当なんじゃないかなという見解です。
点数としては40点です。