①国家資格キャリアコンサルタント
②Gallup認定ストレングスコーチ(強み専門家)
③TRE®(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー
④自我状態療法セラピスト(パーツ心理学セッション)
の皆川公美子です。
働くHSPの人生の転機をスムーズに!
「エネルギーが湧かない」「もう無理かも」「がんばりすぎてしまう」を、
トラウマ・神経系・身体感覚の視点から読み解くセッションやセミナー
これまでにのべ8,000名以上の方に伴走してきました。
なにかにひっかかりを感じる経営者、
HSP気質や生きづらさ、また支援の仕事に携わる方など、
“頑張りすぎて疲れを自覚できない人”の声と共に歩む日々を重ねています。
今日のことはずっと書きたいと思っていたのですが
うまく書ける自信がなくて、
ずっと推敲を重ねていたことです。
でもこの行き過ぎた俯瞰目線、
行き過ぎた客観的な人、
は日本にはとても多いと感じていて
それはその人のせいじゃなく、
幼少期に認められなかった、
わかってもらえなかった、
ことが起因しています。
_________
トラウマからくる「行き過ぎた視野」に気づくために
~主観を感じないとき、心と身体に何が起きているのか~
あなたはきっと、なんとかを冷静に観察し、周囲との調和を大切にできる方でしょう。
組織にいるとき、
会社にいるとき、
全体を俯瞰して常になにが起こっているのか、
何がどう関係していて
何がどうなりそうなのか、
わかって把握していることでしょう。
どこかで争いが起こった時の調整役も
とてもうまいでしょう。
しかしその一方で、自分の「感じていること」が遠ざかってしまうことはありませんか?
それは、自分の本当の声が見えにくいトラウマの兆候かもしれません。
◆客観視が「行き過ぎる」とどうなるのか?
・職場での例
プロジェクトの打ち上げの時おわりの言葉などを言う役目になったとき、
「皆さん、お疲れさまでした」と言いながらも、
「私は正直、こんなふうに感じていました〜」という感情を言えず、
いつも表層的な言葉に終わってしまう。
みんなの心を惹きつける、すごいうまいあいさつの人って
いいな〜!と憧れる。
・会議での例
意見を出したとき、
「私は…」「優先的に」など言いながらも、
結局相手の意見に合わせてしまう。
目上の人が意見を言って、それに答えるとき
「それはこのように利点があっていいです」と上から目線でジャッジし、
「わたし、とてもいいと思いました」という主観の意見が言えない。
ので少しだけ変な雰囲気になるが
「言うほどのことでもない」ので常にスルーされる。
(そういうこともあっていいと思うのですが、ん〜むずかしいです
場面設定を説明しすぎないで例を出すことをお許しください)
・家族や友人関係での例
友人が落ち込んでいるとき、
「あなたの気持ちわかります」より
「それでもいいんですよ」とアドバイスと口調で話してしまい、
相手が「わかってほしいのに」「相談したいだけなのに…」と距離を感じてしまいます。
・ボランティアや地域活動での例
地域行事のお手伝いをするとき、
「必要ですから」「これをやりましょう」と
まるで現場の指導役のような発言をしてしまい、
みんな横並びの同じ立場で参加しているのに、
なんとなく指導役になったり
皆さんが身構えてしまう雰囲気になります。
「リーダー引き受けてくれてありがと!」とありがたがられるときもあるが、
目上の人や同じ目線の仲間からはだんだん煙たがられることになる。

などなど。
思い当たる方、決してあなたを責めていませんので
どうぞもう少し読んでみてください。
いつも潜在的に「どうしてか人間関係がおかしくなる」と思っている方に
楽になっていただけたらと思って書いています。
◆心と身体に起きている?
こういう「行き過ぎた俯瞰目線」の人には何が起きているでしょう。
-
感情を感じないクセ
主観である「自分がどう感じるか」が抑えられ、
無意識に「感じているふり」をようになる。
-
言葉が他者視点になる
自分の言葉が常に「みんながこう思っている」で統一され、
または「誰目線?」「ずいぶん上から目線」と思われている。
自分の声が見えなくなるだけで本人には全く悪気がないのだけれど
マウントととられることもあって苦しい。
-
人間関係のズレだけ
話していると、
相手には「距離感」「冷たい印象」を与えやすく、
自分の居場所に違和感を覚えやすくなる。
相手の感情を無意識にスルーしてしまうことがある。
というようなことが起こると
多くの方のセッションからわかりました。
◆主観が戻ると、どう変わるのか?
まず、「主観」ってなんでしょう?
それは、「わたしは、こう感じている」と今ここでの体験に気づける、身体と心の「ナマの声」のことです。
-
朝の陽ざしに「ほっ」とする
-
緊張の場で「ドキドキ」して手が冷たくなる
-
誰かの発言を無視したとき「モヤッ」とする
-
思いが本気だとき「じわ〜」と胸が温かくなる
上記のことをこのように言い換えることが習慣になっている方はいますか?
-
ほっとした〜
→「落ち着いてきたように思う」
→「今は冷静に対処できていると思う」
-
どきどきする
→「少し緊張しているように見えるかもしれませんね」
→「なんだか身体が過度に反応しているようです」
-
モヤっとしてます
→「明確な判断ができていない状態かも知れません」
→「状況をどう把握できないかわからないですよね」
-
じわーっと胸が熱くなるんです
→「心が動いて感情的になってます」
→「感動している自分がいます」
主観と客観目線の違いです。
他人事のように言うことがクセになっています。
なにかを誰かに説明するとき、
客観的に言うようにとわたしたちは学校で社会で
訓練させられ過ぎている感じがします。
自分の感覚は、頭で分析する前の「ナマの自分」。
それが「主観」です。
主観を感じるとは、自分の体の中に流れている「嬉しい」「いやだ」「たのしい」「さびしい」「くすぐったい」などの内側の揺らぎにそっと寄り添うこと。
それができるようになると
-
言葉に温かみが増す
「私はちょっと寂しかったな」など、優しく本音を表現できる。
-
身体感覚に気づけるようになる
胸のつかえ、喉のドキドキ、肩の重さが、感情のサインとして見えてきます。
-
心の緊張がゆるむ
気がいい・言っていいと思うことで、安心感が生まれます。
-
人との関係がまろやかになる感じたことを
正直に伝えられると、相手との距離感が自然に返ってきます。
つまり、主観はわがままでも感情的でもありません。
自分の心の「温度」や「湿度」を知るセンサーのようなものです。
主観が戻って、あなたの中にある「生命の手ざわり」がよみがえります。
そしてそれこそが、
日々を心地よく生きるための土台になり、
ひいては「人が感動する挨拶」になります。
主観を拾えるようになると
-
直感や身体の声が聴けるようになります
胸のざわつきや首の立ち止まり、不安の感覚を、
自分の「本音」と気づけるようになるので
自分の活性度をコントロールしやすくなります。
自分を自分で客観的に見ようとしすぎると
身体は反乱を起こすことが多いです。
風邪ひいたときに
「しんどいね心配しているよ」と声をかけてもらうのと
「あなたの身体にはウイルスが入っている状態だから、早く薬でなんとかするといいよ」
と言われるのでは
どちらが嬉しいですか?
そうです、
◆主観を取り戻すためのヒント
とはいえ、これまでの人生ずっと客観視をしてきたあなた、
そんなに簡単に
自分の思考を変えることはできませんよね。
以下のようなことを試してみるのはどうでしょうか。
| ステップ | |
|---|---|
| ①意識してみる | 朝や仕事後に「今の心はどう?」と自分に一呼吸置いてみてください。 |
②言葉にする |
「本当は私は〜と思っていた」と自分の中で言葉にする。 |
③身体に注目 |
呼吸の深さ、緊張、熱感など身体感覚を、ゆっくり観察します。 |
④書いてみる |
ぼんやりした感覚でも、短文でいいから記録してみる。 |
◆まとめ
あなたの「客観力」は、観察力や調整力に優れた大切な才能です。
それでも
それが強まりすぎると、
自分の主観=本当に感じていること=が遠ざかっていて、
関係やコミュニケーションでズレが生じやすくなります。
大切なままは、まず「自分のある微かな感覚に気づくこと」。
それは ではなく
場では ではなく
「私は」を主語にする。
自分を
見つめ、心と身体を整え、知覚と
共感を持って関われるための「土台」です。
あなたの「本当に感じている声」は、
あなたを支える力になります。
その声に、少しずつ耳を傾けて時間をかけて、
主観と客観を人生に両方持っていってくださいね!
人間関係はもっともっと楽で心地いいものに
なること請け合いです♡
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◆集英社(オンライン)さんに取材していただきました。この記事めっちゃくちゃわかりやすいです!
【自律神経とHSPの関係をとてもわかりやすくまとめてくださいました】
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