対人支援の仕事って、普通のビジネスとどう違うの? | 頭で悩むより、神経系から整える。人と心がもっと愛おしくなる話

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人が前に進めないとき、身体と神経系では何が起きているのか?東京藝大卒・元ソニーミュージックディレクターの皆川公美子が、独自の「BMS(心身相関)」視点で人の心と感性の世界をマニアックに紐解く探求ブログです。

・国家資格キャリアコンサルタント

・Gallup認定ストレングスコーチ

・TRE(トラウマ&テンション・リリース・エクササイズ)国際認定アドバンスプロバイダー

・自我状態セラピー(パーツ心理学)セラピスト 

4つの顔で、ライフブロック(生きづらさや停滞感)から強みの人生への転機をバックアップする皆川公美子です。

これまでにのべ7,500名ほどの方のご相談を伺ってきました。

 

 

 

今日は、カウンセラーやコーチ、セラピスト、保育士、幼稚園教諭
スクールカウンセラー、キャリコンなど、対人支援の仕事の特徴=
特殊さ
、について書いてみようと思います。

 

私自身、支援の現場で働いていて

 

「あぁ、これって本当に特別な仕事だな」


「ビジネスビジネスするのはおかしいし」


「でもお金をきちんと循環させることって持続可能な仕事をするためには大事すぎる」

 

と感じてます。

今日はその特殊さを、分かりやすく説明していきたいと思います。
 

 

 ■まず、「信頼関係」が全てのベースに

 

対人支援の仕事で一番大切なのは、クライアントさんとの信頼関係。

これは普通のお店での「お客様との良好な関係」とはちょっと違います。

例えば、ユニクロでは「素敵な商品」と「丁寧な接客」があれば、その場でお客様に満足いただけますよね。

でも、支援の現場では、クライアントさんが

 

「この人に本当に心を開いていいのかな」

 

と、私たちのことをじっくり感じ取ろうとするところから始まります。
 

人間は信頼できない人には口を開きません。
 

その信頼関係を築くには、それなりの時間が必要です。

でも、この「時間をかけて育む関係」が、実は支援の質を
クライアントさんの結果を、大きく左右します。

 

 ■目に見えない変化を大切にする仕事

 

対人支援の難しさと面白さは、

 

成果がこれ!

 

と目に見えにくいところかもしれません。

例えば、お菓子作りの先生なら、生徒さんが作った美味しそうなケーキを見て「上手になったな!」とすぐ分かりますよね。

 

でも、メンタルケアや心理支援の場合、その変化はとてもゆっくりと、そっと現れてきます。

「何か楽になった気がする」
「少し前向きになれた」

という小さな変化の積み重ねが、実は大きな成長につながっていきますよね。

フィードバックする力
寄り添う忍耐力
などが必要ですね!

ここがビジネスのなかですごく特殊。

 

 

 ■言葉の持つ力の大きさ

 

 

私たち支援者の言葉は、クライアントさんの心に直接届きます。

 

だからこそ、「売上を上げなきゃ」という気持ちが前面に出てしまうと、クライアントさんは敏感に感じ取ってしまいます。

わたしはかなり前ビジネスの前進サービスみたいのに参加していたとき
「サービスに付加価値をつけてどんどん単価をアップしましょう」
というテーマを教えてもらう回がありました。

周りのサービスで
ファッションの方とか
塾の先生とか
分析サービスの人は
ぐんぐん単価を上げていました。

でもわたしは「そんなことできないよ!」と思って
みんななんでできるのかが謎すぎました。笑

今だからわかります。

対人サービスであっても
対人支援とは大きくちがうんですよね。
 

大切なのは、「この人の気持ちを本当に理解したい」
という純粋な思いを持って接すること。

これは、ビジネススキルだけでは身につかない、とても繊細な部分だと思います。
 

 

 ■支援者自身のケアも大切!

 

 

対人支援の仕事では、支援者である私たち自身のケアがとても重要です。

ここが抜け落ちている人が多いけれど
「なんか腰が痛いけど、仕事には関係ないし」

とか

「疲れてしょうがないけど、仕事しているんだから当たり前かもね」
 

とか

そんなことないです!!

 

自分の身体とつながることをやっていくと

・調子のアップダウンを細かくケアする技が自然とできるようになる

・不思議なことに、内臓や身体の中の器官さんたちは
 意識を向けてもらい続けると元気になる
(解離せずに身体感覚が強い人は、なぜか健康度が高いのよね)


 

そしてクライアントさんの悩みに寄り添い続けるには、
私たち自身が心身ともに健康でいる必要、ぜったいにありますね!



特に繊細な性質を持つ支援者(エンパスやHSP)は、共感力が強力な強みであるだけに
自分のエネルギーの使い方トレーニングしていく必要があります。
 

 ■支援者の成長が、そのまま支援の質に

 

普通のビジネスなら、「営業力を上げる」「商品知識を増やす」といったスキルアップが売上アップに直結しますよね。
 

でも、対人支援の場合は少し違います。

私たち支援者自身が人として成長することが、クライアントさんへの支援の質を高めることにつながるんです。

 

面白いことに、クライアントさんは支援者の「内面の深さ」や「人としての在り方」を驚くほど敏感に感じ取っています。
これはポリヴェーガル理論のニューロセプション、の部分でもあります。
また別記事で詳しく書いていこうと思います。

だから、私たち自身が学び続け、成長し続けることがとても大切ですね!
すごいスケールの大きな仕事だと思う。

 


 

■最後に

対人支援の仕事は、普通のビジネスの枠に収まらない特別な要素をたくさん含んでいます。

でも、だからこそやりがいがあり、クライアントさんと共に成長できる素敵な仕事だと感じています。

支援の現場にいらっしゃる方、これから目指そうとしている方、この記事を通じて対人支援の特徴を少しでも感じていただければ嬉しいです。

みなさんも、ぜひ自分らしい支援の形を見つけていってくださいね。

それでは、また!

 

 

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