HSP/HSC 専門 国家資格キャリアコンサルタント皆川公美子です。
HSPを知るための本基礎編では HSP特性を知るためのお勧めの本をご紹介しました。
こちらではHSPを支援する方向けの本をご紹介します。
HSPは敏感な神経系を「生まれつき」持っていますが
そこが問題として表出することは、イコールではありません。
アーロン博士は、敏感と不安や恐怖が同じではないことを
繰り返し説いています。
「生きづらい」HSPを支援するには
この HSPさんの心理的2階建問題を正確に理解することが必要だと
わたしは常々考えています。
このことに関しては心理学者で関西大学の串崎真志先生も
繊細な心の科学のなかで言及されています。
仕事において 一歩がでない、なかなか取りかかれないという訴えをとても
よく伺います。
そこには過去の生育環境などの困難に起因する『防衛反応』『防衛適応』がからんでいることが多いです。
もちろんご本人の行動の根っこにある
「神経反応」の部分が、どのくらい身体的問題であるのかという大きさにもよりますが
無意識に大きな成長過程での問題をかかえている方に
いいからとにかく行動しましょう!
大丈夫だよ!
気にしなくていい!
のようなアドバイスは
HSPさんの人生を、さらに生きづらい、糸が絡まった状態に追いやることがあります。
(生きづらさを根本解決するのではなくて、生きづらさにフタをしてさらに頑張ることに
つながるから。。)
ご本人には人生のタイミングというものもありますので
心の深淵に向き合うタイミングなのかどうかも見極める必要がありますよね!
HSPさんの支援をする方向けに
HSPの神経系を理解するには『ポリヴェーガル理論』は不可欠ではないでしょうか。
神経系の特性を持つHSPの神経系の防衛ふるまいを、きちんと理解するための学びとして
以下の本をまとめました。
【中級編】
HSPさんはそのマイノリティがゆえに、愛着の形成につまづきがあった方がほとんどです。
岡田先生のこの本もHSPにとってとても重要な本です。ぜひご一読を。
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愛着障害の克服 「愛着アプローチ」で、人は変われる (光文社新書)
858円 Amazon |
ポリヴェーガルの基礎。
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「今ここ」神経系エクササイズ 「はるちゃんのおにぎり」を読むと、他人の批判が気にならなくなる。
1,760円 Amazon |
そして浅井先生が翻訳としても参画されている次の本もHSPに必要な神経の調整力について書かれていて重要な本です。
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レジリエンスを育む―ポリヴェーガル理論による発達性トラウマの治癒
3,850円 Amazon |
神経セラピストである浅井先生の、神経ワーク集。
ヨガの先生でもある津田先生のポリヴェーガル理論解説
【上級編】専門技能の支援者さん向け
副交感神経には2種類あった!哺乳類としての社会神経(つながりの神経)の存在を示した衝撃の理論がポリヴェーガル理論でした。現在まだ医学会はこの理論を採用するかどうかで揺れているというほどの学説です。
人間にとってのトラウマとは本人にとって苦しい場合もありますが(フラッシュバックが起こるなどの単回性トラウマの場合)
意識にのぼらないかすり傷の集合体のような発達性トラウマもあります。
その人の命を守るための
その方をそれ以上傷つけないようにするための
芸術系なサバイバル手段です。
HSPさんはその高度な環境感受性により
まわりの人が「平気で」通り過ぎるようなことでも
深刻なトラウマ神経状態を引き起こしている、というようなことは
よくあることです。
ひどい身体的虐待を受けたのではない
親も一生懸命愛情をかけてくれていた
けれどもその方向性が本人にとって理解不能なものであったり。
他の人が気にならないが
本人にとっては不安にい続ける原因になるような親の言動も
原因となりえます。
そのサバイバル手段が
単回性のショックトラウマの方向なのか
不安的な愛着による解離を伴う防衛適応方向なのか
その両方なのか
支援者はしなやかに見極めて支援の手段や方向を決めていく必要があります。
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ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」
2,750円 Amazon |
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扁桃体の働きが強く、すぐに不安要素を察知してしまうHSPさん。
けれども本来は
それだけならば「いきづらさ」は生まれません。
HSPでありながら、実際なんの不都合も感じていない人は
たくさんいます。
HSPさんの過度な不安に対処していくには
神経系の専門知識があるととてもいいです。
まあ、だいじょうぶでしょ〜〜〜という
楽観的な心の境地でいることが
本来の人間の健康的なレジリエンスがある状態、と言えます。
神経がレジリエンス(自己調整能力)を持つ、
「安心を手に入れる」というテーマが
HSPさんが生きづらさを克服する本当のゴールとも言えるでしょう。
外界要因に影響を受けて幸せになるのではなく
自分の内的から安心を生み出すようになれるということ。
平たく言えば
上機嫌で
楽観的に
生きられるようになること。
そして同時に
「ご本人がどんな個性をもっているのか」を
いつも観察していきましょう!
「癒しの過程」と「促進の過程」を両輪で進める方法論が
今のところベストな方法ではないかと
わたしは現場で感じています。
どんなに困難な幼少期であっても(と感じていても)
神経には可塑性があります。
いつからでも
何歳からでも
ラクに生きられる感覚は
手に入れられる!ということです💖
神経のレジリエンス(自己調整力)を手に入れた
HSPさんは
まじ、世界をかえる力がある。
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*メッセンジャー講座ベーシック卒業生で
ポリヴェーガル理論と愛着の仕組み
トラウマについて、支援の基礎について
効率的に学びたいという方のためには
用意されています。
上記の本の土台となる学説をマスターしていただくための
コースです。




