倶楽部クミシュラン主宰 皆川公美子です。
この作品などは、土偶を連想させると思うのですが、いかがでしょう。
とてもプリミティブな印象を受けますね。
高松にあるのはこの何倍も大きい作品。
こちらのエナジーボイドも、高松の作品は見上げるような巨大なものですが、
ニューヨークのものは小ぶりに作ってありました。
イサムノグチは世界中から、石を取り寄せていましたので、
石を運ぶのに都合のいい、船着場の近くに居を構えていました。
ヒロシマの記念オブジェ。
石なのに異様なほど、柔らかいむにゅっとした感じを受けます。
命の蠢き(うごめき)を感じます。
窓から中庭が見えます。
風がサワサワと通る中庭。
レンガの赤茶に囲まれて、
たくさんの木が植えてあり、
(洋風な枝ぶりのなかに、松なんかも、あって、
イサムノグチの郷愁が伺われます。)
いつまでも座っていられる安全な場所でした。
1階にはカフェがあり、このときはお抹茶体験のコーナーもありました。
カフェの一角にはイサムノグチの本。
「石の声を聞く」
やっぱりね、と腑に落ちます。
イサムノグチが意図して作っているというよりは、
その石がその形になりたがっている、という
空気があり、そうではないかなとずっと思っていました。
石の声を聞いて、作品を作る。
仏師の方も、よく「仏の形がもともと埋まっているその木や石から
それがわかるように彫出すだけだ」という言うのを聞きますね。
そこにすでにあるものを感じ取る。
究極の感性だなあと思います。
お待ちかね(笑)、イサムノグチの照明
最後に
とんでもなく幸せな光景・・・と足が止まってしまった窓辺の一枚。
お年を召した方たちが(多分ダブルカップル)
美術館へ来て、作品を味わい、
みどりの窓辺で何事かを幸せそうに語らっている図。
わたしは、手前の作品を撮るように見せかけて、
じつはおじいちゃん、おばあちゃんたちのこの風景を
撮らせていただきました(ごめんなさい
)
イサムノグチの本を読み始めました。
NYでお世話になりました青木理恵さんんにご紹介いただきました。
(青木理恵さんはコーチングをされていて、NYの母とみなさんに慕われる方です。)
イサムノグチの作品を目の前にしたら、
どんな体感があって、
心にはどんな言葉が浮かんでくるでしょう。
インスピレーションを人に与える、ということに
フォーカスして作ったという高松の
イサムノグチ庭園美術館も超超おすすめです。
イサム・ノグチ庭園美術館は、この地が未来の芸術家や研究者、そして広く芸術愛好家のためのインスピレーションの源泉になることを強く望んでいたノグチの遺志を実現したものです。150点あまりの彫刻作品はもとより、自ら選んで移築した展示蔵や住居イサム家、晩年制作した彫刻庭園など、全体がひとつの大きな「地球彫刻」、あるいは環境彫刻となっています。出来うる限り、生前の雰囲気そのままで環境そのものを公開し、専門的な調査・研究のためのアーカイブ(資料研究空間)となっております。ジャンルを超えた宇宙的でコスモポリタンな、開かれたノグチの世界像を心ゆくまで味わっていただきたいと思います。(イサムノグチ庭園美術館HPより)
そう、イサムノグチは自分の作品と対峙したときに
なんらかのインスピレーションを人に与えるということを
強く意識していたのです。
データ的なものにとらわれすぎずに
作品の傍にたったときに
心から浮かんでくることを
拾い上げてみましょう。
そこにあなたの真実がある
かもね!
では次回はMOMAの記事を
















