藝大美術館で 展覧会を見たあと、

建築家・谷口吉生さんの設計による
東京国立博物館の法隆寺宝物館に行きました。
同じ敷地内「平成館」でやっている
➡鳥獣戯画展は180分待ちにひるみ、ご縁がなかったとさようなら
谷口吉生さんの建築が好きです。
そこには静寂と祈りがあり、
何者にも侵されない凛としたたたずまいがある。
➡金沢行く前に。谷口親子の建築。
➡金沢で、谷口親子の建築展に行った。
➡金沢で、3時間以上いたかった、鈴木大拙館

言葉が無力すぎて、
打ちひしがれるような感覚があります。
この美しさを誰に伝えたいの?
どうして伝えたいの?
深く自分のなかに入りながら考えています。
ただ単に、美しいものがここにあるよ、
見ると楽しいよ、
というのもそれはそれでよくて、
それはそれで尊いことです。
けれども、私は美しいものに触れることによって、
そのパワー・・・力・・・
力強い生命力だったり、
すがすがしいメンタリティだったり、
暗く落ち込むような重たい引力だったり、
そういうものを、
感性とか感受性とか、そういうものによって
自分の身体のなかに取り入れる。
そのことが、人の未来を開くと思っているのです。
ひとが、どうやって生きていくか、
どうやって自分のなかに到達するか、
それはいろいろな方法があるでしょう。
深く自分の中に到達するというのは、
言い換えたらね、
自分がどういう人生を選ぶのか、ってこと。
どういう人生を「生きたい」のかってこと。
それには何の制約もない。
自由です。
自分の外からの要請にしたがって
「こうするべき」
「こうしたらうまくいく」
「こうすることが正しい」
そういうふうに生き方を選択する時代は終わりました。
魂が喜ぶ生き方を選択したい。
自然に湧き上がる「何か」
突き動かされるような「何か」
それは強い衝動でなくても、
平和で静かな時間のなかで、
何が本当に自分のシアワセなのか、
そこを知ることがダイジだと思います。
ひとりひとりが魂を輝かせるということ。
それが本当の美しさ。





