映画「利休にたずねよ」、号泣。 | 頭で悩むより、神経系から整える。人と心がもっと愛おしくなる話

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人が前に進めないとき、身体と神経系では何が起きているのか?東京藝大卒・元ソニーミュージックディレクターの皆川公美子が、独自の「BMS(心身相関)」視点で人の心と感性の世界をマニアックに紐解く探求ブログです。




今日、映画「利休にたずねよ」を見に行ってきました。

この映画は同名の直木賞受賞の小説を原作にしています。

千利休は「お・も・て・な・し」という概念を創作した

稀代の天才ですが、

その鋭い眼力とカリスマ性で当時の世の中の人も虜にして

どんどん影響力が強くなっていきます。

同じころに、怒涛の勢いで天下人までのぼりつめた秀吉は

はじめ、利休をたよっていましたが、

民衆の敬意が利休に集まるのを見ると、

だんだん嫉妬の目に変わっていくのです。


利休には肌身離さず身に着けていた緑の香合がありました。

それは若い頃の悲恋の形見の品なのですが、

それを見た秀吉がそれをよこせと言いだします。

「わたくしがぬかずくのは、
美、のみでございます」


利休は切腹となりました。




美への執念、それを人生のすべての目的とするすごみ・・・

ここまでいくと、もうこの世には怖いものはないですね。

それにしても海老ちゃん、やっぱすごい役者だわ~。

日本の宝。

娘を殺されたシーン、悲恋のシーン、美への執念と生きざま、

どこを見てももう涙なしにはみられませんでした。


それでね、私が感銘を受けたもうひと方。

利休の奥さんは誰が演じたと思われますか?

私の憧れ、中谷美紀さんです 。

利休が切腹したシーンのあと、

畳が血の海になっている部屋へ入って行って、

秀吉の使者に

「お務めごくろうさまでございます」と

深々と礼をするシーンがあるのですが、

すごい!
もうすごすぎる!


鬼気迫る演技とはまさにこのことよ!

スクリーンから伝わってくる妖気は

もう並みじゃござんせん。




そのあと、中谷美紀さんと緑の香合のシーンがあるのですが、

そこもすごかった~~。

あまり言い過ぎるとこれから見る方に悪いので

このへんにします。

私もう一回見る。