昨年の山梨の温泉話の途中ですが、追悼のお話を。
ここのところ内外音楽アーティストの訃報が続いてましたが、20世紀最高のソングライター、バート・バカラックも亡くなってしまいました。
94歳、老衰で亡くなったとのことでそのこと自体は仕方ないと思いつつ、大好きだったので寂しさはひとしおです。
今年に入ってからもう少し若くして亡くなった音楽アーティストのこともたくさん報道され、中には直接お会いした人もいたのですが、そんないくつかの悲しい報道の中でぼくが勝手に一番影響を受けていたアーティストがバカラック氏でした。
あまりにたくさんの心を打つ名曲の中、ぼくが一番好きな曲がこちら。
マーク・リンゼイというアーティストに提供した曲ですが、セルフカバーしたこちらのトラックがたまらなく好き。
他に「I Say a Little Prayer」などを歌ったディオンヌ・ワーウィックが自分の持ち歌以外にもバカラックナンバーを本人と一緒にパフォーマンスしたこちらのライブ、素晴らしいです。
バカラック本人を含めミュージシャン全員が譜面を見ながら演奏している中、なかなかに難しいバカラックナンバー全曲を譜面なしで歌うディオンヌ、歌手としては当たり前なのかもしれませんが、歌詞とメロディと複雑な構成をよく覚えらるなぁと感心しきり。
氏の残した数々の楽曲、本当に信じられないぐらい素晴らしい。
あえて曲名を並べませんが、バカラックの名前は知らなくても昭和生まれの人なら日本人でも彼の曲は最低数曲は聞いたことがあるでしょう。
それだけ印象的な曲を書いてきたのですが、それらはメロディの素晴らしさと合わせて音楽的にも転調や変拍子の挿入など、革新的で高度な内容があり、世界のあらゆるソングライターに影響を与えてきたと思います。
そういう転調や変拍子がいくらあってもあくまでポップで美しいところが最大の特徴。
そんな曲、なかなか書けるもんではありません![]()
ぼく個人の話で恐縮ですが、メンバーのベーシストが亡くなって活動を休止しているぼくのバンド「モーリアマンシーニ楽団」でもバカラックの曲はいくつかカバーしてきました。
カバーするにあたってまず自分で原曲を譜面に起こすのですが、信じられないぐらい本当によくできている。
美しさと革新性のバランスが類を見ない素晴らしさ。
確か10年ほど前に結果的に最後の日本公演をやったのですが、行けなかったのが今思うと後悔しまくりです。
2020年にも来日予定があったのですが、結局来れなかったんですよね。
今日はバカラックナンバーをかけまくって献杯してました。
最後に有名なこちらをどうぞ。
氏の楽曲は今後も末永く色んなアーティストによって演奏し続けられるでしょう。
ご冥福をお祈りします。