夏の温泉ネタの合間に10月の日本酒のお話を1つ。
ぼくが宅飲みで気に入っている日本酒の一つに長野県の信濃鶴がある。
ウチの近所で扱っている酒販店が一つあり、以前に信濃鶴を紹介したときはその店の状況?についても触れた![]()
ちょっと久しぶりに覗いてみたら信濃鶴の新しいのが入っているではないか。
冷蔵庫を開けて手に取ってみたりしてたら店に立っていた男性が声をかけてきた。
この店では過去全くあり得ないことであり、件の店主とは違う人?な気もする(以前は全くこちらを見ないので顔を覚えてない)。
やたら親切に説明してくれるではないか。
塩対応だと思ってたが、鞍替えしたのかどうか![]()
そんな対応はともかく、この蔵の酒は飲みたいので一升瓶で買うことにする。
信濃鶴は元よりアル添の酒をリリースしないのだが、これまで買ってきた純米酒とは違う。
100周年を機に新しくラインナップしたシリーズであり、一番ベーシックなラインが60%精米の純米吟醸なのだそうだ。
それが「信濃鶴 田皐」。
「田皐」は「でんこう」と読むそうだが、詳細な意味は分からない(^-^;
信濃鶴 田皐 純米吟醸 無濾過 生原酒
このシリーズは火入れもあるが、今回買い求めたのは無濾過の生原酒。
ぼくが買った値段は、2330円+税(一升瓶)だったので、以前の純米の信濃鶴と価格は変わらない。
長野県は駒ケ根市の大正9年に創業の蔵、「酒造株式会社 長生社」の主力商品になるのであろう。
なおこの会社、蔵のホームページは無いようだ。
こちらの蔵では全て地元産の美山錦を使用しているとのこと。
仕込み水は中央アルプスからの伏流水。
アルコール度数は16度。
精米歩合は先述通り60%。
その他のスペックを調べたら、日本酒度は+6、酸度は1.2とのこと。
色は無色透明。
きれいな酸を感じる香りがあり、強くないがバナナやメロンを想起させる。
おろしたての大根のようなニュアンスもある。
無濾過の生原酒らしく、抜栓当時はまだ微発泡があった![]()
落ち着いてまとまった味わいだが、実に品よく端正な印象。
とても丁寧な造りを感じさせる。
生酒らしい溌剌さもあるが、このまとまりはお見事。
甘酸味のバランスは優等生だ。
ぼくの好みからするとちょっとまとまり過ぎてる感はあるのだが、実際美味しいことは間違いない。
一般的には以前の信濃鶴の純米よりこちらの方が人気が出そうだが、ぼくは以前の少し粗削りながらエッジの立った旨味の純米酒の方がどちらかと言えば好きかもしれない。
でもこちらも応援したいと思った。
2020年10月 飲
さてこのときのアテはお取り寄せの鰻![]()
詳細は相方に任せていたのでメモが無いのだが、確か九州産ではなかったか。
美味い鰻に美味い日本酒をゆっくり自分らのペースで。
たまの贅沢をさせていただいた。






