久しぶりにワインネタを。
自分の今年(2020年)の誕生日に自宅で開けたヤツ。
このワインは数年以上寝かせていたのだが、この子がウチにやってきた由来をば。
2011年の東日本大震災の後、地元で有名な某ワイン酒販店が「がんばれ日本 6本セット」として内容不問の6本セットを6,000円で販売したことがあった。
その内容はいわゆる福袋的なセットとしても考えられないような驚くべき充実した内容であり、このブログでもこちらで取り上げた。
5本はとっくに飲んでしまったが、一番目玉の1本はずっと寝かせてあったのである。
その以前記事で、当時で2万円ぐらいし、PP(パーカーポイント)も95-98点と調べていた。
まあぼくとしては数年に一度ぐらいしか飲めないレベルのヤツだ![]()
大震災の応援セットの1本、後生大事にとっておいたがコロナ禍の現在、今こそ飲むべきでしょう![]()
ローヌのスーパーネゴシアン、タルデュー・ローランのエルミタージュ1999。
ずっしりと重い瓶。
ちなみにエルミタージュにはクローズ・エルミタージュとエルミタージュがあり、エルミタージュの方が格上![]()
値段も全然違う。
TARDIEU - LAURENT HERMITAGE 1999
ワイン好きの人には常識範疇かもしれないが、ここで超簡単にタルデュー・ローラン界隈の話を。
タルデュー・ローランは、ローヌ出身のミッシェル・タルデューと、ブルゴーニュの奇才と言われてきたドミニク・ローランが1994に設立したネゴシアン。
ネゴシアンとは自分で畑を持たず、農家から買い入れたブドウで醸造して販売するスタイル。
容赦ないブドウの選択が、突き詰めたワインを造るのである。
2008年にドミニク・ローランは共同事業から離れるが、1999年はもちろん二人名義。
ちなみに1999年は翌2000年の当たり年に隠れてあまり目立たないが、南仏の北ローヌとしては4つ星(5つ星中)なので、まずはよい年である。
キャップシールがこれまた分厚い![]()
液の滲みだしなども無かった。
ところがぼくのソムリエナイフにガタが来ていて、せっかくのコルクが中折れ(^-^;
記念に取っておこうと思った長いコルクは分断されたが、記念撮影だけでも。
エルミタージュとタルデュー・ローランの銘があるところを撮影。
さて、どんなグラスにいれれば一番魅力的に飲めるのか。
と言っても今残っている(たくさん割った)リーデルのグラスはボルドータイプと新旧のブルゴーニュタイプのみ。
まずはボルドータイプに注ぐ。
エルミタージュは古木のシラー100%で作られる。
澱も少しあったが、枯れ具合を感じさせる色の退化はほとんど見られない。
元よりエルミタージュは10~20年寝かせた方がよいというのを聞き、今まで取っておいたというのもある。
香りは深くてスパイシー。
ダークな魅力がたっぷり。
シラーというブドウの底力をしっかりと感じられる。
熟成香もあるが、まずは胡椒、そしてなめし革的なニュアンスも。
とても奥深い何かの果実味(スミマセン、素人なので)。
もちろんフルボディ。
口当たりは実に滑らかだが、いきなり横に広がる。
実にシルキーで、タンニンはまだまだしっかりあり、さらに熟成させても面白そうだがこれ1本しかない。
何とも大人な味わいで、唸りっぱなしだった![]()
せっかくなので、ブルゴーニュの新タイプの方にも注ぐ。
こちらの方が香りも味わいも鋭角的に来る。
どちらが良いかは好み次第。
ゆっくり飲むならボルドータイプのグラス、クイっと飲むならニューブルゴーニュタイプかな。
風味が分かりやすいのは後者。
まさに至福の1本だった~![]()
しばらく家飲みワインはおとなしいのばかり続くであろう。
恒例のオマケ、酒のアテシリーズ。
本来このワインにはジビエ系などが間違いなく合いそうだが、そうはうまくいかない(^-^;
この日はワインの種類とは関係なく、お惣菜で揚げ物を買ってきていた。
広くチェーン店展開しているRF1のもの。
まずはズワイガニのクリームコロッケ。
付属のトマトソースで食べると美味しい。
これ、亡き母が好物で、入院中に差し入れている内にぼくもハマってしまった![]()
もう一つは同じくRF1の春巻き。
これは初めてだったが、さすがになかなか美味しい。
もちろんこれだけではなく他にサラダなどもあったが写真は撮り忘れ。
エルミタージュに春巻きでもいいではないか![]()











