2019年4月の蓼科あたりの湯シリーズ。
八ヶ岳縄文天然温泉「尖石の湯」に入るため、「たてしなエグゼクティブハウス」にて受付を済ます。
ちなみに立寄り入浴が可能な時間は10時~17時(冬季は16時まで)。
明るい内ということであろう。
目指す露天風呂は建物から離れたところにある。
茅葺きの建物↑は湯小屋ではない。
ただし縄文というキーワードを十分想起させるような雰囲気だ。
途中に縄文土器が置いてあった![]()
…と思ったら、源泉のボーリングで使用するピットだった。
この辺のセンスにニンマリ![]()
浴場が見えて来た。
八ヶ岳縄文天然温泉 尖石の湯 <温泉編>
茅葺きの塀?に囲まれている。
色あせた布が暖簾である。
手前のいくぶん朱色?っぽいのが女湯の入口。
奥にあるこちら藍っぽい暖簾が男湯の入口。
共にあえて色合いと落としているのであろう。
進むと脱衣所となる東屋がある。
不揃いの木を使用するなどかなり凝った趣向だ。
一部普通の椅子があるが目をつぶろう。
脱衣棚はなく籠のみ。
風呂部分に屋根はないため、雨除けにかぶる傘も並べられている。
では露天風呂を。
これ↑は脱衣所側からではなく、外側からの写真。
弓型というか、への字型というか、経営側から言うと「勾玉野天風呂」ということらしい。
そう言われれば勾玉(まがたま)の形に見えるか。
これら浴場のプロデュースが前回の最後に載せた新聞記事にあるように、黒川温泉を生まれ変わらせた後藤氏(故人)。
神奈川にある志楽の湯も縄文天然温泉と名乗っており、後藤氏のプロデュースだ。
脱衣所に置いてある藁草履。
これを履くことを薦めるぐらい、浴槽は源泉の成分でヌルヌル![]()
ここまでなのは、会津の小栗山温泉「民宿 文伍」の露天風呂以来か。
色味も似ている。
黄緑白色に約20~30cmほど濁った湯は、源泉名はそのまま「八ヶ岳縄文天然温泉 尖石の湯」。
源泉温度53.5度、pH7.4のナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉。
成分総計は2.921g/kg。
掘削・動力揚湯で78.4リットル/分の湧出量。
こちらを完全かけ流しにて使用している。
カランやシャワーはなく、石鹸も使えない。
その代わり、源泉と水が桶にかけ流されていた。
源泉温度が50度越えのため、浴槽では少々高めの湯口から投入されている。
源泉は透明。
淡いタマゴ臭がある。
淡いタマゴ味と淡い塩味があり、痕跡レベルで炭酸系の甘酸味も感じた。
ダシっぽい味わいも少し。
タマゴ風味はかけ湯の方でより感じられる。
ただしシュワシュワ感はない。
元より遊離二酸化炭素は36.4mgぐらい。
しっかりとしたスベスベ感がある。
炭酸水素イオンは490.1mgとまあまあな量だが、こちらはそれよりも硫酸イオンが1014mgと多め。
サイトでもそちらをかなり強調している。
いずれもなかなか個性的な湯であることは間違いない。
それにしてもヌルヌルで滑った(^-^;
湯から脱衣所の方を見ると↑かなり凝った造作が見て取れる。
一応女湯も相方が撮ってくれた写真から。
脱衣所↑。
風呂↑。
つまりほとんど変わらない構造、大きさだった。
脱衣所にある藁草履の鼻緒の色が違うぐらい。
さて、風呂から出て館内へ戻り寛ぎ、色々観察したのは前回の話。
帰り際に巨大な樽があるのに気付いた。
これは何だろう、もしかして浴槽として使っていたのか。
そしてこんな看板↓も。
鹿さんとは誰をさすのか…ぼくが鹿でもいいですか?![]()
こんなタンクとシンクを発見。
このあたりが源泉湧出地のなるのか。
シンクの蛇口からは源泉が出た![]()
備え付けのコップでいただく。
うむ、浴場で味見したときよりも、よりくっきりした風味が楽しめた![]()
色んな意味で一般の温泉施設とは一風変わったこちら。
ぼくはかなり気に入ったのであった。
次はこの後向かった昼食ネタ。
八ヶ岳縄文天然温泉 尖石の湯
長野県茅野市豊平10246-1
044-541-2455(首都圏事務局)
立寄り入浴料 1030円(当時) ※2019年11月現在は1050円
金・土・日のみ営業(当時) ※2019年11月現在は月・木・金・土・日に営業
10-17時(冬季は16時まで)
<源泉名:八ヶ岳縄文天然温泉 尖石の湯>
ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩温泉 (低張性・中性・高温泉)
53.5℃
pH7.4
成分総計 2.921g/kg
源泉で無色透明
浴槽で黄緑白色20~30cm濁り
淡タマゴ臭あり
淡タマゴ味、淡塩味、淡ダシ味、僅かに炭酸系の甘酸味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2019年4月入湯
※数値はH29の分析表より

























