先日の台風で心配した丸子温泉郷はとりあえずは無事と伺いホッとしているが、こちらでは2019年4月の長野の湯旅シリーズ、2日目。
岳の湯温泉「雲渓荘」にフライング立寄りをした後、また丸子温泉郷に戻ってくる。
相変わらず効率の悪い湯めぐりだが(^-^;、相方もいるので先を焦る行程ではない。
目指すは鹿教湯温泉。
2018年12月に行った町・高梨共同浴場に行った記憶も新しい。
湯端通りを進む。
鹿教湯温泉ができたときはこの湯端通りに並ぶ宿がその全てだったとのこと。
目的地の旅館はこの先。
突き当たると公衆浴場の文殊の湯などへ誘う標識があるが、湯にこだわり派は文殊の湯へは行ってはいけない![]()
湯使いが今一つの宿が多い鹿教湯温泉の中で特に源泉の使用方法にこだわっているのが目的宿「ふぢや旅館」。
この写真↑の左端が入口で、上の方に横に並んだ旅館の看板が見えるが、真ん中にある建物は「ふぢや旅館」なのだろうか。
複雑な構造をしていて未確認。
立寄りでも専用駐車場にとめられるが場所が非常に分かりにくいので宿の方に聞こう。
鹿教湯温泉 ふぢや旅館
11時半頃に到着。
10時~16時の間だが、こちらは広く立寄り入浴も受け付けている。
立寄り入浴料は500円の認識で来たが。。。
ありゃ、800円だ。
2019年4/1から800円に値上がりしたらしい…おお、3日前(^-^;
それにしてもいきなり300円アップとは。。。
まあ仕方ない、どこの宿でもよいというわけではないし。
重厚なソファのあるロビーを横目に廊下を進む。
入口の間口は小さいが、奥に広い宿なのである。
浴場は階下。
浴場前は広いスペースがある。
この絵を挟んで右側は露天風呂だが宿泊者専用。
立寄りだと左側の大浴場に入浴可能となる。
ちなみに宿泊の部屋にユニットバスがある場合は源泉が出るそうだ。
こちらの2つの内湯、共同大浴場と女湯。
共同大浴場とは男湯ではなく混浴だ。
少なくなってきているメイン浴場が混浴タイプである。
男性はこの共同大浴場に入ることになる。
混浴だが脱衣所も男女同じという、女性にはかなりハードルの高い仕様。
終始独り占め状態で入浴できた(相方は温泉街の散策をしていた)。
では浴場内へ。
淡いが芒硝系や石膏系の混じったような温泉臭が漂っていた。
広い窓が印象的な明るい浴場には数人以上がゆったり入れるメイン浴槽と、1~2人用の小浴槽が並べてある。
浴槽底の小タイルと床の石材の対比も美しい。
洗い場にはシャワー付きカランが並ぶ。
カランには飲泉を促すようにコップが備えられているのが珍しい。
もちろん源泉が出る![]()
それではその源泉について。
メイン浴槽で体感41~2度と素晴らしい塩梅。
無色透明な湯は源泉名「鹿教湯温泉混合泉(鹿教湯温泉2,3,4.6号泉と大塩5号泉の混合泉)」。
これはおそらく町・高梨共同浴場と同じ源泉であろう(共同の方は分析表が古く大塩5号の名は見えなかったが)。
そして大塩5号は大塩温泉共同浴場の使用源泉だ。
源泉温度45.9度、pH8.1の単純温泉。
成分総計は0.5918g/kg。
炭酸水素イオンが43.1mgに比べ硫酸イオンが271.2mgある硫酸塩泉系の単純温泉だ。
完全かけ流しにて使用している。
オーバーフローは基本的に床に設けられた穴から出る構造になっており、床はしっかりヒタヒタ状況だ![]()
その穴は数えて4個ほど見つけた。
存在感抜群な湯口。
巻きつくようにある白い析出物が素晴らしい![]()
牛かなと思ったのだが、鹿が教えた鹿教湯温泉だけに鹿なのではないか(未確認)。
湯口からはほぼ無臭に近いが、ごく僅かに芒硝系と石膏系の香りを感じた。
僅かな塩味と、同じく僅かなほろ苦味を感じるがかなりあっさりとした印象。
スベスベ感をわりと感じた。
小さな茶色の湯の花が結構舞っている。
もう一つの小さな浴槽へ。
専用の湯口があるがメイン浴槽とオーバーフローは行き来する。
投じられる源泉はもちろん同じであり、浴槽が小さいだけ温度が高くなる。
源泉の印象は動物湯口と同じ。
浴槽内温度は体感で44~5度ぐらい。
より新鮮さは味わえる。
鹿教湯温泉の魅力をゆったりたっぷり味わえる秀逸な浴場。
料金値上がりはちょっと痛いが、価値ある1湯であった。
鹿教湯温泉 ふぢや旅館
長野県上田市西内1373-3
0268-44-2204
10時~16時
立寄り入浴料 800円
<源泉名:鹿教湯温泉混合泉(鹿教湯温泉2,3,4.6号泉と大塩5号泉の混合泉)>
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
45.9℃
pH8.1
成分総計 0.5918g/kg
無色透明
ほぼ無臭 微芒硝や微石膏系の香りあり
微塩味と微ほろ苦味あり
スベスベ感あり
小さな茶色い湯の花あり
完全かけ流し
2019年4月入湯
※数値はH19の分析表より

























