日本酒に続きワインネタ、しかも国産のを1つ。
2019年4月に鹿教湯温泉へ立ち寄った際、イイ感じの酒屋にて購入した1本から。
明治11年というから開園100年以上、林農園の老舗ワイナリー、五一わいん。
創業者の林五一さんの名前からとられている。
そこの自社農園で栽培されたブドウを100%使用したエステートシリーズ。
メルロが売り切れていたため、シラーを購入。
税込み2700円。
通常は販売価格1000円以下のワインか、高級ワインならオークションで安く手に入れるのが常としては、なかなか高価なワインである![]()
五一わいん エステートシラー 2016
シラーと言えば主に南仏のイメージ。
ぼくが主に飲むスペインワインでも多く使われている。
オーストラリアでもシラーズとして有名で、いずれもスパイシーで凝縮した味わいのイメージがあるブドウだ。
長野で育てたシラーのワインは果たしたどんな味なのか。
アルコール12%と言うのはシラーとしては低めな感じ。
フレンチオーク樽で樽熟をさせている。
ビンテージは2016。
2019年7月現在流通しているのが2017。
コルクの長さは中程度。
もちろん上まで回ってるなんてこともない。
色はさほど濃くなく、やや透明度がある。
いわゆるシラーのワインにしては少し明るい感じだが薄いという塩梅でもない。
香りはイチゴジャムのようで、軽やかさも感じるがしっかりとした甘味系は予想させる。
香りからはスパイシーさはそれほど感じられなかった…あくまでぼくの感覚だが。
口に含んで感じたのは、シラーだがブルゴーニュ、ピノノワールのような輪郭。
ボトルにはフルボディとなっているが、縦の重さよりも横の広がりが素晴らしいってのがその感想の理由。
味わいがピノノワールというのではなく、あのブルゴーニュの大人っぽい世界観をシラーで出しているように思えたのだ。
シラーらしいスパイシーさはまずトップに感じ、淡く全体を覆う感じ。
深みはあまりないかもしれないが、シラーの常識をひっくり返して美味しく楽しく飲めたことは事実![]()
何も無理に濃くて重いワインを作る必要はない。
今まで日本のワインは白の充実度が増してきたという実感だったが、このクラスでもほかの国のワインには無いような個性的な赤が飲めるようになってきているとは頼もしい。
和食に合わせることを考えると、とってもイメージが広がるところも楽しいではないか![]()
日本のワイン、どんどん面白くなってきてる![]()






